『A.O.Z Re-Boot』Vol.85更新!高性能化改修=アドバンス化構想によって改修された既存機、そしてTR計画機を解説!!
コミック第VI巻にて火星編がひとつの区切りを迎えたコミック「A.O.Z RE-BOOT ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-」。その「A.O.Z RE-BOOT」の藤岡建機氏描き下ろしイラスト連載、更新です!!
地球連邦軍次世代機主力機開発史 II
一年戦争終結後、ジオン公国軍のMS開発企業や技術者を吸収したアナハイム・エレクトロニクス社は地球連邦軍との協力体制のもと、複数のMSを開発しました。それらは地球連邦軍、そしてティターンズの主力として運用されました。その後、グリプス戦役の勃発に伴い、これらの主力機やTR計画機の近代化改修計画=アドバンス化構想が推進されることとなります。
本図は、グリプス戦争初期の地球連邦軍とティターンズの代表的な主力機であるガルバルディβ、ハイザック、マラサイと、そのアドバンス機への発展を示したものです。各機ともに「TR計画」とも深い関わり持ち、トランスパックシステムの採用による多用途化などの機能を有していた点が特徴と言えます。これらの機体の開発にあたっては、[アドバンスド・ヘイズル]で得られたデータが反映されています。そして、各アドバンス機で実証された各種装備などは、[ヘイズル・アウスラ]に次ぐ主力機として開発されたバーザムに採用されるに至りました。
ガルバルディβ(高機動型)をアドバンス化した機体。頭部の形状をはじめ、胸部から腰部の装甲形状を変更。また、脚部側面に大型スラスターを備えるほか、足部がヒール状のものに変更されています。試験機の喪失によりティターンズで実機が開発されることなく、グリプス戦役後にレジオンが少数を生産しました。
エゥーゴ陣営の高性能化投入に対抗するため、アドバンス化を施したハイザック。トランスパックシステムの採用によるバックパックの換装機能が特徴で、ハイザック飛行型のベース機ともなりました。
アドバンス化構想に則って改修されたマラサイ。ハイザックと同じくトランスパックシステムに対応しており、バックパックの換装による多用途性を特徴のひとつとします。また、グラン・ユニットなどの管制ユニットとしても運用されました。
イラスト連載まとめに掲載されているピンナップでは、それぞれの機体についての解説もされていますので要チェックです!(ピンナップ内の機体名をクリックするとテキストが展開されます)
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DATA
A.O.Z RE-BOOT GUNDAM INLE ガンダム・インレ -くろうさぎのみた夢- VI
- イラスト・漫画:藤岡建機
- 原作:矢立肇・富野由悠季
- 判型:A5判
- 発行:KADOKAWA
- 定価:990円(税込)
- 発売中
(C)創通・サンライズ イラスト/藤岡建機
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