『スター・ウォーズ』の「ps4」より、R2-D2のレアグッズが大集結!
全世界大ヒットSFX超大作『スター・ウォーズ』。待望の最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開まで、あと2カ月を切りました! 電撃ホビーウェブでは大注目の『スター・ウォーズ』の連載をスタート! 懐かしの大ヒット商品やレアグッズなど、往年のファンには見逃せない内容をお届け! おもしろグッズが多数登場するので、作品をよく知らない方もぜひチェックしてください。
文/TAKUYA KUBO
■ライター:TAKUYA KUBO……電撃ホビーマガジンでは海外映画の関連グッズを紹介するコーナー「WORLD CHARACTER TOYS」を担当。『スター・ウォーズ』に造詣が深い。
第1作目である『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が米国で公開されたのは1977年5月25日のこと。日本では1年以上遅い、1978年7月1日に公開されたのだが、そのぶん準備期間があったせいか、国内でトイの独占販売権を獲得したタカラ(現タカラトミー)は、当時の海外映画の商品としては異例の数を用意し、この歴史的大作の公開に備えた。中でもR2-D2を大プッシュ! 同社ならではのユニークなギミックを持つトイを様々なサイズでリリースし、当時の子供たちにとっては高値の花で憧れの品であった。
ここではその懐かしのアイテムを紹介したいと思う。
■スーパーコントロールR2-D2
もっとも大きな「スーパーコントロールR2-D2」は電動で走行。本体とコントローラーにアンテナが付いているが、実はこれはダミー。コントローラーのボタンを押した際の「パチン!」という音に反応し、方向転換をしたり、頭部からディスクを発射するなど、6種類のアクションを楽しむことができる。
■ロボットウォークR2-D2
やはり電動走行が可能な「ロボットウォークR2-D2」は、壁にぶつかると自動で方向を転換する姿が愛らしい。
■ダイカストR2-D2
「ダイカストR2-D2」は、なぜか背中からミサイル・ランチャーが出現! また背中を開いた状態で胸のレンズをのぞき、頭部を回転させると8枚のスライド画(劇中の名場面)を見ることができる。ランナーから切り離したミサイルの切断部を整えるための紙やすりまでついている点が、さりげなく親切だ。
■MM(ミニメタル)シリーズR2-D2
ボディがダイキャスト製の「MM(ミニメタル)シリーズR2-D2」は、腹部からミサイルを発射するという大胆なギミック。後にパッケージを変更し、オリオンというメーカーから再販された。
■ミニモデルキットR2-D2
「ミニモデルキットR2-D2」は、小サイズながら内部メカまで再現。頭部が回転し、中央の脚の収納も可能だ。
■ウッドコレクションR2-D2
おそらく現在でも世界唯一の木製キット「ウッドコレクションR2-D2」。結構複雑なパーツ構成だ。紙やすりと木工用ボンドが付いている。
■ラブペットR2-D2
空気でふくらませるビニール人形「ラブペットR2-D2」。頭部にキーホルダーがついており、カバンなどにぶら下げられるようになっている。店頭ディスプレイとして、頭身大のものも作られた。
■のこのこR2-D2
ゼンマイで二足歩行する「のこのこR2-D2」。肩を左右に傾けながら歩く姿は、劇中のR2の姿にそっくりで、監督のジョージ・ルーカスやプロデューサーのゲイリー・カーツも大絶賛! 大量に購入し、ルーカスフィルムで配ったという逸話が残っている。
■コインケース
ダイキャスト製のコインケース。消しゴム人形と共にガシャポンで販売されたのだが、コストが掛かっているコレは数が少なく、アタリ的な存在だった。
■富士銀行ノベルティグッズ
これはタカラ製品ではなく、富士銀行のノベルティ・グッズ。ソフビ製の貯金箱なのだが、頭部と両脚が可動、中央の脚にはオーバー・ディテールともいえるほどのモールドが彫り込まれており、’70年代のものとは思えない出来栄えだ。
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●タカラのトイと共に、当時『スター・ウォーズ』を盛り上げた
コカコーラとのタイアップ!
瓶ジュースの王冠の裏フタをめくると、劇中の名場面やキャラクターの写真が現れ、その数は50種類にもおよんだ(なぜか、『スター・ウォーズ』のロゴという、通常なら一番不人気になるはずのものが、なかなか出なかった)。
また、王冠の絵柄でTシャツが出るとスター・ウォーズとコカコーラのロゴが入ったTシャツと交換でき、裏フタを5枚集めて送ると抽選でR2-D2型AMラジオがプレゼントされるキャンペーンも行われ、こちらも熱い争奪戦が繰り広げられた(当選者数は販売地域によって違った)。
実際のレアな賞品はこちら!
全高約20センチのR2-D2型AMラジオ。プロポーション、ディテールともにスケール・モデルかと見紛うような出来だ。背部のパネルを開けると電池ボックスの他に、チャンネルとボリュームを調整するダイヤルが現れる。また頭部に内蔵される赤いLEDは、チャンネルの操作で明度が変化する。
なお、ここで紹介したアイテムは、高円寺にあるショップ「STAR CACE」より拝借。この他、さまざまなグッズがあるので、近くに行った際はぜひお立ち寄りを!
<関連情報>
スター・ウォーズ/フォースの覚醒
http://starwars.disney.co.jp/movie/force.html
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