『エイルン・ラストコード』第2巻で活躍した「鬼灯」をフルアクションモデルでご紹介!

このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る

『このラノベがすごい! 2016』で新作部門第1位を獲得した『エイルン・ラストコード 〜架空世界より戦場へ〜(以下、エイルン・ラストコード)』。

 


『このラノ』効果もあり、全国的にも品薄となっていました本作。先日、全巻重版が決定したとのことで、「読みたいんだけど近所の本屋にない!」という方にとっても朗報なのではないでしょうか(電子版もありますが!)。

 

さて、そんな本作の魅力を、立体と共に毎週お届けしている短期連載も今回で第3回となります。

 

※これまでの記事は、以下のバックナンバーをご覧ください。

第1回:『エイルン・ラストコード』「このラノ」新作ランキング第1位に輝いたメカ・ライトノベルの魅力をお届け!

第2回:『エイルン・ラストコード』よりヒロイン(?)「エルフィーナ」をフルスクラッチ作例でご紹介!

 

 

今週は本作に登場する人型兵器「戦騎装」より、第2巻で活躍した「鬼灯」の作例をお届けします。どちらかといえば“スーパーロボット”寄りなエルフィーナやデストブルムとは異なる“リアルロボット”な戦騎装をいかに立体化したのか? ぜひご確認ください。

 

▲電撃ホビーマガジン2015年5月号掲載のイラスト。描き下ろしの葵と本ページで紹介している鬼灯の写真を汐山このむ先生が組み合わせている。(イラスト:みことあけみ/フィニッシュワーク:汐山このむ)

▲電撃ホビーマガジン2015年7月号掲載のイラスト。描き下ろしの葵と本ページで紹介している鬼灯の写真を汐山このむ先生が組み合わせている。(イラスト:みことあけみ/フィニッシュワーク:汐山このむ)

 

さらに今回も記事の最後には、現在スクラッチ中のデストブルムの進捗を掲載! さらに戦騎装のデザインを担当した汐山このむ先生のコメントもありますので、お見逃しなく!

 

● Iz-42C 鬼灯
 ka_elc_20151204_013
    
次世代戦騎装の採用競争に敗れた試作機「無花果(いちじく)」をベースに製作された機体。元々性能重視でピーキーな機体であったために採用を見送られた「無花果」の性能を、さらに突き詰めるよう改修した結果、騎兵部が運用する「疾風」、自衛隊の「巌流」を大きく上回る戦闘力を獲得することに成功した。しかし、その一方で、極めて優秀なパイロット以外には乗りこなすことのできない機体となってしまったため、現在は機兵部のエースである一ノ瀬葵の専用機となっている。量産なども考えられていない“史上最強の試作機”。

 

■規格外の戦騎装「鬼灯」をフルアクションモデルで製作する!

製作・文:ろんめる &SCYTHE

(初出:電撃ホビーマガジン2015年7月号/記事内容は雑誌発売当時のものです)

 

ka_elc_20151204_003

 

またまた『エイルン・ラストコード』2巻の発売に合わせて、立体物を製作させていただきました、ろんめるです。今回も3Dプリンターが大活躍! 鬼灯のモデリングは我が盟友SCYTHE氏にお願いしました。素敵なデータ本当にありがとう!!

 

ka_elc_20151204_006

ka_elc_20151204_005

 

今回もメカデザイン担当の汐山このむ氏徹底監修の下、モデリングを行っております。まずは、モデリング担当のSCYTHE氏からお願いします。

 

◯モデリング

ka_elc_20151204_014ka_elc_20151204_015

 

はい、どうもSCYTHEです。今回は2巻に登場する新型機を可動で、ということで、モデリングを担当することになりました。数日間、設定画を眺め、ある程度の可動を考えてからモデリングを開始。わかりにくいところはデザインを担当した汐山氏に設定画を描いてもらって詰めていきます。やや曖昧な部分は好き勝手にやらせていただき感謝してます。

 

◯表面処理&塗装
再びろんめるです。そうして出来たものを3Dプリンターで出力、その後はひたすら磨く! とにかく磨く! 寝てても磨く!

複製して、磨く、頑張って磨く。

 

ka_elc_20151204_019

▲出力品を研磨中の1枚。全体で100パーツ超というボリュームとなった。

 

……と、なんとか磨き上げて塗装に移ります。最終的に100パーツを超えたため、表面処理で腱鞘炎まっしぐらです!

 

ka_elc_20151204_007

▲4本のアンテナが、鬼を思わせる面貌となっている鬼灯。機能的なデザインとなっている他の部位との対比によりその特異さが際立つ。

ka_elc_20151204_008
ka_elc_20151204_009
ka_elc_20151204_010
▲特徴的なシルエットを生み出す、肩部ブースター。ブースターの基部をボールジョイントで接続しているため、その自由度は高く、ポージングの邪魔にならないよう配慮されている。肩関節、ヒジ関節は市販のキットのものを流用することで可動範囲とディテールを両立させている。

 

塗装は可動モデルなのでできるだけ塗膜が剥がれないように意識して、ソフト99を希釈したサーフェイサーを使用してます。最初は
グレー部分を「ネービーブルー」で塗り上げたのですが、汐山このむ氏に見せたところ、リテイクされたのは(今となっては)良い思い出です。皆さん、『エイルン』2巻での鬼灯の活躍をぜひ読んで下さい! 熱いです! 感動の滝涙ジョーです。

 

ka_elc_20151204_002

ka_elc_20151204_001

ka_elc_20151204_004

 

●「鬼灯」デザイン・汐山このむ氏 コメント
まさか「エイルン・ラストコード」が「このライトノベルがすごい!2016」で新作部門1位になるとは、この作品に関われて幸せです(このラノを読まれた方はこの気持ちが伝わるかなと)。それでは本題に入りまして。メカ作画とメカデザインで参加しております。汐山このむです。本作のメカデザインをする前に一部のメカが立体化すると聞いていたので、少しでも造形師さんの負担を軽くするために色数とパーツの形に気を使いました。造形に関して分からない所は造形師さんと相談しつつ、パーツの形やディテールを加筆・修正していきました。そういったご協力もあり素晴らしい造形に仕上げて頂きました。「スゴイね、スタジオGS!」

 

さて、ここからは、現在作業をブイブイと進めているろんめる&GS軍団の近況報告、恒例の「デストブルム」作例進捗です。

現在、3Dプリンターの樹脂の研磨、そしてレジンへの置き換えも順調に進行中です。

 

ka_elc_20151204_017

▲作業は順調に進行中です。このまま進行すると、凄く大きなものになりそうな雰囲気ですが……。

 

次回はデストブルムのモデリングを担当したどんぐりす氏によるデストブルム作例記事第1回目をお届け出来る予定です! そのころにはろんめる氏の作例もさらに進んでいる……はず? お楽しみに!

 

<DATA>

エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ ①~③

■定価:各580円+税

■著:東龍乃助

■イラスト:みことあけみ

■メカデザイン:みことあけみ/汐山このむ/貞松龍壱

■ロボ作劇:貞松龍壱

■発行:KADOKAWA/MF文庫J

 

<関連情報>

エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 公式サイト

http://eirunlastcode.com/

MF文庫J 公式サイト

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/

 

 

 

(C)Ryunosuke Azuma


このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る
電撃ホビーウェブにいいね!して
最新情報を手に入れよう

ピックアップ

Gallery