【綺麗に撮る!】プラモデルなど立体物撮影のキホンをマスターしよう!!
これだけは知っておきたい、プラモデル撮影のキホンを紹介! 費用や手間をさほどかけなくても、少しの工夫で綺麗な写真は撮れます。いろんな立体物の撮影に役立つので、カメラ初心者の方はぜひマスターしてください!!
何が必要?まずは撮影機材の確認から!
撮影の際に用意したい5つのアイテムを紹介。すべて必須という訳ではないので、できる範囲で用意してみましょう。
■デジタルカメラ
コレがないと始まりません。高性能なカメラほど撮影技術が低くても綺麗な写真を撮れますが、お値段が張ります。カメラは近接撮影(マクロ撮影)が可能ならコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)などでも構いません。使い慣れたもので撮るようにしましょう。
■バック紙(背景紙)
作品を際立たせるためのバック紙を用意しましょう。市販のものを買ってもいいですし、画用紙や無地の風呂敷などの日用品での代用も可能。バック紙の選び方は下で紹介します!
■三脚
カメラやライトを固定するのに使うスタンド。撮影時の手ブレを防ぐためにあると心強いです。100円ショップでも手に入るので、カメラに合うものや使い勝手がいいものを探しましょう。小さくても役立ちます。
■ライト
部屋の天井灯だけでは大抵は光源不足なので、できればライトを用意したいところ。プロが使うような本格的なものでなく、卓上ライトなどでも十分です。高さや光量を調節できるとよりグッド! 光量が調節できない場合は、トレーシングペーパーをライトの前に貼り付けて調整するのがオススメ。
■レフ板(反射板)
レフ版でライトからの光を反射させれば、被写体(撮影物)の影を和らげていろんな照明効果を演出できます。ライトでは回り込めない部分に光を当てられるのも、レフ板の利点です。白い厚紙やスチレンボード(発泡スチロールの薄板)などでも代用できるので、文具店などで探してみてください。
作品に合ったバック紙を選ぼう!
バック紙を使えば作品を引き立てることができますが、色次第では逆効果になることも。被写体と同じ色味のバック紙は基本的に避けましょう。カラフル過ぎて色選びに困ったら、白かグレーを選んでおけば失敗は少なくなります。カラーが特徴的な「ベアッガイⅢ」を例に説明します。
【○良い例】被写体に使われていないグレーのバック紙
輪郭がはっきりと浮かび上がり、引き締まった写真になりました。
【×悪い例】被写体に似た黄色のバック紙
同系色の背景に被写体が溶け込み、輪郭がぼやけた印象になりました。
【×参考まで…】バック紙を使用しなかった場合
小物が写り込んで雑然とした印象になり被写体が目立っていません。
複数の照明を使いこなそう!
ライトの当て方は、被写体の大きさや形、撮影環境などによって変える必要があります。ここでは複数のライトで効果を比較してみました。レフ板も使えば、さらにきめ細かく光を調整できますよ。
●天井照明のみ
明らかに光量が足りず全体的に暗い印象です。顔や腕にも影がはっきり写り込んでディテールが見辛くなっています
●天井照明+ライト1個
向かって右(被写体の左腕)からライトで照らしてみました。全体的に明るくなりましたが、よく見ると右肩と左肩で明るさに違いが出ていますね。
●天井照明+ライト2個
被写体の両側から光を当てました。より明るくはっきりと写っているのはもちろん、ライト1個では不揃いだった右肩と左肩の明るさもほぼ同じになりました
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いかがだったでしょうか。簡単に実践できるテクニックでも、写真の仕上がりが格段に良くなっているのが分かると思います。みなさんもいろんな知識や撮影テクニックを身に付けて、豊かなホビーライフを送ってください!! 続いてお知らせがあります!
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