可燃ごみとして廃棄できる“脱プラスチック”カプセルをバンダイが発表！温室効果ガスの排出量を約30％削減できる「マプカプセル」が2022年6月から順次導入開始！

バンダイのカプセルトイブランド「ガシャポン」生誕45周年を記念して展開されている「答えはガシャポンだ」プロジェクト内の取り組みとして、一般汎用プラスチック（ポリプロピレン）に比べて環境負荷が低い紙パウダー入り成形材料「MAPKA（マプカ）」を使用した紙製カプセル「マプカプセル」（日本特許出願済）が発表！

適切に処理されなかったプラスチックごみがもたらす環境汚染（海洋汚染・土壌汚染・大気汚染など）の観点から、レジ袋有料化や紙ストローの導入、紙素材のみを使用したパッケージ等の導入など、様々な業界で加速する“脱プラスチック”の取り組み。バンダイ ベンダー事業部は、年間約1億個（※2021年度販売実績）のプラスチック製カプセルを使用するガシャポンにおいても脱プラスチックは重要な問題と捉えており、2006年には空カプセル回収の取り組みを開始。2021年4月には空カプセルの回収規模を拡大し、同年9月にはバンダイナムコアミューズメント、バンダイロジパルの3社合同でカプセルトイ業界初となるリサイクルエコカプセルを実現し、プラスチック使用量を年間約1トン削減するといった背景がありました。

このたび発表されたガシャポン史上初の紙製カプセル「マプカプセル」は、吉比化成の協力を得て誕生。環境経営総合研究所が開発した、紙パウダーを51％以上含有する成形材料「MAPKA」が主原料となっており、従来のプラスチック（ポリプロピレン）に比べて製品製造から焼却までの過程における温室効果ガス排出量を約30％削減可能となっています。マプカプセルは、2022年6月に発売予定の「アイドリッシュセブンスナップショットアクリルチャーム vol.1」 「STATION IDOL LATCH! アクリルネームバッジ vol.2」の2商品から本格導入し、今後は国内生産商品で展開拡大予定。