全長10センチのRCカーでドリフト走行に挑戦してみた!【動画付き】
文/アカザー
動画/ジャイアン鈴木
2015年11月21日にタカラトミーから発売された、手のひらサイズのRCカー「ドリフトパッケージナノ 爆音爆走セット マツダRX-7(FD3S)」(6,500円)を入手! RCカー初心者のジャアイアン鈴木とRCカーマニアのアカザーが、レッツ・ドリフト!な感じでレビューしてみました!
■ドリフト走行の基本? 定常円旋回から8の字練習?
1/10ドリフト用RCカーの老舗メーカーであるヨコモが開発に協力しているとあって、1/10ドリフト用RCカー同様にシャフトドライブ4WDシャシーを採用しており、約10センチの手のひらサイズとは思えないほど走りは本格的。実車同様に定常円旋回や八の字走行で練習することにより、思い描いたラインでドリフト走行ができる可能性を秘めている。
現在はこの「ドリフトパッケージナノ 爆音爆走セット マツダRX-7(FD3S)」のほかに、「日産180SXブルー」「マツダRX-7(FD3S)イエロー」「日産シルビア(S13)ブラック」「日産フェアレディZNISMOレッド」「トヨタ スプリンタートレノ(AE86)ハイテックツートン」)の計6車種が発売中だが、操作に連動して走行音が鳴るのは爆音爆走セットのマツダRX-7のみ。
値段はすべて6,500円なので、爆音爆走セットはお買い得かも!
スロットルやステアリングの操作に応じて、送信機のグリップ部のスピーカーからはタイヤのスキール音やブローオフ音など17種類の効果音が流れる(ON/OFF切り替え可能)のだが、これが想像以上に楽しい!なので、ついついスロットルを全開にしがちに(笑)。
スロットルには、このシリーズのウリであるデジタルプロポーショナルシステムが採用されており、スロットルを入れたぶんだけ瞬時にアクセルが反応する。通常のトイラジではスロットル操作はオンかオフのふたつだけというのが普通。なので、スロットル開度にあわせてリニアに反応するアクセル操作は本格的な1/10RCカーのようで操作していて気持ちイイ。
動画撮影時にはスタジオのリノリウム床で走行させたが、後日フローリンクで走らせたところリノリウム床より操作がしやすかった。シャシーの基本セッティングは、フローリンクを対象にセッティンクされているのかも。
▲ドリフトしやすいようにセッティングされているドリフトパッケージナノシリースだが、フローリンク路面がいちばん安定したドリフトができた。
とはいえフローリンク路面のコンディションも様々だと思うので、もしうまく走らない場合は、10円玉を両面テープなどでシャシーに貼り付けるウエイトチューニングが有効。車重をあげることにより、車体が安定し操作がしやすくなるのだ。
貼る位置を前後するだけでも、ステアリング特性がアンダーになったりオーバーになったりするのを実感できる。さらにボディを換えることでも走りの特性は変化するので、いろいろと試して自分のベストセッティングをみつけて欲しい。
トイラジと侮ることなかれ! ドリフトパッケージナノシリースはスロットルで操るドリフト走行の楽しさをじゅうぶん堪能できるシャシーっすヨ!
<DATA>
ドリフトパッケージナノ 爆音爆走セット マツダRX-7(FD3S)
■本体サイズ:全長約100ミリ
■操作方法:2CH 2.4GHz
■バッテリー:車体/充電式Li-Poバッテリー、送信機/単三電池×4本
■走行時間:約15 分(約20分充電)
■価格:6,500円(税抜)
■発売元:タカラトミー
<関連情報>
ドリフトパッケージナノ
タカラトミー
(C) TOMY