『ウルトラマン』の美術総監督 成田亨氏と鬼のまち福知山市が迫る日本の鬼の交流博物館 秋季特別展「成田亨と鬼」が10月19日より開催!

『ウルトラマン』の美術総監督であり、ウルトラ怪獣の生みの親 成田亨(なりたとおる)氏と彼が惹かれた鬼に鬼のまち福知山市が迫る日本の鬼の交流博物館 秋季特別展「成田亨と鬼」が2021年10月19日(火)より開催!

 

 

―私には誇りがある。ウルトラマンを作り出した誇り。鬼のモニュマンを建てた誇り。
日本のモンスターを完成させようとする誇り。―
(成田亨著『眞実 ある芸術家の希望と絶望』より)

 

全国各地の鬼に関する伝統芸能をはじめ、国内だけでなく世界の鬼文化に関する資料を展示している日本の鬼の交流博物館(=鬼博)では、秋季特別展として、成田亨と鬼をテーマにした展示を行われます。成田亨氏の描いた鬼の原画をはじめ、鬼モニュメントのデッサン、浮世絵や絵葉書から作成した鬼の身長の推定表など、ここでしか見ることのできない貴重な資料が展示されます。

 

主な展示品

  • 成田亨鬼の原画 約20点
  • 成田亨「鬼モニュメント デッサン」
  • 「成田亨 美術/特撮/怪獣」巡回展 ポスター・チラシ 約20点
  • 鬼モニュメント計画原稿
  • 成田亨が鬼モニュメントを制作する際に、作成した鬼の推定身長表
  • 鬼モニュメント経過写真
  • 鬼モニュメント建設時の新聞記事など

 

コメント 日本の鬼の交流博物館 館長

「鬼とは何か?」鬼の正体を探しに、全国から様々な方が大江山を訪ねてこられます。民俗学者や芸術家他、鬼に魅せられた人々が大江山で鬼に出会い、それぞれ論文や作品を残しています。ウルトラ怪獣の生みの親である成田亨氏もまた、「鬼」に惹かれて大江山を訪ねてこられた一人です。

 

▲成田亨「鬼モニュメント(原画)」(日本の鬼の交流博物館所蔵)

 

成田氏と大江山の鬼伝説との出会いによって誕生した鬼モニュメントが建てられてから30余年が経過した今、「鬼のモニュマンを建てた誇り」と共にこの大江山の地に残されたことを次世代に知っていただきたいと思い、本展示を企画しました。氏が鬼に託したものは何か。その一端に触れていただけたら幸いです。(日本の鬼の交流博物館 館長 佐藤秀樹氏)

 

DATA

成田亨と鬼

  • 期間:2021年10月19日(火)~11月28日(日)
  • 場所:日本の鬼の交流博物館(京都府福知山市)

 

鬼モニュメント(日本の鬼の交流博物館から徒歩20分、車で5分)

1990年8月3日「大江山鬼伝説一千年祭」の会場で除幕式が取り行われた酒呑童子・茨木童子・星熊童子ら「鬼モニュメント」。制作にあたって成田氏は「3体の像は、東西南北どの方向から見ても鬼が向いていて、死角がないことと鬼の動きと金棒の斜線の角度が呼応し、極めてダイナミックな表現ができると思う(原文のまま)」と書簡に書いています。その表現のとおりモニュメントは、今なお大江山の中腹で躍動感ある姿を見せてくれます。

 

▲酒呑童子は京の都を指差す

 

(参考)大江山に伝わる3つの鬼伝説

源頼光の酒呑童子退治

正暦元年(990)、京の都を脅かした大江山に棲まう鬼の頭領、酒呑童子を源頼光一行が酒に酔わせて討ち取った話。

 

麻呂子親王と三体の悪鬼

用明天皇の時代、麻呂子親王(聖徳太子の異母弟)が大江山を本拠に暴れまわっていた悪鬼を退治した話。

 

日子坐王と陸耳御笠

第十代崇神天皇の時代に日子坐王が土蜘蛛(陸耳御笠)を退治した話。

 

▲成田亨「酒呑童子」

 

福知山市の大江山付近には、鬼伝説にまつわるスポットがあります。詳しくはパンフレット「最強の鬼のまち 京都 福知山」をご覧ください。

 

 

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