『キングオージャー』劇中ショートアニメ『もっふんといっしょ』第3528もふ千花繚乱編「暁に消ゆ」が10月8日(日)配信開始!なぜ話数が飛んだのか?製作総指揮ヒメノ・ランとは……?
『王様戦隊キングオージャー』劇中で、両親を亡くし、幼くして女王になったヒメノを少しでも支えるため、イシャバーナの国民が一丸となって作った優しさの結晶と語られた『もっふんといっしょ』。東映特撮ファンクラブ(TTFC)では現在4本が配信中の本作ですが、2023年10月8日(日)10時からは『キングオージャー』第31話「二千年の愛」(10月1日(日)放送)に登場し、リタを虜にした「第3528もふ 千花繚乱編「暁に消ゆ」が配信開始となります!
『もっふんといっしょ』は劇中にて約4,000話が配信されているとされるショートアニメですが、これまでにTTFCで配信されてきたエピソードからは一気に話数が飛び、またこれまでとは打って変わった緊迫の劇画風アニメーションとなっている本作。そんな衝撃の「第3528もふ」の配信を前に、脚本を務める高野水登さんからら「なぜ(チキューではなく)地球で『もっふんといっしょ』が配信されているのか、なぜ「製作総指揮 ヒメノ・ラン」なのか」、その謎が明かされるメッセージも届きました!
高野水登さん(『王様戦隊キングオージャー』脚本)さんからのメッセージ
まずここで、ご説明しなければならないことがあります。『もっふんといっしょ』の脚本を書いたのは私、高野水登ということになっていますが、実際に脚本を執筆したのは、チキューのイシャバーナにいる『もっふんといっしょ』専属の脚本家チームです。私の主な仕事は、チキューから送られてくる完成版のアニメの復元、翻訳、再編集であり、便宜的に脚本とクレジットされています(『もっふんのうた』作詞作曲についても同様です)。
では、なぜそのような形にさせていただいたのか。ある日、私はいつものように宇宙からの電波を受信しようと儀式を行なっていたところ、謎のデータを受信しました。解析したところ、どうやら動画ファイルのようでした。データはかなり破損しており、そのままでは観ることも難しい状態でしたが、それとは別に添付されていたメッセージだけは解読することができました。
「我が名はイシャバーナの女王、ヒメノ・ラン。この美しく気高きアニメ『もっふんといっしょ』が、宇宙の彼方まで届くことを願う」
私は天命を受けたと思いました。お会いしたことはありませんが、ヒメノ・ラン様の願いを叶えるために、私が選ばれたのだと。
それからは多くの方々のお力を借り、途方もない復元作業が始まりました。例えるなら、化石から恐竜を伻らせるような夢物語。しかし、それを成し遂げたのです。こうして、オリジナル版を忠実に復元し、配信に至ったものが、第1もふ~第3もふと、第57もふ、第3528もふです。
力及ばず、それ以外の回はまだ復元が追いついていないか、地球に届いていない状態です。非常に中途半端で違和感を覚えた方も多いかと思いますが…なんと、第57もふで何気なく語られた設定が、第3528もふで伏線として回収されているのです。一体どれほど練られた作品なのか、私には想像すらできません。その脅威の作り込みの片鱗だけでも味わっていただきたく、配信に踏み切った次第です。
また、第3528もふの製作総指揮としてヒメノ・ラン様がクレジットされており、絵柄などが一新され、まるで別作品になっていたことについては私共も大変混乱いたしました。しかし、ヒメノ様ご本人による、千花繚乱編に懸ける想いが添付されていたので、ご紹介させていただきます。「身体の細胞が入れ替わるからこそ、人は美しさを保てる。私たちは、変わらないために、変わり続ける」
我々は、全話配信を目標に復元を続けます。しかし、膨大な費用がかかるため、皆様の応援が不可欠です。ぜひとも東映特撮ファンクラブ(TTFC)の入会と、既に入会済みの方は、繰り返しの視聴、また友人知人SNS等でご紹介いただければ幸いです。
今後とも『もっふんといっしょ』をよろしくお願い致します。
DATA
もっふんといっしょ 第3528もふ 千花繚乱編「暁に消ゆ」
- TTFCで2023年10月8日(日)10時より会員見放題配信開始
- 出演:大塚芳忠(もっふん 声)/金光宣明(パンピー 声)
- 脚本:高野水登
主題歌「もっふんのうた」
- 歌:吉田仁美
- 作詩・作曲:高野水登
- 編曲:水口浩次
あらすじ
密猟八武衆のカスブッタに追い詰められたパンピーともっふん。カスブッタが放った対もっふん撃滅用広範囲バズーカの攻撃から、パンピーをもっふんが庇い…!?
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