『バック・トゥ・ザ・フューチャー(BTTF)』のデロリアン、今度は新宿に現る!新宿通りを爆走!(実際は安全運転)
2015年10月23日、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場するタイムマシン「デロリアン」が、新宿通りを走行しました。
このデロリアンは、以前紹介した、日本環境設計が製作した古着を燃料に走るデロリアンです。今回の新宿通り走行は、10月23日~24日に開催されたファッションとパフォーマンスの祭典「新宿芸術天国2015」内のイベントとして実施されました。
走行したのは、伊勢丹新宿店の前から新宿アルタの手前まで。沿道には大勢の人々が立ち止まり、手に手にスマホを持って撮影していました。
走行前は、デロリアンを製作した日本環境設計 代表取締役社長の岩元美智彦氏と、新宿大通商店街振興組合 理事長の竹之内勉氏が挨拶を行いました。
岩元氏は、FUKU-FUKU プロジェクトの紹介をした後、「このデロリアンが新宿通りを走るなんてあり得ない。特別な許可が下り、たくさんの方々とこの喜びを共有できて嬉しい」と語りました。
竹之内氏は、新宿御苑のような自然から歌舞伎町のような歓楽街、そしてオフィス街まで、多彩な顔を持つ新宿の魅力を紹介し、「新宿にはたくさんの方々がいらっしゃいますが、今日来ている方は、このデロリアンを目の当たりにするという、特別な方々だと思います」と、集まった人々に話しかけました。
さて、いよいよ走行開始です。沿道のギャラリーも固唾をのんで見守っています。
●出発から第1ポイントまで
デロリアンの走行は、100メートルほどを徐行していったん停止し、観客が撮影をした後にまた走り出す……という行程の繰り返しでした。まずは、出発してから最初に停止するまでを、俯瞰からご紹介します。
●正面から
正面からも、その走行を撮影してみました。
●ゴール
沿道にいる観衆が十分写真撮影できる時間、ゆっくり走行してきたデロリアンも、そろそろゴールにさしかかりました。
こうして、デロリアンは去っていきました。実際に走るデロリアンを見ると、本当ににタイムトラベルしそうな気さえしてきます。とはいえこのデロリアンは、単にレプリカが作られてスゴい! というだけではなく、リサイクルを広めるために作られたという側面も持っています。循環型の社会という“未来”を思い描きながら、今後のデロリアンの活躍を見ていくのも、よいのではないでしょうか。
<関連情報>
FUKU-FUKUプロジェクト
http://www.jeplan.co.jp/project/fuku-fuku-project/
日本環境設計株式会社
http://www.jeplan.co.jp/
新宿芸術天国2015
http://www.shinjuku-heaven.com/
(c)BTTF in コンサート