「スペース1999 イーグル・トランスポーター」が、全長約55センチのビッグサイズ・徹底リサーチによる精細ディテールでキット化

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『サンダーバード』や『謎の円盤UFO』など、数々の傑作で知られる英国の名プロデューサー、ジェリー・アンダーソンが1974年に製作したSFドラマ『スペース1999』より、「イーグル・トランスポーター」がキット化。歴代アンダーソン作品の中では、特撮・美術が一つの高みを極めたマイルストーンとして知られていますが、その象徴の一つがこの宇宙輸送船「イーグル」なのです。

 

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地球と月を結ぶ連絡輸送船として開発された「イーグル」は、船体中央のモジュールを換装することにより、人員・物資輸送から救援、戦闘任務まで対応する機体です。無骨でありながらもエレガント、まさに機能美といった塩梅で、後続のリアル志向を増していくSFメカに多大な影響を与えた重要な結節点と言っても差し支えないでしょう。SWのミレニアム・ファルコンの初期デザインが当機に偶然酷似していて、急遽あの形に変更されたという逸話もSF者には知られていますね。余談ながらその初期デザインは、コレリアン・コルベットに流用されました。

 

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実は過去、MPCよりイーグルがキット化されていて、当時としては名作と謳われるに相応しいキットだったのですが、やはり当時の技術ではトラス構造の完全再現はハードルが高く、トラスの開口部はデカールでの再現(!)でした。そして今回、MPCがイーグルを完全新金型でキット化するにあたり、多くのファンとマニアがリサーチに協力。熱烈ファンボーイズが全力で検証し実現したディテールを、写真でとくとご覧じろ!

 

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▲機体下部のランディング・ギア周り。シーズン1で使用されたプロップをベースにしています。

 

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▲コクピットにあたるコマンドモジュール周辺。キットにはパイロット:アラン・カーターのフィギュア付き!

 

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▲エンジンモジュール周辺の情報量もかなりのもの。全長約55センチを超えるビッグサイズならではですね。

 

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▲着陸パッドはスプリングで伸縮するギミック付き。細部のマーキングを再現したデカールも付属します。

 

総パーツ点数は300点以上で、過去のMPCキットの印象から「難易度高いのかな?」と思う方もいるかもしれませんが、そこは老舗のMPC。パーツ分割等も工夫され、余計なストレスなしに組み立てることができます。年季の入ったファンからルーキーSFファンまで、これは躊躇なくオススメ!

 

 

<DATA>

1/48 スペース1999 イーグル・トランスポーター
■1/48スケール プラスチックモデルキット

■全長:約55センチ
■発売日:3月発売予定
■価格:19,800円 (税別)
■発売元:MPC
■販売元:プラッツ

 

<関連情報>

Space 1999 (C) ITC Entertainment Group Limited. 1975 and 2013. Licensed by ITV Ventures Limited.

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