コンパチブルカイザーを徹底製作!<第3回>【週刊 電撃スパロボ No.026】
■Gサンダーゲートとひとつになったコンパチブルカイザーの真の姿“Gコンパチブルカイザー”
▲Gコンパチブルカイザー | |
▲コウタ・アズマ | ▲ファイター・ロア |
コウタ・アズマ(ファイター・ロア)が乗るコンパチブルカイザーに、大型戦闘機Gサンダーゲートが合体(Gコンビネーション)した姿が、Gコンパチブルカイザーである。
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コンパチブルカイザーとGサンダーゲートがドッキングし、Gコンパチブルカイザーになることで、運動性と機動性が向上するほか、ショルダー・キャノンなどの武装が使用可能となる。また、両機に搭載されているOG(オーバーゲート)エンジンが連動することで、必殺武器のオーバー・カイザー・ソードが使用可能となる。
ただし、地球の技術を用いてキサブロー・アズマ博士によって修復されたコンパチブルカイザーと、ダークブレインによって修復されたGサンダーゲートの組み合わせは不完全であり、原型機が本来持っていた力は発揮されていないという。
Gサンダーゲートは、戦士ロアの妹であるエミィが身につけていたエミィ・アーマーを受け継いだショウコ・アズマが乗る機体。コンパチブルカイザー同様、OG(オーバーゲート)エンジンを搭載しており、単体でも高い運動性と機動性を誇る。
もともと、戦士ロアが乗っていたコンパチブルカイザーの原型機との合体能力を有する機体であり、ロアが宿敵ダークブレインを追って次元を転移した際に別れ別れになってしまっていた。
その後、ダークブレインによって修復され、洗脳されたショウコともども悪の手先となっていたが、コウタらの説得によりショウコが自我を取り戻してからは、ハガネおよびヒリュウ改(後の鋼龍戦隊)に力を貸し、地球圏の平和を守るべく活躍している。
▲PS2『スーパーロボット大戦OG外伝』より |
なお、ダークブレインにショウコが洗脳されていた際のGサンダーゲートのカラーリングは黒だったが、洗脳が解けた際にコンパチブルカイザー同様の赤系統の機体色へと変化している。
余談だが、Gサンダーゲートの名称は、かつてバンプレストのマスコットキャラクターとして活躍していた“グレート雷門”にちなむ。グレート雷門は、サングラスをかけ雷神のような姿をした屈強な男で、スーパーファミコン用ソフト「バトルドッジボール 闘球大激突!」ではダークブレイン(ネオ・ダークブレイン)らとチームを組み、ファイター・ロアのデビュー作である「ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン」では合体技使用時に現れ、彼をサポートするなど、後に「スパロボOG」に出演することとなるキャラクターとの共演も多かった。
また、テレビアニメ『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』の最終回に登場した“ノイGK”のデザインモチーフにもなっている。
なお、グレート雷門の名前は、かつてバンプレストの本社が所在した浅草の名所・浅草に由来する。
TEXT by 黒峰 澄一、電撃ホビーウェブ
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