『宇宙戦艦ヤマト2202』『トランスフォーマー』『リュウソウジャー』『人生ゲーム』など玩具メーカーが全力のプレゼンを披露!「おもちゃ大賞2019」第3次審査会レポート

更新日:2019年5月29日 15:35
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2019年5月23日(木)、東京おもちゃショー主催の日本玩具協会による「日本おもちゃ大賞」の第3次審査会が行われました。のべ47社334商品が集まった選考フローにおいて、最終審査となる今回の第3次審査会。業界関係各社より委員を招き、各募集部門の大賞を決定するべく、メーカーからのプレゼンテーションが披露されました。

 

 

審査会は日本玩具協会会長・富山幹太郎さんの挨拶によって開幕。会場に集まった審査委員に向けて評価方法の説明も行われ、いよいよ各社のプレゼンテーションが始まります。本稿ではそのプレゼンテーションの模様や、審査対象となっている商品のフォトレポートをお届け。なお、5月23日時点では情報が解禁されていない商品もあり、それらの情報については除外しています。

 

 

ボーイズ・トイ部門

●騎士竜シリーズ01&02&03 竜装合体 DXキシリュウオースリーナイツセット

男子に向けた新しい技術や機能・提案などが注目されるボーイズ・トイ部門からは、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の合体ロボ「竜装合体 DXキシリュウオースリーナイツセット」がトップバッターに登場。リュウソウピンクに変身するアスナに扮したお姉さんと、キシリュウオーの核となる騎士竜・ティラミーゴが登壇し、戦隊シリーズの合体ロボ商品としては初となる「ブロック合体」システムによって、幅広い組み換え遊びを実現している点をアピールしました。

 

●サッカー盤ロックオンストライカーDX オーバーヘッドスペシャル サッカー日本代表ver.

続くエポック社からの「サッカー盤ロックオンストライカーDX オーバーヘッドスペシャル サッカー日本代表ver.」では、すっかりおなじみとなったサッカー盤にボールのキープ力をアップさせるレーンや、シュートの決定力を向上させるロックオンポイントなどを設け、よりリアル&エキサイティングなゲームを展開できるようになったと説明。さらに、ピンポイントクロスをあげられるようになったことで、華麗なオーバーヘッドシュートが可能になったことを力説していました。

 

●バーチャルマスターズ虫スピリッツ(ブルー/レッド)

タカラトミーアーツの「バーチャルマスターズ虫スピリッツ(ブルー/レッド)」では、現実では捕獲しに行くことが難しい世界各国のカブトムシやクワガタムシを、気軽に捕まえる体験ができることをアピール。商品を実際の虫取り網のように動かすと、そのアクションに反応する体感ゲームを楽しめるとのことです。

 

●ラジオコントロール Wドライブプラス モリタ林野火災用消防車

シー・シー・ピーの「ラジオコントロール Wドライブプラス モリタ林野火災用消防車」は、モデルとなっているモリタの林野火災用消防車があらゆる状況を走破する車両であることを説明し、その再現のために行った試行錯誤の様子をコミカルに紹介。毎年のプレゼンテーションにタイツ姿で登場することを引き合いに出し、「大賞をもらうまでタイツを脱がない」と不退転の覚悟を表明しました。

 

●でっかく遊ぼう!DXトミカタワー

ボーイズ・トイ部門のラストには、タカラトミーの「でっかく遊ぼう!DXトミカタワー」が登場。その名の通り、全高800mmというトミカ史上最高峰のタワー型アイテムであることを強調しました。

 

 

ガールズ・トイ部門

●リカちゃんシリーズ「ジュエルアップ かれんちゃん」

女の子向けおもちゃのガールズ・トイ部門では、華やかな衣装に身を包んだお姉さんたちが登場しました。タカラトミーの「ジュエルアップ かれんちゃん」では、リカちゃんがお友達のかれんちゃんを紹介するという雰囲気で進行。商品のテーマが「デコ遊び」であることに触れ、女の子が大好きなヘアアレンジやアクセサリーを自由に楽しめることを説明しました。

 

●MixWatch(ミックスウォッチ)

メガハウスの「MixWatch(ミックスウォッチ)」は、女の子が腕時計に関心を寄せていると打ち出し、そのなかでも最も重要視するポイントがデザインであることを示したアンケート結果などを織り交ぜつつプレゼン。100万通り以上の組み換えアレンジが手軽に楽しめることや、国産クォーツを使用しており時計としてもクオリティが高いものに仕上がっていることをアピールしました。

 

●スイーツチャームズ チョコフォンデュポップセット

エポック社の「スイーツチャームズ チョコフォンデュポップセット」は、まるでお菓子のようなアクセサリーをチョコフォンデュ感覚で自作できるという特徴を説明。壇上で実演してみせ、審査員の注目を集めていました。

 

●変身☆スターカラーペンダントDX

バンダイの「変身☆スターカラーペンダントDX」は、現在放送中のTVアニメ『スター☆トゥインクルプリキュア』の変身アイテム。スクリーンでプリキュアの変身シーンを紹介した後は、10年を超える「プリキュア」シリーズでも初となる、変身中に歌って踊る演出を考慮して子どもが身につけながらダンスしやすいよう設計している点などを話しました。

 

●パチェリエ ショルダースイート

ビバリーの「パチェリエ ショルダースイート」では、思い通りのショルダーバッグを作れるというコンセプトに合わせ、料理番組を思わせる構成でバッグが完成するまでの過程を紹介。小さい子でも簡単にオリジナルデザインができることをアピールしていました。総じてガールズ・トイ部門では好みによるアレンジやカスタマイズ、自分でアイテムを作れる体験を味わえる商品が多く残る形となっていました。

 

 

エデュケーショナル・トイ部門

●テレビにうつって!リズムでえいご♪ ワンダフルチャンネル

ここからは、豊かな情操の発育・知識&知恵の発達に寄与する楽しさが注目されるエデュケーショナル・トイ部門。セガトイズの「テレビにうつって!リズムでえいご♪ ワンダフルチャンネル」では、モニターに接続してゲームのように楽しみながら英語を学べるポイントがアピールされました。本商品は、英語に堪能なタレントとして知られる関根麻里さんが開発に携わっており、プレゼン中には本人からのビデオメッセージが流れる場面もありました。

 

●学研のニューブロック プログラミング

学研ステイフルの「学研のニューブロック プログラミング」は、ブロックで組み立てたものを動かすプログラミングを、パソコンを介さず入力&学習できることを説明。色によって異なる命令を入力できる「クルー」を専用の装置に乗せ、試行錯誤することで想像力や課題を解決するための探究心を養うことができるとアピールしました。

 

●ポケモンパッド ピカッとアカデミー

タカラトミーの「ポケモンパッド ピカッとアカデミー」は、ポケモンたちとのミニゲームを通じてプログラミングや作曲を学べます。パッドにはマイクも搭載されており、英語の発音レッスン&採点や、ポケモンアニメのワンシーンにアフレコをするといったことも可能。日本でも2020年から導入されるSTEM教育を意識した、買い物帰りの奥様同士による寸劇調でプレゼンされました。

 

●アリロ(alilo)

かわいらしいデザインが目を引くアーテックの知育ロボット「アリロ(alilo)」は、命令が書き込まれたパネルの上を走らせたり、本体のボタンで動きを入力することによって、プログラミング概念の学習が可能。そのほか、スマートフォンアプリと連動した様々な方法でアリロをコントロールして遊ぶことができると話しました。エデュケーショナル・トイ部門ではやはり、STEM教育を見据えたアイテムが多く登場しています。

 

 

共遊玩具部門

●ねぇアンパンマン!はじめてのおしゃべりDX

視覚や聴覚に障害がある子ども・そうでない子どももともに遊べるかどうかが審査される「共遊玩具部門」では、アンパンマンのおもちゃが多く登場。アガツマの「ねぇアンパンマン!はじめてのおしゃべりDX」は、音声認識で分かりやすく反応してくれるポイントや、アンパンマンの手や足、顔などに設けられたタッチセンサーによるコミュニケーション遊びが主に紹介されました。

 

●いらっしゃいませ!アンパンマンコンビニ

セガトイズの「いらっしゃいませ!アンパンマンコンビニ」は、アンパンマンに登場するキャラクターたちがデザインされたパッケージの食品など、すべての部品が異なった形をしているとのこと。子ども心をくすぐるコンビニの陳列棚を再現する一方、その形状やハンドスキャナーによる音声遊びにも注意を払っている点を説明しました。

 

 

コミュニケーション・トイ部門

●動く絵本プロジェクター ドリームスイッチ

世代・性別を問わず遊べる点が主な評価対象となるコミュニケーション・トイ部門は、セガトイズの「動く絵本プロジェクター ドリームスイッチ」からスタート。子どもの寝かしつけに苦労している親が多いというアンケート結果を紹介し、就寝前のひとときを楽しいものにするための工夫を凝らしていると説明しました。名作絵本30作を壁や天井に投影し、ゆったりとした音声や動きで眠気を誘うほか、英語の学習など62種類にもおよぶコンテンツが収録されているとアピール。

 

●ボルダリングレース

続いては、東京オリンピックの種目にも採用され、注目度が高まっているボルダリングを卓上で楽しめるエポック社の「ボルダリングレース」。手元のレバーを操作し、同梱されたタイマーの制限時間内にアクション人形をゴールまで導きます。レバーの操作をミスすると、手が壁から離れてタイムロス。ホールド(突起)の位置はカスタマイズも可能で、初級・中級・上級コースが用意されています。

 

●人生ゲーム 令和版

タカラトミーの「人生ゲーム 令和版」は、従来の人生ゲームとは異なり、お金ではなく「フォロワー数」を一番集めた人が勝ちになるといいます。壇上には、人生ゲームのピンのようなものを被った「人生さん」が登場し、「フォロワー数が全てなのです」「必死です」とインパクト絶大なワードを連発。会場に大きな爪痕を残していきました。

 

 

ハイターゲット・トイ部門

●超合金魂 GX-86 宇宙戦艦ヤマト2202

ここからは、大人向けのアイテムが対象となるハイターゲット・トイ部門のプレゼンがスタート。BANDAI SPIRITSの「超合金魂 GX-86 宇宙戦艦ヤマト2202」は、劇伴や人気声優によるセリフ、電動する砲塔など5つの要素によって、ファン垂涎の宇宙戦艦ヤマトを再現していることをアピールしました。

 

●昭和スマアトテレビジョン

タカラトミーアーツの「昭和スマアトテレビジョン」は、スマートフォンと連動して懐かしのお茶の間テレビを再現。ダイヤルを回してのチャンネル変更や、画面に走るノイズ、いわゆる砂嵐をトントンと叩いて直す機能に加え、レトロな画質も段階的に再現できる点など、際立つ芸の細かさについて紹介していました。

 

●元号(平成、令和)ジグソーパズル

ビバリーからは、平成・令和の文字をデザインしたジグソーパズルが登場。

 

●だんごむし

バンダイからは、ガシャポンに登場し話題となった「だんごむし」がエントリー。だんごむしの構造・造形を徹底再現したことや、丸まった状態のだんごむしがカプセルレスで筐体から排出される驚きと満足感などが強調されました。

 

●MP-44 コンボイ ver.3.0

ハイターゲット・トイ部門のラストは、タカラトミーの「MP-44 コンボイ ver.3.0」。不動の人気シリーズとして確立している「トランスフォーマー」のなかでも、クオリティを追求した大人向けブランド「マスターピース」からコンボイが3度の登場となります。アニメ『戦え!超ロボット生命体トランフフォーマー』劇中のスタイルを徹底再現しているほか、コンボイ役を担当した声優・玄田哲章さんによるセリフを多数搭載。プレゼン中にはオプティマス・プライムが応援に駆けつけたほか、トランスフォーマートイ第一弾となる懐かしのコンボイも展示されていました。

 

 

イノベイティブ・トイ部門

●夢ペット ねこ産んじゃった!/いぬ産んじゃった!/うさぎ産んじゃった!

最後は、新たなユーザーを取り込む技術や機能・提案が評価の主軸となるイノベイティブ・トイ部門。セガトイズからは、生命の誕生を体感できるおもちゃ「夢ペット」から3種のアイテムが登場しました。ぬいぐるみをなで続けると、かわいい鳴き声がゴロゴロと産気づいたものへと変化。お腹の赤ちゃんを取り出すことで、出産の過程を学ぶことができるとアピールしました。

 

●ディズニー&ディズニー/ピクサーキャラクターズ パソコンとタブレットの2WAYで遊べる!ワンダフルドリームタッチパソコン

バンダイは「パソコンとタブレットの2WAYで遊べる!ワンダフルドリームタッチパソコン」をプレゼン。子どもの好奇心を刺激するラップトップパソコンとタブレット端末の2WAY仕様は玩具業界初で、特許出願中であることを紹介しました。

 

●スイスイおえかき 答えがでてくるポスター世界地図&国旗

パイロットインキからは、東京オリンピックに向けて世界各国の位置と国旗を学べるポスター世界地図が登場。本アイテム最大の特徴は、筆記具メーカーであるパイロットだからこそ実現できた特殊なインキで塗りつぶすことにより、答え合わせができる点にあると力説。50種類以上にもおよぶ試行錯誤によって確立した技術が用いられていることをアピールしました。

 

●ファーリアル ロアーリング・タイラー

アメリカ大手玩具メーカーの日本法人であるハズブロジャパンは、「ファーリアル ロアーリング・タイラー」をプレゼン。非常に愛らしい子トラである、タイラーの魅力を動画で紹介しました。タイラーはその姿に加え、多彩な表情や動きによってユーザーの五感を刺激するとアピール。子どもはもちろん、大人も虜にすると紹介しました。

 

最終段階に残った各部門5つの商品によるプレゼンがすべて終了し、第3次審査会は終了。審査委員による評価を集計し、結果は後日発表となります。いったいどの商品が大賞に輝くのか、今後の動向に注目です。

 

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2019年5月26日(日)

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