キャンディ塗装のシナンジュに、こだわりウェザリングのハロローダーなど、電撃ガンプラアカデミー2020年8月投稿編

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

リニューアルされ、ガンプラビルダーズワールドカップ 2014年・2015・2018年日本大会ファイナリスト、2016日本大会準優勝の佐藤哲夫氏をはじめ、吉本プラモデル部の方が作品を選出するガンプラアカデミー。第8回は2020年8月に投稿作品された作品から、吉本プラモデル部部長 佐藤哲夫氏、吉本プラモデル部副部長 ハイキングウォーキング鈴木Q太郎氏注目の作品をピックアップします。全投稿作品はワンダースクールにて公開中です! 今月選ばれた10作品は以下のとおりです!

 

 

吉本プラモデル部副部長 ハイキングウォーキング 鈴木Q太郎選出作品

 

作品名:1/144 コアブースター(takachihさん)

かっこいいですね! コメント通りマスキングや基本工作、本当丁寧ですね。これ旧キットということは色が違うところは全てマスキングの塗り分けですよね? いや、そうですよ! そうだ、全て塗り分けだ! すげーーーーーーー! ある、達人モデラーがマスキングを制す者はプラモを制すと、かつて言ったとか言わなかったとか……言ってなかったかな。すみません。とにかくこれはだいぶカッコいいコアブースターですね!

 

作品名:グレイズアイン ボックスアート仕立て(リューノさん)

なんじゃこりゃ! やばくないですか! お笑い芸人の永野さんみたいに言ったら「ゴッホより普通に、リューノさんが好き」みたいな事ですね! 絵画だ! 背景とキットが一体化してます。美大卒業しないとできないやつですね。私には商業高校卒なんでできません……。キットを改造してカッコ良くとかじゃなく無改造でこういうアプローチ! 素敵です。プラモは自由だという事を感じさせてもらえる素晴らしい作品ですよね。

 

作品名:シナンジュVer.Ka(なおさん)

綺麗だなー! 私、ガイアノーツさんの偏光塗料大好きなんですよ。みる角度によって色味を変える不思議な塗料ですよね。それがバチッと決まってるじゃないですか! 偏光塗料がバチッと決まってるということはですよ、下地がそうとう綺麗じゃないとダメなんですよね! そうなんですよ! コメントにある通り下地がしっかりなんですよね! 私は聞いた事あります。下地を綺麗に磨く人に悪い人はいないと。

 

作品名:MS-07B-3 グフ・カスタム(you_keitoさん)

まずはお疲れ様でした! いやいや、簡単改修と言ってらっしゃいますがとんでもない、なかなかの改修じゃないでしょうか。私はガンプラをほとんど改造や改修をした事ないので大尊敬します。HGUCなんですもんね! 見た時MGだと思いました。それぐらい改修によって細かい情報量が増えているんですね! 実はまだMGなんじゃないかと疑っております(笑)。

 

作品名:ハロ・ローダー(G太郎さん)

大好きです! バリバリ現場で絶賛稼働中の重機のようでウェザリング完璧ですよね! で、実はこのハロ、最初はウェザリングに目がいくのですが、この写真とポージングが凄いですよね。あと何よりもパチ組みっていうのがとても大事で、プラモの遊び方の自由さを訴えるとても大事な作品なんじゃないかと思います。

 

 

 

 

吉本プラモデル部部長 佐藤哲夫選出作品

 

 

作品名:食玩 Gフレーム シナンジュ(キャンディ塗装)(HRDさん)

Gフレームのシナンジュってことは、たぶん1/200くらいのスケールですよね!? それをキャンディ塗装って!! かなりコントロールは難しかったんじゃないでしょうか!? キレイなキャンディにするためには、ある程度塗装を重ねないといけないけど、このサイズだと厚ぼったくなっちゃうとかなりボテッとした印象になるのを、そうはならない良い塩梅のところでキメてる! デカールも極小サイズのもので適度に配置してる感じ! 塗り分けもパーフェクト!

 

作品名:’BB戦士 鎧騎士ガンダムF90(30637さん)

こりゃいいねっ!! 私はBB戦士もカードダスもあまり通らなかった人間なのですが、それでも一撃で思い入れが伝わりました! うん! この台座はBB戦士を飾るには一番なんじゃないかなぁ!? 公式の製品化を求む! どう? バンダイさん! 塗装も丁寧で清潔感に溢れててお見事っす!

 

作品名:隠れた名機!RGM-79C ジム改 1/144 HGUC(めおぷら夫さん)

これこれっ!! ジムといえばこのブルーグリーン! この色の事をジム弱ブルーグリーンと名付けよう! それにしても丁寧なグラデーションだなぁー! 写真でこれだけグラデーションがハッキリ見えるということは、ブルーグリーンはかなり濃いし、ハイライトはかなり白いと思うんだけど、合わさるとキッチリジム弱ブルーグリーンになってる! この辺りの計算が凄い!

 

作品名:ヘビーゴッグ(ローガンさん)

全体としてはマッシブでカッコいいゴッグなんだけど、どこかコミカルでなんだかヤッターマンのメカ的な愛嬌のあるフォルム! それに合わせた少し大味めのディテール追加! 単純そうに見えて、こういうのいざ自分でやろうとするとバランス難しいんだよなぁー! 色味も思いきりよくで爽快!
うん! 今週のビックリドッキリモビルスーツ!

 

作品名:FG シャア専用ザク(18406さん)

存在感と重厚感の塊! FGのザクって、ドッシリとしたイメージあまりなくて、どちらかというとスタイリッシュなザクっていう印象を持ってたんだけど、塗装でこんなに「重そう」になるんだ!? この方、かなり独創的な塗装センスの持ち主ですねー! ウェザリングも「汚した」っていうより「汚れを描いた」って感じ! まさにオンリーワンなシャアザクです!

 

 


吉本プラモデル部副部長 ハイキングウォーキング鈴木Q太郎総評

私のような者が選ばせていただき本当にすみませんというか、ありがとうございますというか、とにかく皆様の作品全てが素晴らしかったです。審査ではなく、あくまで5作品選ばせていただいてるという事なのですが、楽しんでる感を感じて選ばせていただきました。なので選ばせていただいてない作者様も、もう泣かないで、今あなたを選ぶ人がいるからお前に逢いたいよと。

吉本プラモデル部 部長 佐藤哲夫総評

今回は特に意識せずに選んだんですが、並べてみると「塗装」に拘りを感じる作品に心奪われたようです、私。それも大胆な色変えっていうより、塗装そのものに独自性を持っている作品は沢山の作品の中でもグッと目を惹きます! みんな色々な塗装法を試して自分ならではの黄金パターンを作り出しているんだなぁと思うと私も闘志に火がつきます! あざっす!! そんな塗装に拘る人に共通してみられたのが「基本工作の丁寧さ」ですね! やはり美しい絵を描く前に、ピシッと綺麗なキャンバスを用意するというアーティスト魂がそうさせているのかもしれないっすね! いや今月も眼福眼福!

 

 

今月もたくさんの力作をご投稿くださりありがとうございました。

投稿いただいた作品から、吉本プラモデル部のメンバーが作品を選出します。プラモデルを愛してやまない芸人たちを唸らせる入魂のご投稿をお待ちしております!

 

 


 

電撃ガンプラアカデミーへの応募はワンダースクールにて受け付けています。

 

DGA_banar_1200x630

 

(C)創通・サンライズ

関連情報

 

関連記事

上に戻る