プラモデル型郵便ポストが静岡市街に登場!「静岡市プラモデル化計画」第1弾のプラモニュメントがお披露目

更新日:2021年3月23日 13:23

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2021年3月19日(金)に、静岡市の観光交流人口の増加を目的としたプロジェクト「静岡市プラモデル化計画」第1弾のプラモニュメントの除幕式が行われました。

※2021年3月23日:法人名に誤りがありましたため、訂正いたしました。ご迷惑をおかけいたしましたことお詫び申しあげます。

 

 

 

まちそのものがどんどんプラモデルに!プラモニュメント初お披露目

「静岡市プラモデル化計画」除幕式では、ロゴプラモニュメントをはじめ、合計4基のプラモニュメントがお披露目となりました。2020年2月のプロジェクト立ち上げ以降、静岡市は新型コロナウイルスの影響により、生活や経済に多大な打撃を受けました。今回の除幕式は、市民が下を向くこの時期だからこそ、「静岡市プラモデル化計画」をコロナ禍で苦しむ地方の復興の礎にしていきたいという願いが込められています。

 

静岡市が生産の80%以上を担うプラモデルを武器に、街全体をプラモニュメントが点在する魅力的な場所にすることで他地域から人が集まる未来をつくるため、そのチャレンジの第一歩にしたいとのことです。

 

 

静岡市ならではの魅力と武器で、街を元気に

除幕式に出席した静岡市長 田辺信宏氏は、「(プラモデルの)ハードソフトの手法を駆使して、静岡市をプロモートする。静岡市を、世界に発信をしていくシティプロモーションの大きな素材にしていきたい」と、本プロジェクトにかける想いを明かし、「世界中から人が集まる街、世界に輝く静岡の実現に向けて、この静岡らしさを追求する、模型の世界首都、今日からスタートです」と、静岡市の展望を語りました。

 

 

「また会える日を願って」小学生がプラモデルになったポストに投函

静岡市清水区在住の横田遼(よこたりょう)君(10歳)と横田竣(よこたしゅん)君(7歳)が、ポストプラモニュメントへ初の投函を行いました。ハガキには、東京に住む祖父母に向け「コロナが落ち着いたらまた遊びに来てね。楽しみにしてます。」と言葉を綴り、プラモニュメントのポストへ投函しました。

 

 

静岡市プラモデル化計画とは

静岡市プラモデル化計画とは、2020年以降に向けての静岡市の観光交流人ロの増加を目的として発起し、2020年2月に「静岡市」「博報堂ケトル」「静岡博報堂」の三者で包括連携協定を締結した地域創生プロジェクトです。

 

当プロジェクトでは、全国の約8割シェアを誇る静岡市のプラモデル資産を、街に活力を与えることを志すためにシンボルとして活用。プロジェクトの一環として、市内の公共物や民間の建物などを、まるでプラモデルの組み立て前のような「プラモニュメント」として街中に設置することで、静岡市を世界都市へ発展させていきます。さらに、幅広い年代にプラモデルの持つ魅力を伝える取り組みや、小学校で児童がプラモデル産業の歴史を学んだり製作したりするものづくり教育、さらには民間企業とのグッズ開発等も視野に入れ、市民全体を巻き込んだプロジェクトにしたいと考えているとのこと。

 

「プラモニュメント」を観光装置とすることで市全体の経済を盛り上げるとともに、静岡市民のシビックプライドとして自分の住む街を誇るきっかけにしていきたい、としています。

 

 

静岡市長コメント

静岡は世界中から人の集まる街を目指しております。世界中から人が集まるためには、静岡らしさを追求することがとても大事であります。そこで、わたしたちはプラモデルに着目しました。プラモデルは、今では全国の出荷額8割のシェアを擁する、私たちの誇るべき産業であります。ですので、街の至る所でランナー付きのプラモニュメントを設置することで、国内最大級の模型見本市であるホビーシヨーにも集っていただき、そして、静岡らしさをアピールしていきます。プラモニュメントのみならず、小学校での総合の時間を使ったプラモデルをつくる授業など、いろんなハードノフトの手法を駆使して、静岡市を世界に発信していくシティプロモーシヨンの大きな素材にしていきたいと考えております。

 

 

今は新型コロナウイルス禍で辛抱の時です。しかし人々は、どこか旅行に行きたいなとウズウズしていると思います。いつかコロナが終わる日まで、その日のために、今日から準備をしていきましょう。世界中から人が集まる街、世界に輝く静岡の実現に向けて、この静岡らしさを追求する、模型の世界首都、今日からスタートです。

 

 

今後の予定(発表内容より)

プラモニュメントは、民間企業の参加いただき、市からの補助金を活用しながらともに制作していく本プロジェクトのシンボルです。この計画に賛同いただき、看板、モニュメント、銅像などなど自社のプラモニュメントをつくりたいという民間企業のみなさまのプロジェクト参加をお待ちしております。また、プラモデルを活用したデザイン、グッズ開発、ものづくり教室の開催など、モニュメント以外のご相談もお待ちしております。

 

 

今回設置されたプラモニュメント

ポスト

日本郵政協力のもと、郵便ポストを“そのまんま”プラモニュメントに。実際にハガキ・郵便物を投函することが可能で、本物のポストと同じように使用できます。

 

 

※設置場所:静岡市役所 静岡庁舎 青葉通り側

 

ロゴ

国内プラモデルの約8割を生産している静岡市をアピールするため、「模型の世界首都 静岡」という文字がはまっているプラモニュメントです。人型プレートの前に立つことで、自分がプラモデルの一部になったかのような写真撮影ができます。

 

 

※設置場所:JR静岡駅 南口ロータリー/ツインメッセ静岡

 

PR看板

「静岡市プラモデル化計画」の概要説明や静岡ホビースクエア、静岡ホビーショーの案内が記載されているプラモニュメントです。プラモデルの箱絵(ボックスアート)で有名なイラストレーター・島村英二氏が看板内の絵を描いています。

 

 

※設置場所:JR静岡駅 南口ロータリー

 

除幕式当日の様子

 

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