新機構を備えたガスブローバックM4A1、世界初の電動ショットガンAA-12など【東京マルイフェスティバル】アキバで開催!

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2015年9月5日(土)~9月6日(日)にかけて、秋葉原のベルサール秋葉原にて「東京マルイフェスティバル inベルサール秋葉原2nd」が開催されています。入場は無料です。

 

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会場は、時期新製品を掲載した豪華カタログが配布され、17メートルの射撃レンジでのシューティング体験コーナーも設置されるなど、充実した内容。「女性・未経験の方 大歓迎!」とのことで、普段エアソフトガンに触れていない方も楽しめるイベントになっています。

 

会場ではまた、注目の新製品が詳しい解説付きで展示されていましたので(世界初の電動ショットガンである「AA-12」に至っては試射も可能)、ご紹介しましょう!

 

●ZET SYSTEM採用「M4A1 MWS」

特設ブースで詳しい解説が行われていたのが、この「M4A1 MWS」です。第54回静岡ホビーショーでも初お目見えとなった同製品ですが、いよいよ発売間近(日付は未定)となってきました。価格は5~6万円になるとのこと。

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このM4A1 MWSですが、力強いリコイル(発射時の反動)が魅力となっています。実際、フルオートで試すと、かなりの振動が伝わってきました。そして、M4A1 MWSには、新機構「ZET SYSTEM」が搭載されています。これは、「Z ENDURANCE TECHNOLOGY」の略で、ボルトキャッチの破損を防止する機構です。

 

従来製品では、弾がなくなった際に、ボルト(発射時に動作するシリンダー状の部品)をオープン位置で停止させるために、ボルトキャッチと呼ばれる機構が機能します。ところが、長く使い続けると、その衝撃ゆえにボルトキャッチがだんだん破損していく傾向にありました。Z SYSTEMは、ここに緩衝パーツを配置し、ボルトのスピードを低下させるとともに、ショックアブゾーバーとして機能させることで、ボルトキャッチの破損を防止する仕組みとなっています。

 

▲これが従来品のボルトキャッチ。銀色の部分が、ボルトを抑えているのが分かります(赤丸で囲った部分)。

▲これが従来品のボルトキャッチ。銀色の部分が、ボルトを抑えているのが分かります(赤丸で囲った部分)。

 

▲対してこちらがZ SYSTEM。銀色のパーツ群が連動し、ボルトのスピード低下とショック低減を行っています。

▲対してこちらがZ SYSTEM。銀色のパーツ群が連動し、ボルトのスピード低下とショック低減を行っています。

 

会場で上映されているビデオでは、さらに詳しい解説が。前後している白い筒状のものがボルトです。

 

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弾がなくなり、Z SYSTEMが機能した状態が下の写真。ボルトへの衝撃を低減してオープン位置でストップさせます。

 

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このZ SYSTEMにより、1万発程度であれば劣化しない性能が実現できたとのことでした。

この「M4A1 MWS」、同銃を再現したエアソフトガンとしては最新の製品となるので、会場でも注目の的となっていました。

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M4A1 MWSに使われている金属パーツ。

 

●世界初の電動ショットガン「AA-12」

次に紹介するのは、3発を同時に発射できるショットガン「AA-12」です。電動のショットガンは世界初。しかも当日は試射も可能ということで、開場早々シューティングレンジには列ができていました。近日発売予定で、価格は未定です。

 

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きれいなおねいさんに持っていただきました。サイズも大きめですね。全長は839ミリです。

 

▲「AA-12」です。電動により3発同時発射が可能で、フルオートのほか、実銃にはないセミオートにも切り替えられます。

▲「AA-12」です。電動により3発同時発射が可能で、フルオートのほか、実銃にはないセミオートにも切り替えられます。

 

▲スケルトンモデルで内部を紹介していました。3発を同時発射させるため、内部には3つのピストンが配置されています。それを動作させるための電気設計(FET SYSTEM)にも、工夫が凝らされているとのことでした。

▲スケルトンモデルでの内部を紹介。3発を同時発射させるため、内部には3つのピストンが配置されています。それを動作させるための電気設計(FET SYSTEM)にも、工夫が凝らされているとのことでした。

 

▲試射のようす。3つのバレルから発射されるBB弾は、それぞれポップアップ(BB弾にバックスピンをかけることで弾道をコントロールするしくみ)の微調整が可能です。

▲試射のようす。3つのバレルから発射されるBB弾は、それぞれポップアップ(BB弾にバックスピンをかけることで弾道をコントロールするしくみ)の微調整が可能です。

 

▲オプションの「ドラムマガジン」です。電動巻き上げ方式を採用。3,000発を収納できます。価格は未定です。

▲オプションの「ドラムマガジン」です。電動巻き上げ方式を採用。3,000発を収納できます。価格は未定です。

 

●GLOCKシリーズの新製品や木製ストックのガスショットガンも展示

会場ではこのほか、ガスブローバックの「GLOCK34」や、木製ストックモデルのショットガン「M870 WOOD STOCK TYPE」などの新製品も展示されていました。

 

▲「GLOCK34」。近日発売予定・価格未定。数あるGLOCKシリーズの中から、34が選ばれ製品化。ロングバレルと、軽量ロングスライドによるブローバックスピードの向上が特徴となります。

▲「GLOCK34」。近日発売予定・価格未定。数あるGLOCKシリーズの中から、34が選ばれ製品化。ロングバレルと、軽量ロングスライドによるブローバックスピードの向上が特徴となります。

 

 

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▲木目ストックの「M870 WOOD STOCK TYPE」。9月中旬に登場予定。価格は未定です。

 

 

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IMG_8878 ▲“イメージ展示品”として出展されていた「HK USP」(写真上)と「HK45 Tactical」(写真下)です。HK45 Tacticalはサイレンサー装着可能な特殊部隊仕様になっています。いずれも発売時期、価格は未定です。

 

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▲2015第55回 全日本模型ホビーショーでの出展予告パネルです。次世代電動ガンと電動ガンハイサイクルの発表を予定しているとのこと。

 

●やわらか~い弾を撃つ「特急ガン」

 

児童向け(対象年齢7才以上)の製品として、電車が銃に変形する「特急ガン」も展示されていました。

特徴は、その柔らかい弾にあります。一見BB弾のように見えますが、その実ふにゃっと柔らかい「ニューソフト弾」(税別200円)しか使用できない(BB弾は装填不可)機構になっており、安全性を向上しています。

※念のため、プレイ中は目を守るゴーグルの装着が推奨されています。

 

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▲「特急ガン」を銃に変形させたところ。中央の白い出っ張りがトリガーになっています。

▲「特急ガン」を銃に変形させたところ。中央の白い出っ張りがトリガーになっています。

 

▲「ニューソフト弾」を装填。装填用の穴が小さく、通常のBB弾は入りません。ニューソフト弾なら、少し潰しながら入れられるというわけです。

▲「ニューソフト弾」を装填。装填用の穴が小さく、通常のBB弾は入りません。ニューソフト弾なら、少し潰しながら入れられるというわけです。

 

▲「ニューソフト弾」を潰すとこのとおり。なお、念のためとても苦い味付けがされているとのこと。また、飲み込んだ場合は、消化されずに排出されるように工夫しているとのことです。

▲「ニューソフト弾」を潰すとこのとおり。なお、念のためとても苦い味付けがされているとのこと。また、胃に入った場合は、消化されずに排出されるように工夫しているとのことです。

 

アキバでの土日開催、しかも入場無料のイベント、しかもシューティングレンジで試射も可能と内容盛りだくさんのイベントなので、アキバに足を向けられる方は、立ち寄ってみたらいかがでしょうか。

 

<関連情報>

東京マルイフェスティバル in ベルサール秋葉原 2nd

http://www.tokyo-marui.co.jp/event/festival/201509/

開催日時:9月5日(土)10時~17時、9月6日(日)10時~17時

場所:ベルサール秋葉原 1F

入場料:無料

主催:東京マルイ

 

 

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