『告死鳥戦記』より「ゲシュテルベン改2号機」(再掲載作例)と単行本第2巻の見どころを徹底紹介【週刊 電撃スパロボ No.027】
今週の「電撃スパロボ!」でも、引き続き『スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記』を猛プッシュ! 今回ピックアップするのは、FDXチームのリーダーであるヴェスナー・スケリットが乗るゲシュテルベン改1号機。砲撃戦に特化されて生まれ変わった同機を、メカデザインを担当したモデラー・NAOKIの協力を得て、小松敬幸がみごとに立体化した作例を再掲載します。
また今回は、ついに発売された『告死鳥戦記』単行本第2巻の見どころを、ストーリー、キャラクター、メカニックの3つのポイントで解説した特集もご用意。『スーパーロボット大戦OG』ファン必携となる本書の魅力を徹底紹介します!!
■戦場に舞い降りる漆黒の告死鳥
製作・文/小松敬幸
(初出:電撃ホビーマガジン2013年12月号/記事内容は雑誌発売当時のものです)
コトブキヤのプラキットに触れたのは、今回の作例が実は初めて。さすがガレージキットメーカーと思わせるシャープなエッジやモールドで、普段ガンプラの作例が多いので新鮮に感じます。シャープ過ぎるために、誤ってパーツを落としたときに、エッジをヘコませてしまいましたが……。そんな部分はV字に切り取り、プラ板を貼り付けて修整しています。
形状が変更された頭部は、アンテナ付きのヘルメット上部と側頭部をNAOKIさんに用意していただいた、レジンパーツと交換。ヘルメット側で固定できるマスクは、ホホにあるツメを切り取って後ハメにしました。
(関連記事はこちら⇒第2巻発売!『告死鳥戦記』より「ゲシュテルベン改 リェータ機」(再掲載作例)【週刊 電撃スパロボ No.024】)
▲頭部形状は小さな羽状のアンテナを複数備える改2号機とは異なり、大型のエアデータ・センサーが追加された。索敵能力を重視した改2号機に対し、指揮官制能力が強化されている。その他の基本的な形状は改2号機と同一だ。 |
胴体は首と肩パーツの肉抜き穴を埋め、コクピットブロック先端の白いパーツの噛み合わせを調整。フロントアーマーの先端パーツも、レジンパーツに変更しています。
バックパックは、中央部のバーニア基部を上下のツメを切り取って後ハメ。左右のユニットは、フレームで固定できるので、挟み込むパーツのツメを切り取っています。上部の小型バーニアは削ってディテールアップしました。
肩アーマーはスラスター部分を後ハメできるよう、片側に寄せてツメの幅分穴を広げ、スライドして取り付けています。内側のスラスターはピンを切り取り、アーマー側のダボに挟まる幅に切り出したプラ板で接着。先端はスラスター側のツメを短くし、受け側を切り欠いて差し込めるようにしました。
脚部で後ハメが必要なのはカカトのみ。カカト側の固定ピンを切り取り、足首フレームは干渉部分を削っています。
武器もNAOKIさんに用意していただいたレジンキット一式を使用しています。ケーブルの取り回しに苦労しましたが、何とか指定位置に収めることができました。
▲新武装バイフォーカル・ガン。降下中などはロングバレルで狙撃を行い、至近距離での混戦時はバレルを外し、取り回しの効くショートバレルとして使えるギミックを有する。グレネードも取り外し可能。 |
<関連情報>
スーパーロボット大戦 公式サイト
最新作! 『スーパーロボット大戦BX』公式サイト
コトブキヤ
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