空自の飛行開発実験団に所属する戦闘機「F-2A」501号機と「F-2B」101号機が、ファインモールドから1/72スケールで限定キット化!
航空自衛隊の飛行開発実験団が運用する「F-2A戦闘機」の501号機と「F-2B戦闘機」の101号機が、1/72スケールの組み立てキットとして登場! いずれも限定生産で、ファインモールドから発売されます。
航空自衛隊 F-2A 戦闘機 “飛行開発実験団 501号機”
日本の航空自衛隊において、航空機ならびにミサイル等の航空装備品に対する試験等を実施する航空隊が「飛行開発実験団」です。国内開発装備品や海外からの導入装備品の実用性を確認するための試験および評価、運用に関する基礎的データを取得する基礎的研究のほか、防衛装備庁の実施する技術試験に対する支援や、防衛装備庁の依頼による領収のための飛行を実施しています。さらに航空装備品に対する試験評価等を実施する試験飛行操縦士や、技術幹部の課程教育も行っています。
ここに配属されているF-2A戦闘機は開発当初の試作1号機であり、試験時の姿勢視認性を高めるため白を基調に、機体中心線と各翼端は赤で塗られました。現在は各部の仕様を量産型と同様に変更も、カラーリングはそのままで実用試験機として運用されています。
成形色を白として、一部を除き機体の赤色塗装部をデカールにて再現。アンテナパーツが新規に追加されています。
航空自衛隊 F-2B 戦闘機 “飛行開発実験団 101号機”
岐阜県の各務原基地に展開する飛行開発実験団所属のF-2Bは、F-2Aと同様に開発当初の試作機で、101号機は試作3号機、複座型の1号機にあたります。飛行特性やフラッター/スピン、通信/航法/識別、任務特性などの評価に用いられ、視認性を高めるため白をベースに赤・青を配した塗装が施されています。また、この101号機はスピン特性の試験時にスピンリカバリーパラシュート(通称スピンシュート)を備えるため、機体尾部に設置用金具が設けられているのが特徴です。
成形色を白として、一部を除き機体の赤色/青色塗装部をデカールにて再現。F-2Bは専用パーツ(スピンシュート取付金具)が新規に製作されています。
DATA
航空自衛隊 F-2A 戦闘機 “飛行開発実験団 501号機”
航空自衛隊 F-2B 戦闘機 “飛行開発実験団 101号機”
- プラモデル
- 1/72スケール
- 発売元:ファインモールド
- 価格:各3,960円
- 2022年12月発売予定
また、2022年11月にはこれらのキットに使用可能なディテールアップパーツ「1/72 F-2用ピトー管セット」も再生産されます。
DATA
1/72 F-2用ピトー管セット(真鍮引き物加工品)
- ディテールアップパーツ
- 1/72スケール
- 発売元:ファインモールド
- 価格:1,430円(税込)
- 2022年11月発売予定
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