あの『M.S.ERA』と、『模型情報』、『B-CLUB』、『サイバーコミック』に連載されていたガンダムコミック6冊が電子配信を開始!
2月26日(金)、KADOKAWAのBOOK☆WALKERより、ガンダム関連の電子書籍が7冊同時に配信されます。
その7冊とは、
『M.S.ERA POPULAR EDITION 機動戦士ガンダム戦場写真集』
『電撃コミックス ダブルゼータくんここにあり(1)』
『電撃コミックス ダブルゼータくんここにあり(2)』
『電撃コミックス Derivation From GUNDAM SERIES ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム』
『電撃コミックス Derivation From GUNDAM SERIES 魔法の少尉ブラスターマリ』
『電撃コミックス 機動戦士ガンダム MS ジェネレーション』
『電撃コミックス 機動戦士ガンダム F90』
です。
一年戦争を扱った架空戦場写真集『M.S.ERA』を除く各コミックは、旧バンダイ出版課が発行した『模型情報』、『B-CLUB』、『サイバーコミック』『SDクラブ』などで連載されていたもの。当時コミックス化された後、メディアワークスで再版された、いわば幻のガンダムコミックで、いずれも90年代末から2004年あたりまでに紙版が発行され、正統派からコミカルな作品まで、バラエティに富んだ作品がそろっています。
知っている方は懐かしい気分で、知らない人はガンダム好きならばきっと楽しめる内容であり、貴重な作品群なので、ぜひ読んでいただきたいと思います!
<各作品紹介>
M.S.ERA POPULAR EDITION
機動戦士ガンダム戦場写真集
■紙版発行日:2008年3月26日
【内容】
出渕裕氏をはじめとする豪華スタッフや、徹底的にリアルさにこだわったその内容で、ガンダムシリーズそのものにまで影響を与えたと言われる伝説の描き下ろしセルイラスト集「M.S.ERA」。その後の改訂版「M.S.ERA0099」で追加された特殊効果もそのままに、図版を100%収録(「0099」用表紙図版を除く)。判型の変更、邦訳キャプションを図版の下に配置するなど読みやすくし軽装・普及版としたのが本書です。
【制作スタッフ】
■ディレクター:出渕 裕、高山文彦
■作画:窪岡俊之、川元利浩、岩滝 智(現:岩瀧 智)
■美術:池田繁美
■構成協力:河森正治、近藤和久、高松信司、永瀬 唯、ゆうきまさみ、森川 滋
■プロデューサー:内田健二
■アートディレクター:田島照久(THESEDAYS)
■エディトリアルプロデューサー:加藤 智、安蒜利明
本書は1990年11月に株式会社メディアワークス(現:株式会社 KADOKAWA・アスキー・メディアワークス事業局)より刊行された「M.S.ERA0099 ガンダム戦場写真集」を再構成したものです。
(c)創通・サンライズ
電撃コミックス
ダブルゼータくんここにあり(1)
■希望小売価格:570 円(税抜)
■著者:こいでたく
■紙版発行日:1997年8月15日
■初出:SDクラブ1号~15号(1988年5月~1990年8月)
【内容紹介】
ガンダムマンガなのにクスッとして、ほんわかして、ちょっぴりジーン。でもガンダムマニアも絶賛。幻の雑誌「SDクラブ」に連載された、ナゼか記憶に残る名作マンガ! ガンダムをあまり知らない人でも楽しく読めます!
・バンダイ版コミック表紙などイラスト特別収録
【ストーリー】
SD村の住人、ダブルゼータくんはちょっとおっとりした男の子、物静かなサイコガンダムお父さんとアクシズみたいなマンションに住んでいます。
仲良しのアッシマーくんはヘンなメカを作っては大失敗、幼なじみのゼータちゃんは、お花が大好きなカワイイ女の子です。村ではヘンな生き物が現れたり、突然の来訪者で様々な事件が起こりますが、孤高の人マラサイさんの助言やみんなの助けで乗り越え、ダブルゼータくんも少しずつ成長していきます。
ある日、SD(スーパーデフォルメ)である自分たちが変形しても、ナゼかっこ悪いのか疑問に思ったダブルゼータくん。お父さん始めみんなに聞いて回りますが、確かにみんなの変形はかっこ悪い。ゼータちゃんだけは「お洋服が破けるのでイヤ」だと答えますが……。ほか1ページ読み切り形式の短編連作と中編で物語が進みます。
(c)創通・サンライズ (c)TAKU KOIDE
電撃コミックス
ダブルゼータくんここにあり(2)
■希望小売価格:570円(税抜)
■著者:こいでたく
■紙版発行日:1997年9月15日
■初出:B-CLUB 69号~85号/87号~100号(1991年8月~1994年2月)
【内容紹介】
パロディでもなく、SDガンダムシリーズとも異なる独自の世界観と、心にしみるストーリーが記憶に残る異色作。ガンダムが”解っている”人にこそ読んでほしい、でもガンダムをあまり知らない人でも楽しく読める! 連載当時、その渋さで人気だったマラサイさんも活躍! 数ページ1話完結形式に構成を変えた第2巻。
・著者による新規あとがき付き
【ストーリー】
前巻で少しだけ成長したダブルゼータくん。しかし成長の分だけ新たな悩みが生まれます。村にやってくる大人達はみな事情を抱えた一癖も二癖もある人(SDモビルスーツ)ばかり。
隠し腕の画家ジ・オ先生からは絵の道を進められ、「クロスボーンがバーンとかいう」軍隊の人からはそのパワーを見込んでスカウトされてしまいます。ダブルゼータくんは自分の進む道を見つけられるのでしょうか?
(c)創通・サンライズ (c)TAKU KOIDE
電撃コミックス
Derivation From GUNDAM SERIES
ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム
■希望小売価格:600円(税抜)
■原案:矢立肇・富野由悠季
■作画:うしだゆうじ
■紙版発行日:2002年12月15日
■初出:ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム:模型情報(MJ)1988年7月号~1989年4月号/アルマリア:サイバーコミックスNo.17(1990年3月)
【内容】
バンダイの情報冊子「模型情報」に連載され、ガンダム宇宙世紀コミック史上初のオリジナルガンダムが登場した“公式”ストーリー。
ネオ・ジオン抗争とシャアの反乱の狭間で混乱する地球圏 を舞台に、ガンダムを信奉する腕利きワーク・スーツパイロット、ダリーが作り上げた”Dガンダム”が活躍する!
・バンダイ版表紙も特別収録
【ストーリー】
ダニエル・ガンズは廃棄パーツからフェイクガンダムを作り上げ、コロニー建設・修復現場では”熱血ガンダム野郎”として有名だった。
ダリーのチームは連邦軍の護衛の元、テキサスコロニーの修復現場に赴くが、そこはネオ・ジオンを信奉するゲリラ部隊「カラード」のアジトだった。案の定、遭遇戦が勃発。不意打ちを受けた護衛が苦戦する中、ダリーの活躍で難を逃れるが、その戦闘の最中、テロリストの破天荒な女パイロットアニーと出会う。
期せずしてテロリストの標的になってしまったDガンダムとダリーは連邦軍に組み入れられ、カラードらテロリストの影でブリティッシュ作戦(コロニー落とし)を目論むネオ・ジオンの一部勢力と本格的な戦闘に突入する。“戦争は許さない”という強い決意の元、ダリーが縦横無尽に活躍!
(C)創通・サンライズ (C)YUJI USHIDA 2002
電撃コミックス
Derivation From GUNDAM SERIES
魔法の少尉ブラスターマリ
■希望小売価格:600 円(税抜)
■原案:矢立肇・富野由悠季
■作画:池田 恵
■紙版発行日:2004年10月15日
■初出:サイバーコミック8号~17号
(1989年6月~1990年2月休載有り)
【内容】
魔法少女+ガンダム!? 後年「15年早すぎた?」と言われた幻のガンダムコミック。ガンダムの定義を踏み外さずにまとめあげたギャグとストーリーは、当時のガンダムマニア達を大いにうならせた! ガンダムを“だいたいしか知らない”人にこそ読んで欲しい作品。“1日(いちにち)ザク”の迷言もこのコミックから!
・バンダイ版表紙をイラストギャラリーとして掲載
【ストーリー】
戦時下のジオン公国(サイド3)住む小学5年生のマリコ。お母さんを早くに亡くし、軍人で忙しい父の替わりに、幼い双子の弟の面倒を見ながらてきぱきと家事をこなす女の子です。
ある日悪戯をした弟たちを追いかける最中に白馬に乗った”赤い彗星の人”とぶつかってしまいます。マリコの布団叩きを壊してしまった赤い彗星の人は、一生懸命に家の手伝いをするマリコに新しい布団叩きをプレゼントしてくれます。その直後、マリコ達のコロニーに悪い連邦軍のモビルスーツ・ジムが襲ってきます。街が蹂躙されても守備が手薄ででなすすべがない! その時マリコは赤い彗星の人の言葉を思い出します「困ったときはこの布団叩きに願ってごらん」。
マリコは布団叩きに「助けて!」と心を込めて祈ります、するとマリコは美人でセクシーな大人の軍人“魔法の少尉ブラスターマリ”に変身! コロニー内で悪さをする連邦軍のジムをお尻ペンペンで懲らしめるのでした。コロニーの危機のたびに現れるブラスターマリはやがてジオンのヒロインとなっていきますが……。
実はリアルなシャア大佐も物語のキーマンとして登場! 読みのがしなく。
(c)創通・サンライズ (c)KEI IKEDA 2004
電撃コミックス
機動戦士ガンダム MS ジェネレーション
■希望小売価格:620円(税抜)
■原案:矢立肇・富野由悠季 作画:中原れい
■紙版発行日:1998年5月15日
■初出:模型情報(MJ)1989年5月号~1990年6月号
【内容】
「模型情報」連載、宇宙世紀”公式”オリジナルストーリーコミック第二弾。戦場カメラマンが見た一年戦争の現実を描くオムニバス形式の物語。幻の大気圏内専用戦闘機タイプ変形試作モビルスーツ”ガンダム GT-FOUR”、同じくジオンの”ザクスピード”が登場!
・バンダイ版表紙も特別収録
【ストーリー】
一年戦争開戦前日、偶然ジオニック社で製造されている軍事機密を撮影してしまった報道カメラマン・トーマスの危機を描いた「FIRST BATTLE」。両親の離婚で連邦とジオンに分かれ、双方の陣営でモビルスーツパイロットになった兄弟の運命を描いた「ODETHA DAY」。終戦前日、グラナダにブラウブロ2番機を輸送中、若いMSパイロットを助けた技術士官の選択「WARS…」。そして連邦のテストパイロット、ジムとチャーリーが受領した新型機体との因縁を描く連作「TEST PIROT」ほか10話掲載。
(C)創通エージェンシー・サンライズ (C)REI NAKAHARA 1998
電撃コミックス
機動戦士ガンダム F90
■希望小売価格:570 円(税抜)
■原案:矢立肇・富野由悠季 原作:山口 宏
■作画:中原れい
■紙版発行日:1997年7月15日
■初出:サイバーコミック23号~30号(1990年9月~1991年4月)
【内容】
劇場映画「ガンダム F91」に至るモビルスーツ小型化の経緯をプラモデル、ゲームを中心に展開した「ガンダム F90」、その公式ストーリーコミックが本作。F(フォーミュラ)シリーズのテスト機、ガンダム F90のテストパイロットに選ばれたデフの活躍を描く!
・原作・山口宏の新規あとがき、バンダイ版表紙も特別収録
【ストーリー】
モビルスーツを小型化する事により、連邦軍への売り込みを図るサナリィ社はガンダムFシリーズを開発、次期主力MSに採用された。その1、2番機「F90」のテストパイロットとして軍の実験部隊にデフとシドが編入される。
トラブルが続くテストの最中、突如旧ジオンのモビルスーツ部 隊が出現、テスト機のためろくな武装もなく、シドは脱出したものの2番機を奪取されてしまう。
その後、謎の旧モビルスーツ部隊「オールズモビル」は火星を本拠地としているジオンの残党であろうと判明、シド達の実験部隊が母艦アドミラル・ティアンムと共に討伐隊として派遣されることになる。2番機を奪った手際から手練れの集まりと想定されるオールズモビルに対し、楽天的な討伐隊の幹部達、やがてオールズモビルによるアドミラル・ティアンムへの“偶発的な攻撃”により、艦内に不穏な空気が流れ始める。
(c)創通・サンライズ (c)REI NAKAHARA/HIROSHI YAMAGUCHI
<関連情報>
(c)創通・サンライズ (c)創通・サンライズ (c)TAKU KOIDE (c)創通・サンライズ (c)TAKU KOIDE (C)創通・サンライズ (C)YUJI USHIDA 2002 (c)創通・サンライズ (c)KEI IKEDA 2004 (C)創通エージェンシー・サンライズ (C)REI NAKAHARA 1998 (c)創通・サンライズ (c)REI NAKAHARA/HIROSHI YAMAGUCHI