「DAICON IV」特別展示やガレージキット販売が実施！樋口真嗣氏ら「DAICON FILM」関係者が登壇するステージも!!【ワンフェス2023[夏]事前情報】
2023年7月30日（日）に世界最大級の造形・フィギュアの祭典「ワンダーフェスティバル2023[夏]」が千葉県・幕張メッセにて開催！ 本記事では、ワンフェスのルーツである「DAICON IV」の特別展示や、人気原型師のグリズリーパンダ氏製作ガレージキットの販売、DAICON FILMメンバーによるトークショーについてご紹介！
今年のワンフェス限定公開！40周年記念「DAICON FILMの世界」特別展示
今年は「DAICON IV」の40周年を記念して、「認定NPO法人アニメ特撮アーカイブ機構」（通称「ATAC」）の全面協力のもと、当時の「DAICON III」「DAICON IV」のオープニングアニメや『DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン』などの、アニメや特撮作品で当時の制作に実際に使われたミニチュアやプロップ、画稿、原動画、セル、シナリオなどの貴重な資料の実物が会場で展示されます。多くの人気アニメーションの原点でもある「DAICON FILMの世界」を楽しめます。
DATA
DAICON FILMの世界
- 展示日時：2023年7月30日 10時～17時
- 展示場所：幕張メッセ3ホール内特設ブース
- 展示作品一覧：
『DAICON IIIオープニングアニメ』
『DAICON IVオープニングアニメ』
『快傑のーてんき』
『愛国戦隊大日本』
『DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン』
『早撃ちケンの大冒険』
『八岐大蛇の逆襲』 - 展示：認定NPO法人アニメ特撮アーカイブ機構（ATAC）
※内容は変更となる場合があります。
グリズリーパンダ氏が手掛けた「DAICON IV」バニーガール姿の女の子のガレージキットが限定販売
「DAICON IV」のために、庵野秀明氏らアマチュアアニメーターによって作られたアニメーション「DAICON IV」オープニングアニメに登場するバニーガールの女の子を、人気原型師のグリズリーパンダ氏が原型製作！ 「DAICON IV」オープニングアニメは、その後OVA『フリクリ』やドラマ『電車男』でもモチーフとして使われるほど、いまなお根強い人気を誇っています。今回の作品は当時の「DAICON IV」を象徴するシーンが忠実に再現されており、ファン必見です。
DATA
DAICONIVオープニングアニメの女の子・40th anniversary
- レジンキャスト製組立キット（成形色…白、透明）
- 1/7スケール
- 全高：本体約240mm
- 付属品：パーツ表、瞳、その他デカール
- パーツ数：42パーツ
- 原型：グリズリーパンダ
- 複製：コスモリブレ
- 出典作品：『DAICON IV オープニングアニメ』
- 発売元：ワンダーフェスティバル実行委員会/海洋堂
- 価格：20,000円（税込）
- 販売日時：2023年7月30日（日）10時～ ※なくなり次第終了
- 販売場所：ワンダーフェスティバル2023[夏]会場内
（1）オフィシャルグッズショップ（3ホール）
（2）グリズリーパンダブース（ブース番号：8-20-01）
※本商品は、未塗装、未組立品です。ご自身で組立て、塗装を行うキットです。
※購入は一人につき、1つまでとなります。
※キャンセル・返品はできません。
先行予約について
会場販売に先駆けて、2023年6月30日（金）より先行予約が開始となります。
- 先行予約期間：2023年6月30日（金）12時～7月9日（日）23時59分
※先行予約にはイープラスの会員登録が必要です。
※先行予約は数量限定となります。申し込み多数の場合は抽選にて当選者を決定します。（先着順ではありません）
※商品価格のほかに、別途サービス料がかかります。
※引換券の発行は【スマチケ】のみとなります。
※商品は2023年7月30日（日）に行われるワンダーフェスティバル2023[夏]のオフィシャルグッズショップでのお渡しとなります。スタッフへスマチケをご提示ください。（場所：3ホール内オフィシャルグッズショップ／受付時間：10時～15時）
※当日会場へお越しにならない場合の払い戻しは行いません。
※入場チケットはついていません。別途、お買い求めください。
グリズリーパンダ氏プロフィール
職業・原型師、Vtuber、近年ではガレージキットの普及啓蒙のための活動がメインになりつつあるフィギュア原型師です。
グリズリーパンダ氏コメント
最初の打ち合わせから、皆この子のことをダイコンフィルムの女の子、ダイコンOPの女の子と呼称するばかりで固有名詞がない。私としてはこれでは親しみや愛着がわきにくいと思い勝手ながら「ダイコンちゃん」という愛称をつけさせていただきました。
映像を何度も見返しながら彼女のかわいい、かっこいい、キラキラを「ダイコンちゃん！ダイコンちゃん！」と呼びつつ感じ取るところから作業スタートしました。呼び方が変わると不思議と気持ちも変わるものです。
せっかく古き良きコンテンツを新しく知ってもらう機会でもあるので、ダイコンちゃんという素敵キラキラな存在を見せつけたいです！
伝説のアマチュア自主製作集団「DAICON FILM」が公式ステージに出現！
公式ステージでは、DAICON FILM関係者によるスペシャルステージが決定！ 第一部では、DAICON FILMの創設メンバーである武田康廣氏、神村靖宏氏の両氏とワンダーフェスティバル主催の“宮脇センム”によるトークイベントが行われます。また、第二部では、1984年に制作された自主製作特撮映画『八岐之大蛇の逆襲』で、監督・脚本を務めた赤井孝美氏、特技監督を務めた樋口真嗣氏の登壇が決まりました。ここだけでしか聞けない濃密なトークをたっぷりと楽しめます。
DATA
DAICONこてこてトーク
- 場所：公式ステージ（2ホール内）
第一部
- 時間：14時～
- 出演者：武田 康廣（GAINAX京都代表取締役）、神村 靖宏（グラウンドワークス代表取締役・ガイナックス代表取締役）、宮脇センム（ワンダーフェスティバル実行委員会代表）
第二部
- 時間：15時～
- 出演者：赤井孝美（イラストレーター）、樋口真嗣（映画監督）
約2,000組のディーラーが出展予定！
「ワンダーフェスティバル2023[夏]」の特設サイトにて、出展ディーラー情報と会場マップが公開されました。約1,900の一般ディーラーと約70社の企業ディーラーが出展予定です。特設サイトでは、ディーラー名などのキーワード検索や、「当日版権商品の申請作品リスト」からもディーラー検索が可能です。
DATA
ワンダーフェスティバル2023[夏]
- 開催日時：2023年7月30日（日）10時～17時
- 開催場所：幕張メッセ 国際展示場 1～8ホール（〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1）
- 入場料：
全日券（一般）…3,000円
全日券（U22割）…2,200円（22歳以下対象）
午後割…1,800円（13時以降入場可）
※小学生以下無料・要、保護者同伴
ダイレクトパス（優先入場パス）…3,000円（別途、全日券（一般）が必要です） - 主催：ワンダーフェスティバル実行委員会／株式会社海洋堂
入場チケットの販売について
より多くの方がスムーズに来場できるよう、ワンダーフェスティバル2023[夏]では前回から集合区分が変更となりました。入場チケットはローソンチケット、イープラスにて販売しています。
入場チケット販売スケジュール
一次受付
- 受付期間：2023年5月25日（木）10時～7月11日（火）23時59分
- 発券開始：2023年7月22日（土）10時～
- 券種：全日券（一般）…3,000円、全日券（U22割）…2,200円、午後割…1,800円
- 店頭販売：全国のローソン・ミニストップ・ファミリーマートの店頭端末で販売あり。ただし、集合区分4（10時集合）のみの取り扱いとなります。
※入場は、10時以降にダイレクトパスをお持ちの方に続いての案内となります。
※一次受付では、発券時に集合区分がランダムで割り当てられます。（集合区分…8時45分集合／9時集合／9時30分集合／10時集合）
二次受付
- 受付期間：2023年7月12日（水）10時～7月30日（日）15時
- 発券開始：即時発券
- 券種：全日券（一般）…3,000円、全日券（U22割）…2,200円、午後割…1,800円
- 店頭販売：全国のローソン・ミニストップ・ファミリーマートの店頭端末で販売あり。
※二次受付では、すべて集合区分4（10時集合）のみの取り扱いとなります。
※小学生以下無料（要、保護者同伴）
※入場チケットに関する詳細は、特設サイトよりご確認ください。
※入場は先着順ではなく、チケット券面に記載された集合区分により、あらかじめ決定した時間にあわせて集合となります。早朝の待機列形成はされません。
※U22割は22歳以下の方が対象です。
※午後割はイベント当日13時より入場できます
ダイレクトパス
- 先行受付：2023年6月16日（金）12時～6月19日（月）23時59分
当落発表：2023年6月24日（土）15時～ - 一般受付：2023年6月30日（金）12時～7月3日（月）23時59分
当落発表：2023年7月8日（土）15時～ - 発券開始：2023年7月22日（土）10時～ ※先行・一般共通
※ダイレクトパスの先行申込は、海洋堂VISAカード会員限定です。
※ダイレクトパスは、別途全日券（一般）が必要です。U22割、午後割との併用は不可です。
ワンダーフェスティバル実行委員会代表“宮脇センム”のコメント
3年前のコロナ禍以降、前回開催までは「密」を避けるため、一般ディーラーさんの出展数を減らして場内の通路を広くとった形での開催となっていました。今般、政府の主導で新型コロナウイルスの位置付け、対策が変化したことにより、卓数にして400ほどを増やすことができ、コロナ禍前の状況にほぼほぼ戻すことができました。長らくの間、新型コロナウイルスの影響によって出展を見合わせていたディーラーさんたちが戻られることによって、ワンダーフェスティバルのものづくりの力、造形作家の熱意が戻ってきたことをしっかり感じられることができ、参加いただいている皆さまにはひとえに感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、今開催では、「DAICON IV」40周年記念コラボ企画を実施します。1983年に大阪で開催された「日本SF大会 DAICON IV」はその2年前の「DAICON III」とともにこのワンダーフェスティバルのルーツとなったイベントです。その運営の中心メンバーが創業したのがワンダーフェスティバルの創始者であり、海洋堂とともにガレージキットの黎明期を牽引した「ゼネラルプロダクツ」です。また彼らは「DAICON FILM」の名でアマチュアフィルムを制作し、「DAICON IV」のために庵野秀明らによって作られたオープニングアニメーションは、今の目で見てもアマチュアの手作りとは思えないハイクオリティなもので、伝説的存在となりました。短期間に多くのアニメ・特撮・人形劇などを制作したDAICON FILMは、その後「新世紀エヴァンゲリオン」生み出すアニメ制作会社ガイナックスの母体となります。
今回の企画は、その後日本のガレージキットシーンを牽引することになるゼネラルプロダクツや、映像メディアに大きな波紋を起こしたDAICON FILMの功績を検証することによって、現在、そしてワンダーフェスティバル＝ものづくりのイベントを今一度しっかりと見直し、これからの指針とすることに主眼を置いています。もちろん、過去を懐かしみ「昔は良かったねぇ」と言っているだけではこれからの発展はありません。現在にも連綿と繋がるガレージキットスピリッツの原点を見ることにより、それらを生み出すエネルギーの検証と再確認を行う意義は大きく、必ずや今後造形を手がけていく方々の糧になると考えています。
ぜひとも企画展示ブースにお運びいただき、40年を経て現在もなお現役で活躍しているクリエイターたちの志を感じることで、ご自身のものづくりの指針としていただければ幸いです。
「ワンダーフェスティバル」について
ワンダーフェスティバルは、今年で38年を迎える世界最大級の造形・フィギュアの祭典です。2009年[夏]より会場を幕張メッセに移し、例年約2,000（内企業100、一般1,900）ディーラー（出展者）と5万人を超える参加者のイベントとなり、国内のみならず海外のファンからも大きな関心を集める一大イベントとなっています。プロ、アマチュアを問わず、自分たちが腕によりをかけて製作したガレージキットを持ち寄って展示・販売する「ワンダーフェスティバル」。一品限りの造形物や各プロディーラーの新製品、限定品などが並ぶほか、コスプレイヤーによるコスプレなども行われることが当イベントの大きな魅力となっています。
2018年にはワンダーフェスティバル史上初の海外進出となる「ワンダーフェスティバル2018上海［プレステージ］」が開催されるなど、海外ユーザーのフィギュアへの関心が、ますます高まりを見せています。また、新型コロナウイルスの影響で2021年の秋にはオンラインにて開催いたしました。約330ブースが出展すると同時に、吉本プラモデル部と“宮脇センム”による対談動画のオンライン配信や、エアコス企画などオンラインならではのコンテンツも実施いたしました。2023年2月に開催されたワンダーフェスティバル2023[冬]は、国内外あわせて約35,000名の方が来場しました。
(C)DAICON FILM
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