【週刊 電撃スパロボ No.020】コンパチブルカイザーを徹底製作!<第1回>
■次元を超える王者“バトルフォース・ロボ”コンパチブルカイザー
コンパチブルカイザーは、異世界の戦士ロアが乗っていた人型機動兵器のパーツを流用し、キサブロー・アズマ博士が完成させた機体。思念体となったロアから、ロア・アーマーを託されたコウタ・アズマが、ファイター・ロアに変身して合身する。別名「コンパチカイザー」「バトルフォース・ロボ」。全高:56.8メートル、重量:148.1トン。
異世界のオーバーテクノロジーで作られたOG(オーバー・ゲート)エンジンを主機として搭載しており、超次元間孔を開き、希薄関連性近接亜空間に存在するエネルギーを利用することができる。一方で、OGエンジンは動力伝達系の修復が不完全なため、補機として搭載されたプラズマ・リアクターで駆動することも多い。OGエンジンは、サポートメカのGサンダーゲートと合体(Gコンビネーション)し、Gコンパチカイザーになることで、本来の力を発揮できるようになる。
また、比較的損傷が軽微であったコックピット部には、ダイゼンガーなどに用いられた、パイロットの動きを機体に反映させるDML(ダイレクト・モーション・リンク)システムに似た機構が搭載されており、これを流用する形で修復が行われた。ほぼ欠落していた四肢は、柔軟な動作を実現するABMD(人工骨格筋肉駆動)システムに似た機構を搭載して新造されている。
修羅の乱において、浅草の危機を守るべく初出撃。ロアの宿敵であるダークブレインとの決戦を経て、以後、ラ・ギアス事件、封印戦争など大きな戦乱を鋼龍戦隊とともに戦い抜いた。
なお、当初本機は浅草(花やしき)地下のBFベースに隠されていたが、これはバンプレストの本社がかつて浅草に所在していたことに由来する。
本機の初出は、スーパーファミコン用ソフト『ザ・グレイトバトルⅣ』。ファイター・ロアを含む4人のヒーローによる特殊部隊・バトルフォースの切り札で、4機のメカが合体して誕生する巨大ロボット「コンパチカイザー」として活躍した。本機が用いたカイザー・スキャナー、カイザー・トルネード、ショルダーキャノン、カイザー・バースト(ファイナルカイザーバースト)などの武装は、『OG』シリーズのコンパチブルカイザーやGコンパチブルカイザーにも搭載されている。
<関連情報>
『スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター- Record of ATX』連載ページ
『スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記』連載ページ
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コトブキヤ
TEXT by 黒峰澄一、 電撃ホビーウェブ編集部
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