『告死鳥戦記』より「ゲシュテルベン改2号機」(再掲載作例)と単行本第2巻の見どころを徹底紹介【週刊 電撃スパロボ No.027】

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今週の「電撃スパロボ!」でも、引き続き『スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記』を猛プッシュ! 今回ピックアップするのは、FDXチームのリーダーであるヴェスナー・スケリットが乗るゲシュテルベン改1号機。砲撃戦に特化されて生まれ変わった同機を、メカデザインを担当したモデラー・NAOKIの協力を得て、小松敬幸がみごとに立体化した作例を再掲載します。

 

また今回は、ついに発売された『告死鳥戦記』単行本第2巻の見どころを、ストーリー、キャラクター、メカニックの3つのポイントで解説した特集もご用意。『スーパーロボット大戦OG』ファン必携となる本書の魅力を徹底紹介します!!

 

●『第3次α』より「バンプレイオス」スクラッチ!
25日に行われた電撃ホビー18周年ニコ生放送にて『第3次スーパーロボット大戦α ~終焉の銀河へ~』より人気機体「SRXアルタード“バンプレイオス”」のフルスクラッチを発表! 製作は柳生圭太(ランペイジ)氏となります! 進行については今後の「電撃スパロボ!」で順次お伝えしていきますのでお楽しみに!
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▲PS2『第3次スーパーロボット大戦α ~終焉の銀河へ~』よりバンプレイオス。
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▲柳生圭太氏によって、待望の立体化が進んでいます。乞うご期待!

 

■戦場に舞い降りる漆黒の告死鳥

製作・文/小松敬幸

(初出:電撃ホビーマガジン2013年12月号/記事内容は雑誌発売当時のものです)

 

コトブキヤのプラキットに触れたのは、今回の作例が実は初めて。さすがガレージキットメーカーと思わせるシャープなエッジやモールドで、普段ガンプラの作例が多いので新鮮に感じます。シャープ過ぎるために、誤ってパーツを落としたときに、エッジをヘコませてしまいましたが……。そんな部分はV字に切り取り、プラ板を貼り付けて修整しています。

 

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▲リェータが乗るゲシュテルベン2号機が改造され、純白のゲシュテルベン改2号機になったのと同様、FDXチームのリーダーであるヴェスナーの専用機であるゲシュテルベン2号機もまた、大幅な改修を受けて漆黒の機体へと生まれ変わった。

 

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▲リェータが乗るゲシュテルベン改2号機との比較。頭部の形状以外は同型の機体なのだが、カラーリングによりまったく正反対のイメージになっている。しかし、いずれも骨や血、影など、死を強くイメージさせる不吉な色が配されていることに注目したい。

 

形状が変更された頭部は、アンテナ付きのヘルメット上部と側頭部をNAOKIさんに用意していただいた、レジンパーツと交換。ヘルメット側で固定できるマスクは、ホホにあるツメを切り取って後ハメにしました。

(関連記事はこちら⇒第2巻発売!『告死鳥戦記』より「ゲシュテルベン改 リェータ機」(再掲載作例)【週刊 電撃スパロボ No.024】

 

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▲頭部形状は小さな羽状のアンテナを複数備える改2号機とは異なり、大型のエアデータ・センサーが追加された。索敵能力を重視した改2号機に対し、指揮官制能力が強化されている。その他の基本的な形状は改2号機と同一だ。

 

胴体は首と肩パーツの肉抜き穴を埋め、コクピットブロック先端の白いパーツの噛み合わせを調整。フロントアーマーの先端パーツも、レジンパーツに変更しています。

 

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▲腰アーマーは改2号機と同様のセパレートタイプ。アーマーの下部パーツによって左右が一体化していた通常のゲシュテルベンに比べ、脚部の可動範囲が拡大している。

 

 

バックパックは、中央部のバーニア基部を上下のツメを切り取って後ハメ。左右のユニットは、フレームで固定できるので、挟み込むパーツのツメを切り取っています。上部の小型バーニアは削ってディテールアップしました。

 

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告死鳥をかたどったFDXチームのマークにも見られる黒と白のコントラストが、より不気味さをかもし出す。見方によっては、燕尾服を着た紳士のような貫禄あるたたずまいも感じられ、常に冷静沈着なヴェスナーのキャラクター性を反映したカラーリングとなっている。

 

肩アーマーはスラスター部分を後ハメできるよう、片側に寄せてツメの幅分穴を広げ、スライドして取り付けています。内側のスラスターはピンを切り取り、アーマー側のダボに挟まる幅に切り出したプラ板で接着。先端はスラスター側のツメを短くし、受け側を切り欠いて差し込めるようにしました。

脚部で後ハメが必要なのはカカトのみ。カカト側の固定ピンを切り取り、足首フレームは干渉部分を削っています。

 

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武器もNAOKIさんに用意していただいたレジンキット一式を使用しています。ケーブルの取り回しに苦労しましたが、何とか指定位置に収めることができました。

 

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▲新武装バイフォーカル・ガン。降下中などはロングバレルで狙撃を行い、至近距離での混戦時はバレルを外し、取り回しの効くショートバレルとして使えるギミックを有する。グレネードも取り外し可能。

 

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▲翼を広げて立つ姿は威圧感に満ちており、悪魔をも思わせる風貌。各部のパープルが差し色となり、モノトーンのカラーリングをいっそう引き締める役割を果たしているのだ。

 

 


>>次ページでは『告死鳥戦記』第2巻の見どころをご紹介!

 

 

<関連情報>

スーパーロボット大戦 公式サイト

http://www.suparobo.jp/

最新作! 『スーパーロボット大戦BX』公式サイト

http://srw-bx.suparobo.jp/

コトブキヤ

http://www.kotobukiya.co.jp/

 

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