その美しさは天下一:巫剣 No.003 三日月宗近 『天華百剣』巫剣名物帳_電ホビ出張版 第3回
犠牲などいらん、共に生きてこそだ!
電撃G’sマガジンで連載中の刀剣と少女の物語『天華百剣』。この連載は、この大型連休を使って、『天華百剣』の主要キャラについて詳しくなってしまおう! というGW短期集中特別講座です! 紹介するキャラのラインナップはこんな感じ!
- 4月29日 日本刀の祖にして平家の宝刀:巫剣No.001 小烏丸
- 4月30日 酒呑童子退治の名刀:巫剣 No.050 童子切安綱
- 5月1日 その美しさは天下一:巫剣 No.003 三日月宗近
- 5月2日 夢枕に立ち主人を助ける:巫剣 No.062 鬼丸国綱
- 5月3日 加賀前田家の三種の神器:巫剣 No.034 大典太光世
- 5月4日 日蓮上人の愛刀:巫剣 No.108 数珠丸恒次
- 5月5日 北斗七星由来の聖徳太子の剣:巫剣 No.007 七星剣
- 5月6日 七星剣と共に聖徳太子が持つ:巫剣 No.012 丙子椒林剣
第3回は、三日月宗近についてのお話です。
コチラが『天華百剣』版、三日月宗近! イラストを担当されているのは凪良さんです!
さて、三日月宗近の名前の由来はその刃紋です。峰側に三日月型の模様が浮き出ていることから、その名が付いたと考えられています。また刀身の特徴は先端に行くにしたがって細くなっているところ。こうした形状が、人が踏ん張って立っているようで、「力強く優美だ」とされていました。この刀が天下五剣の中でももっとも美しい、と言われる所以です。
三日月宗近は、剣豪将軍とも言われている足利義輝が、二条御所で奮戦した際に手にした刀だと言われています。『天華百剣』では、その美しさはもちろんのこと、最後まで足利義輝に付き従った姿から、忠義の人として描いていきます。また、上のイラストで三日月宗近といっしょに描かれている小狐丸とは、同じ三条宗近のもとで生まれた者同士、幼馴染のような関係です。ちょっと真面目すぎる三日月宗近を、小狐丸がからかいながら、心をほぐしていく……そんな関係が描かれていくのではないでしょうか?
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