『薔薇族』の表紙を飾った“ルネ・ボーイズ”をフィーチャーしたポップアップショップ「ルネ・ボーイズfrom薔薇族」が開催決定!貴重な原画の展示をはじめ、ソフビフィギュアやTシャツなどのオリジナルグッズの販売も!
キタンクラブより、マルチクリエーター・内藤ルネ氏が残した1万点以上にのぼるゲイアートの中から、ゲイ雑誌『薔薇族』の表紙を飾った作品「ルネ・ボーイズ」をフィーチャーしたポップアップショップ「ルネ・ボーイズfrom薔薇族」が開催決定。2022年11月11(金)から渋谷PARCOにて、2週間の期間限定で開催されます。
1953年のデビュー以来、数多くの少女雑誌のスター画家として活躍し日本の少女文化をリードしたマルチクリエーター・内藤ルネ。「カワイイ文化の生みの親」と称され、2007年に74歳で惜しまれつつ逝去するまで、休むことなく「カワイイ」世界観を発信し続けましたが、その一方で対照的なもうひとつの世界を持っていました。幼い頃から自らの性的指向と感性に疑問を抱き、少年期には自身が性的マイノリティであることに気づいた彼は、1万点以上にのぼるゲイアートを残しています。その性的指向に繋がる感性が花開くきっかけとなったのが、1971年創刊、商業誌としては日本初のゲイ雑誌『薔薇族』(第二書房)です。ルネ氏は『薔薇族』の表紙絵を1984年2月号から1998年9月号までの約15年間担当し、そこで描かれる明るく健康的でセクシーな男性画は“ルネ・ボーイズ”と呼ばれました。「ルネ・ボーイズfrom薔薇族」では、『薔薇族』の表紙を飾った“ルネ・ボーイズ”に焦点をあて、貴重な原画や複製原画の展示、オリジナルグッズの販売が行われます。
グッズ(一部抜粋)
「ルネ・ボーイズfrom薔薇族」限定のオリジナルグッズを販売。ポップアップショップのほか、オンラインストアでも同時販売されます。
ソフビフィギュア(1種)
Tシャツ(1種)
ライター(2種)
ステッカー(6種)
※画像はイメージです。デザイン・仕様は予告なく変更になる場合があります。
DATA
ルネ・ボーイズfrom薔薇族
- 会期:2022年11月11日(金)~25日(金)
- 会場:東京都渋谷区宇田川町15-1渋谷PARCO 6F「PENGUIN SOUVENIR」
- 主催:キタンクラブ
- 協力:Juice
内藤ルネについて
1932年、愛知県岡崎市出身。“Roots ofKawaii”と称されるマルチクリエイター。1951年、中原淳一が主宰する「ひまわり」に入社。1959年、『ジュニアそれいゆ』の表紙を担当し、大ブレイク。多くの雑誌でイラストレーターとして活躍し、1960年代以降は雑誌のふろく、キャラクターをデザインしたファンシーグッズ、手芸やインテリアの提案など、自由な発想で活躍の幅を広げた。2002年に弥生美術館(東京)で初の回顧展を開催し、再び脚光を浴びる。2007年、惜しまれつつ永眠。享年74歳。近年も国内外を問わず多くのファンを持つ。
(C) R.S.H/RUNE