国内外から約35,000人が参加!実物大『機動警察パトレイバー』イングラムに大興奮!閉幕した「ワンダーフェスティバル2023[冬]」振り返り!
ワンダーフェスティバル実行委員会は、2023年2月12日(日)に今年39年目を迎える世界最大級の造形・フィギュアの祭典『ワンダーフェスティバル2023[冬](WF2023冬)』を千葉県・幕張メッセにて開催。総参加人数は約35,000人に達し、機動警察パトレイバーのイベントを模した「第一回幕張国際レイバーショウ」や3年ぶりに稼働する全長約8メートルの実物大イングラムも登場しました。同委員会のプレスリリースをもとに、盛況の模様をお届けします。
なお、『ワンダーフェスティバル2023[冬]』の各ブースの出展内容などは、電ホビの速報レポートでもお伝えしています。そちらもチェックをお忘れなく!
ワンフェス2023[冬] 見どころサマリー
ワンフェス会場でパトレイバーの世界に魅了される!
「機動警察パトレイバー」の劇中に登場する「東京国際レイバーショウ」の世界観をイメージした「第一回幕張国際レイバーショウ」が開催。さらに、会場内特設ブースでは、作品内に登場する全長約8メートルの「THE NEXT GENERATION パトレイバー」98式AVイングラムが登場し、運搬車両から立ち上げるデッキアップイベントが実施されました。
出展ディーラーは約1,700!ワンフェスの醍醐味、ディーラー出展!
出展ブースも今年はイベントの開催制限等も緩和され、コロナ対策も万全に、海外からの出展を含む約1,700組のディーラーが参加。多くの観客が足を運び、閉幕まで人波が途切れることなく会場は熱気に溢れていました。
魅力的なステージプログラムや体験コンテンツ、コスプレブースまで!1日中遊んでも飽きないワンフェス!
今回もコンテンツが充実! 『声優とフィギュる』スペシャルステージ、スカルプターズ・セミナー ワンフェス出張版からコスプレイベントまで、一日中楽しめる盛りだくさんのイベントとなりました。そのほか、毎年大人気のジオラマ体験や造形教室、コスプレブースなども盛況でした。
機動警察パトレイバーの世界を楽しむ!約8メートルの実物大イングラムのデッキアップや『第一回幕張国際レイバーショウ』も開催!
『機動警察パトレイバー』シリーズの実写化プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー』の全長約8メートルの実物大98式AVイングラムが、クラウドファンディングを実施しイングラムとトレーラーを修復し3年ぶりにデッキアップ!
本イベントは2014年以降全国で開催されてきましたが、コロナ禍で稼動がなかったためデッキアップは3年ぶりとのこと。会場にはこの日を待ちわびた多くのファンが集まりました。特に初回は緊張した雰囲気が立ち込め、観覧客が息をのんで様子を見守っていました。青空に映える白いイングラムがデッキアップされる姿は圧巻で、デッキアップ完了の際には拍手が上がりました。デッキアップは計4回おこなわれ、合計約3,200人のファンが集まりました。
また特設ブースでは、劇中に登場するレイバー・キャラクターをテーマにした、ユーザー参加型の二次創作イベント「第一回幕張国際レイバーショウ」を開催。造形やフィギュアのみならず、イラストも含めた幅広いジャンルの作品がたくさん集まりました。
オフィシャルステージでの「レイバー・オブ・ザ・イヤー 表彰式」では、錚々たる審査員も参加するなか、来場者の一般投票により決定する最優秀賞「レイバー・オブ・ザ・イヤー賞」には、「機動警察パトレイバーが好き(ぺろぽん製作)」が選ばれました。
《レイバー・オブ・ザ・イヤー》
《協賛企業賞》
《特別審査員賞》
《HEADGEAR賞》
見る、買うだけが楽しみ方ではない!「自分も作ってみよう!」体験型コンテンツもワンフェスの魅力!
大人気の体験コーナーでは、日清食品「カレーメシくん」や、ワンフェスマスコットキャラクター「カットくん」のフィギュアの塗装体験を開催! 作った作品は持ち帰ることもでき、記念に体験する方も多く大好評でした。
ジオラマ体験では講師に瀬川たかしさんやオオゴシトモエさんが招かれ、参加者は集中してジオラマ体験に取り組んでいました。だるまと凍った樹木を作るジオラマ体験では、夫婦で体験に参加されていた方も。
そのほかにもオモロイド製作や、髪の毛の造形教室も大好評で、イベントは大盛り上がりでした。
今回も造形・フィギュア好きにはたまらない、ステージコンテンツが盛りだくさん!
今回もオフィシャルステージには魅力的なコンテンツが揃いました。声優の安元洋貴さん&徳井青空さんがフィギュア愛について語るABEMA人気番組『声優とフィギュる』は会場から生配信。チェンソーマンのデンジ役として活躍している戸谷菊之介さんをゲストに迎えて会場は大盛り上がり。生配信ということで会場はもちろん、ネット上でもたくさんのコメントがつき、生配信を終了しました。
さらに、オリジナル造形と原型の不定期ビジュアルブックの第八弾『スカルプターズ08』の出版を記念した「スカルプターズ・セミナー」も開催。講師に竹谷隆之氏、大山竜氏、塚田貴士氏、大畠雅人氏を迎え、造形作品講評が実施されました。
次回は2023年7月30日(日)に幕張メッセで開催
次回、「ワンダーフェスティバル2023[夏]」は、2023年7月30日(日)に幕張メッセでの開催が予定されています。どうぞお楽しみに!
開催概要
ワンダーフェスティバル2023[夏]
- 開催日時:2023年7月30日(日)10:00~17:00
- 開催場所:幕張メッセ 国際展示場 1~8ホール
〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1 - 出展募集:3月1日(水)~3月15日(水)
- 主催:ワンダーフェスティバル実行委員会/海洋堂
※詳細は公式サイトをご確認ください。
【『ワンダーフェスティバル』について】
ワンダーフェスティバルは、今年で39年目を迎える世界最大級の造形・フィギュアの祭典です。2009年[夏]より会場を幕張メッセに移し、例年約2,000(内企業100、一般1,900)ディーラー(出展者)と5万人を超える参加者のイベントとなり、国内のみならず海外のファンからも大きな関心を集める一大イベントとなっています。プロ、アマチュアを問わず、自分たちが腕によりをかけて製作したガレージキットを持ち寄って展示・販売する「ワンダーフェスティバル」。一品限りの造形物や各ディーラーの新製品、限定品などが並ぶ他、コスプレイヤーによるコスプレ等も行われることが同イベントの大きな魅力となっています。
2018年にはワンダーフェスティバル史上初の海外進出となる『ワンダーフェスティバル2018上海[プレステージ]』が開催されるなど、海外ユーザーのフィギュアへの関心が、ますます高まりを見せています。また、新型コロナウイルスの影響で2021年の秋にはオンラインにて開催されました。約330ブースが出展すると同時に、吉本プラモデル部と宮脇センムによる対談動画のオンライン配信や、エアコス企画などオンラインならではのコンテンツも実施されました。2022年[夏]はオフラインで開催し、約21,000名が来場しました。
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