コンパチブルカイザーを徹底製作！＜第2回＞【週刊 電撃スパロボ No.023】
■宿敵ダークブレインを追う異世界の戦士ロアとファイター・ロア
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| ▲コウタ・アズマ | ▲ファイター・ロア |
コンパブルカイザーのパイロット、ファイター・ロアは、浅草出身の江戸っ子コウタ・アズマが、異世界から宿敵ダークブレインを追ってきた戦士ロアの魂が宿るロア・アーマーを装着した姿である。歴戦の勇士である戦士ロアの肉体はすでに失われているが、意識はロア・アーマーのクリスタルに宿っており、コウタの意識とリンクして、戦闘時に的確なアドバイスを下す。
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ロア・アーマーは、生身でも機動兵器と渡り合えるほどの高い戦闘力をコウタに与え、身体能力を著しく向上させるほか、宇宙や水中での行動を可能とする。弓矢（ファイター・ビームボウ）に変形するファイター・ビームガンのほか、飛行ボード・バトルレーサーといった多種の武装を備え、「バーナウ・ファー・ドラグ」の呪文でファイヤー・ドラゴン（炎竜）、「バーナウ・ファー・ファング」の呪文でホワイト・ファング（白狼）を召喚することもできる。異世界エンドレス・フロンティアに転移させられた際には、異形の敵を相手に対等以上の戦いを繰り広げている。
▲ファイター・エミィ
なお、戦士ロアにはエミィという行方不明の妹がおり、彼女が残したエミィ・アーマーは、コウタの妹ショウコ・アズマが装着することとなった。
▲ショウコ・アズマ
戦士ロアの初出は、スーパーファミコン（SFC）用ソフト『SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦』。同作においては自ら戦うことはなく、ダークブレインに立ち向かうヒーローたちのサポートに徹して、最後は彼らを助けるためにその生命を落とした。
続編SFC用ソフト『ザ・グレイトバトルⅡ ラストファイターツイン』では、ファイター・ロアとして復活。自ら戦線に立ち、宿敵ダークブレインや、黒幕ザンエルと激しい戦いを繰り広げた。なお、ファイター・ロアはその後もさまざまなゲームに出演し、SFC用ソフト『バトルドッジボールⅡ』では、後に『スーパーロボット大戦OG』シリーズにも登場するギリアム・イェーガー（ゲシュペンスト）との初共演を果たしている。
TEXT by 黒峰 澄一 電撃ホビーウェブ
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