【FMO】新生したS.H.Figuarts 真骨彫製法の仮面ライダーカブトをレビュー!

更新日:2019年3月25日 15:15

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手作業で豊かなフォルムを形作るアナログ造形とデータ設計で正確なラインを導き出すデジタル造形の長所を合わせ、劇中イメージに究極まで近づけたプロポーションを実現する「真骨彫製法」。 その製造過程に込められたこだわりの数々は公式サイトを見ていただくとして、今回はついに発売となった第一弾アイテム「仮面ライダーカブト」をレビュー! 流麗なポージングとともに、フィギュア記事担当の目から見た魅力をお伝えしましょう。

 

 

 

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触ってみて感動したのが、ポーズをとったときに自然な人間らしさを感じさせる身体のライン。そして、難度の高いポーズでも直感的に付けることのできる、関節のしなやかさと動かしやすい構造です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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脚部を上から下へと見ていくと、スーツの下の逞しい筋肉がみてとれるような太モモの張りから、同様に美しい張りをもつフクラハギと前側のしなやかな反りが融合したヒザ下へ、ヒザ部分に関節パーツの存在を感じさせないほど自然に繋がるラインが描かれています。また、足首には前後と左右スイングの関節軸を別に内臓しており、高い接地性も同時に実現。別パーツ化されているアンクル部分は足首の可動に合わせて上下にスライドして可動域を広げ、立ちポーズ時には下ろして関節の露出を隠すといった機能を持ちます。

 

 

 

 

 

 

 

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太ももを高く上げるポーズも、従来のS.H.Figuartsのボールジョイント股関節では関節の引き出しを含む手順にちょっとしたコツが必要だったのに比べ、シンプルな軸可動だけで簡単にポーズを付けることができます。しかも関節ブロックの形状により、どんな方向に動かしても隙間の出ない美しい腰回りとなりました。男性的なヒップラインは、セクシーとすら言えるのではないでしょうか!

 

 

 

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クロックアップ中をイメージした跳躍ポーズ。可動箇所の増えた胴体、首は人体の「しなり」を表現することができ、ポーズに伸びやかさを与えてくれます。伸ばした右腕も、脚と同様に逞しさとしなやかさを兼ね備えたアウトラインに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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カブト独特のライダーキックポーズも、脚の逞しさに股関節の自然なアウトライン、ひねりと屈みを同時にこなせる胴体の可動などでより美しく演出できるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他にも、腕の可動範囲を広げる胸アーマーのスライド、カブトゼクターの角の可動といったギミックから、細部のディテールに至るまで、かつてないハイクオリティな作り込みは一口には語りつくせない内容。ぜひ、発売中の製品を手に取ってその目でお確かめください!!

 

 

<DATA>
S.H.Figuarts
仮面ライダーカブト
ライダーフォーム

■ABS、PVC製 可動フィギュア

■全高:約140ミリ

■発売日:発売中

■価格:5,400円(税込)

 

<関連情報>

魂ウェブ

S.H.Figuarts “真骨彫” スペシャルページ

 

(C)石森プロ・東映

 

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