【集中連載 第2回】「超速銃撃ロボットホビー ガガンガン」をモデラー的に楽しむ!!<動画付き>
タカラトミーより今年6月に発売され、Twitterなどで大きな話題となった「超速銃撃ロボット ガガンガン」。ロボットを、自分の思うがままに操れるというコンセプトと、アニメファンの心を捉えるその軽快な動きに心惹かれているというホビーファンの方も多いのではないでしょうか?
今回、電撃ホビーウェブでは、そんな本アイテムの魅力、そして遊び方を、本アイテムにいち早く注目していたプロモデラー・柳生圭太(ランペイジ)氏と共に、短期連載形式でお届けしていきます! 第2回目となる今回のテーマは「モデラー的にガガンガンを楽しむ」です。
※これまでのバックナンバーも併せてご覧ください。
【集中連載】「超速銃撃ロボットホビー ガガンガン」担当者に直撃取材! <動画付き>
■柳生圭太…
原型師・プロモデラー。
ランペイジ(http://www.rampage-g.com/)の代表として数々のアイテムを世に送り出す。
■自分だけの「ガガンガン」が欲しいじゃない!
編集部: 前回、タカラトミーの松原さんに負けた後、特訓をしてリベンジするという話でしたが、せっかくモデラーである柳生さんがロボットで遊ぶんですから、ちょっと自分専用の機体なんて作ってみてはどうかな? って思うんですよ。
柳生: いいですね。実際、知り合いと集まって遊ぶときとか、お互いの機体が同じだと対戦するときに少し困りますよね。なので、そういう個性って大事だと思うんです。
編集部: ……自分が操縦しているのがどっちだったか、わからなくなると困りますもんね。
柳生: そうそう。……ネットだと結構ガッツリ改造している方もいらっしゃいますけど、今回は手頃な方法として、成形色をベースにウェザリングを施して個性を出していく方法をお伝えできればいいかな、と思っています。
編集部: まずはそこからスタートして、オリジナル塗装や、形状変更などの本格的な改造へつなげて行って欲しいですね。
柳生: そういうことです。 それでは早速始めましょうか。
編集部: ……そして、完成のがこちらになります。
編集部: こうして見ると、ググッと大人な雰囲気になって、グッとカッコよくなりましたよ。今回主に使用したのはGSIクレオスの「Mr.スーパークリアー」や、タミヤの「ウェザリングマスター」「スミ入れ塗料」、あとは「シルバー」の塗料ぐらいですが、それだけでもこれだけの表現できるんですね。
柳生: 途中、少しエアブラシなんかも使いましたけどね。まぁそこは各々の環境に併せていただくということで。……ヒジや脚のツメなどはかなり濃い目にウェザリングしてみたので、最初からそういう色分けされているように見えるでしょう?
編集部: ええ。何もしていない素の「フレアイーグル」と比較するとディテールがしっかりと強調されて、ウェザリングの効果が歴然としていますね。
柳生: 今回は、凄く使い込まれた感じで、戦い慣れたベテラン機のような雰囲気を目指しました。このベテランパイロットの風格で対戦相手を威圧しますよ(笑)。
編集部: しかし、プロモデラーさんの作業って見る機会は多くないですけど、結構ウェザリングってザックリしてるというか……。
柳生: 基本的にウェザリングって、偶然も込みで、気に入った表情が出るまで根気よく続けるものですからね。あと、ついでなのでこのコントローラーも……。
編集部: あっ。
柳生: どうですか、これでコントローラーを持っている僕もベテランですよ。コントローラーの塗装がすり減って地肌が露出するまで激しい特訓をした感じを表現しています。
編集部: なんか凄く特訓頑張った感じが出ましたよね。
柳生: 次回はこの愛機を持って松原さんにリベンジします!
◆
次回「ガガンガン」連載も最終回。今回製作したガガンガンは松原さんに通用するのか?
お楽しみに!
<関連情報>
超速銃撃ロボットホビー ガガンガン 公式サイト
http://www.takaratomy.co.jp/products/gagangun/
タカラトミー
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