現代美術作家・ヤノベケンジ氏の彫刻作品「SHIP‘S CAT」がカプセルトイとしてフィギュア化!大阪中之島美術館に設置された「SHIP‘S CAT(Muse)」など3種を収録!
キタンクラブより、カプセルトイ「AIP ヤノベケンジ SHIP‘S CAT」が登場! 全国のカプセルトイ売り場で2023年1月19日(木)から順次発売されます。なお、実際の「SHIP‘S CAT」が設置されている「大阪中之島美術館」(大阪府・大阪市)をはじめ、所縁のある施設や美術館等でも発売予定です。
「AIP(ART IN THE POCKET)」シリーズは、ART/MANGA/HISTORYの3つの要素を軸に展開している、高品質で文化的なフィギュアのリリースを目指すプロジェクトです。シリーズ11作目となる本商品は、現代美術作家・ヤノベケンジ氏とコラボレーションし、代表作のひとつである巨大彫刻「SHIP‘S CAT」が登場します。フィギュアの造形は、なめらかな曲線が美しいシルエットはもちろん、細かく打ち込まれた無数のリベットまで細部に渡り再現し、実物の彫刻で使われている素材のようにツヤのあるボディやメタルの光沢、瞳やシールドにはクリアパーツを使用するなど、質感にもこだわりました。カプセルトイの常識を覆すボリュームとクオリティで、巨大彫刻を360°手のひらの中で体感できるアイテムです。
SHIP‘S CAT(シップス・キャット)について
大航海時代にネズミ退治のために乗船し、マスコットや守り神のようになっていた猫の話をヒントに、混迷する世界において人々を導き守るシンボルとして制作。旅にまつわる土地や人々が行き交う場所を中心に世界各地に設置されています。
SHIP‘S CAT
福岡県・博多にあるホテルに設置されている巨大な猫型彫刻“SHIP‘S CAT”をモデルに制作。「SHIP‘S CAT」シリーズで最初に作られたのがこの彫刻です。
SHIP‘S CAT(Returns)
香川県・高松のホステル屋上に設置されている“SHIP‘S CAT (Returns)”をモデルに制作。お遍路の伝統が残る四国にちなみ、“再訪”や“恩返し”の意味を込めて見返り猫のポーズで制作されています。
SHIP‘S CAT(Muse)
2022年に開館した大阪府・大阪中之島美術館の入り口に設置された“SHIP‘S CAT(Muse)”をモデルに制作。翼のエンブレムが胸についたオレンジ色のスーツを着ています。
DATA
AIP ヤノベケンジ SHIP‘S CAT
- カプセル商品
- 全3種
- サイズ:約60~71mm
- 対象年齢:15歳以上
- 発売元:キタンクラブ
- 価格:1回500円(税込)
- 2023年1月19日(木)発売
※地域により多少異なる場合があります。
ヤノベケンジ氏について
大阪府出身の現代美術作家で、京都芸術大学教授。日本の漫画やアニメ、特撮映画などからインスピレーションを受け、そのエッセンスをいち早く現代美術に取り入れたアーティストであり、ユーモラスな造形に社会的メッセージが込められた作品群や動いたり乗ったり装着できる機械彫刻、巨大彫刻を手掛ける。1990年のデビューから約30年間、変わりゆく社会の状況に対応し、表現の領域を拡張し続けている。
※写真提供:KENJI YANOBE Archaive Project
(C)Kenji Yanobe/KITAN CLUB