「ガンダム」ほのかにお茶の香りがするガンプラ！BANDAI SPIRITSと伊藤園が連携し“茶殻配合ガンプラ”「1/1 ザクプラくん」が登場！

公開日：2023年9月15日 12:41

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電撃ホビー編集部

BANDAI SPIRITSが伊藤園と連携し、緑茶飲料の製造工程で排出される茶殻をアップサイクルし配合した樹脂使用の「ガンダム」シリーズプラモデルを初めて商品化。「1/1 ザクプラくん」は、1商品あたり「お～いお茶緑茶」600ミリリットルペットボトル約2本分の生産に使用する茶殻を配合した、ほのかにお茶の香りがするプラモデルです。頭・腕・脚部に茶殻配合樹脂を20％以上使用することで、石油由来プラスチックの比率を抑えています。本商品は、2023年10月6日（金）から開催のイベント「GUNDAM NEXT FUTURE -EAST/WEST/DIGITAL-」でオンライン販売が開始されます。

開発経緯

BANDAI SPIRITSでは一部のプラモデル製品に、石油由来プラスチックに替わる新素材を採用する取り組みを進めています。これまでに石灰石由来の新素材「LIMEX（ライメックス）」や、「卵殻プラスチック」を活用し、プラモデルに適用可能な樹脂となるようパートナー企業とともに開発、発売してきました。

一方、本商品で連携する伊藤園は、「お～いお茶」などの緑茶飲料の製造過程で排出される茶殻を、独自技術「茶殻リサイクルシステム」によりアップサイクルする取り組みを2001年に確立しています。伊藤園では飲料の販売拡大に伴い、製造過程で排出される茶殻の量も年々増加（2022年度の排出量は約58,000トン）。茶殻などの飲料残渣を工業製品などに有効利用する研究開発を推進し、これまでに約100種類もの茶殻を配合したアップサイクル製品を開発しています。

「1/1 ザクプラくん」は、BANDAI SPIRITSの石油由来プラスチックの使用量削減や、CO2の排出削減を目指す取り組みについて、同様にサステナブル活動を推進する伊藤園の賛同があり、開発されました。