君のガンプラも見せてくれ！プロモデラーもベタ褒めの10作品！電撃ガンプラアカデミー【4月25日～5月10日募集分】
随時作品募集中の電撃ガンプラアカデミー。6月10日の締切も迫る中、前回応募分よりサクライ総統が絶賛した作品を改めて見ていきましょう！
●サクライ総統（プロモデラー・桜井信之） ＰＲＯＦＩＬＥ
電撃ホビーウェブ（電撃ホビーマガジン）などで活躍する古参のプロモデラー。ガンプラからスケールまで、幅広いジャンルのプラモデルに精通し、数々の作例を発表しています。技術や用材などについても詳しく、さまざまなハウトゥ記事を担当。現在は電撃ホビーウェブにて、ガンプラをより楽しむための「素組みでガンプラ！」企画を連載中です。
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注目作品に宛てたサクライ総統のコメントを紹介！
【サクライ総統から６Ｒさんの作品へのコメント】
ブロックごとに微妙にトーンを変えた塗装とその色味の選択、ていねいなグラデーションが素晴らしいです。単純なカラーリング変更だけでなく、ミリタリーモデルのようなディテール追加に好感が持てます。丁寧なグラデーション塗装がウェザリングの効果をより高めているお手本のような作品です。
作品名：トーマス・クルツ少尉専用風ゲルググキャノン（コーダイ）
【サクライ総統からコーダイさんの作品へのコメント】
塗装に大変好感が持てます。丁寧に塗り重ねた塗装が情報量増幅させ、フルアーマーガンダムとしての重量感が伝わってきます。コンテストに初めてエントリーした作品とはとても思えない素晴らしい仕上がりです。ゲルググキャノンは一見するとHGUCには見えなく、1/144という小スケールを意識した、適切なウェザリングが高い効果を発揮しています。
【サクライ総統からケイピーさんの『ガンダムGP03 ステイメン』へのコメント】
初めてエアブラシで塗装を行ったとは思えないほど上手な仕上がりです。暗い下地色からの赤系塗料の立ち上げは難しいのですが、何度もリペイントした甲斐がある上手な仕上がりです。クリアーレッドの塗り重ねは、塗料を重ねすぎると色味が大きく変化してしまうので、たくさん塗装をしてコツをつかんでください。
【サクライ総統からケイピーさんの『クシャトリヤ』へのコメント】
こちらの作品もエアブラシを購入して日が浅いとは思えない仕上がりです。複数のパール系塗料を使用しただけあって、角度や光の当たり方によってはマジョーラ塗料で塗装したような効果も確認できます。それぞれの色味も違和感なく溶けあって、目指した“高貴さ”が見事に演出されていると思います。
【サクライ総統から相城啓志さんの『新旧比較』へのコメント】
旧キットを作ると昔の友人に逢ったような懐かしい気持ちになりますよね？僕もそんなノスタルジックな気持ちになりたくて、たま～に旧キットを“完全素組み”で製作します。「発売当時はきちんと作れなかったなぁ」などと考えながら…。個人的にはシールドの裏を、きちんと“赤”で塗装している点が大好きです。昔はみんなシールドの裏は“赤”でしたよね？（笑）
【サクライ総統から相城啓志さんの『バンシィ クリアカラーVer.』へのコメント】
キャンペーンなどの限定キットは製作せずに保存しておく人が多いのですが、模型はやはり“作った物勝ち”です。通常のMSと違い、バンシィを含むユニコーンガンダムは外装とサイコフレームの色分けが楽しめるキットなので、本作品のように他の成形色の同キットを組み合わせて作るのも楽しみ方だと思います。
【サクライ総統から班ん坊将軍やっさんさんの『怒りのハンムラビ』へのコメント】
ハンブラビが持つキャラクター性を強調したような配色が魅力的です。サシ色の赤も効果的で、幾何学的に光る赤いラインも見る人の目を奪います。単純な塗り分けだけでなく、脚部の穴の断面部分のみ塗装されている点など、仕上がり時の効果を優先し、あえて面倒な塗装に挑むあたりに心意気の高さを感じました。僕もこのカラーリングで製作したくなりました（笑）。
【サクライ総統から2020fireballさんの『キマリスゴースト』へのコメント】
ミキシングビルドのセンスも良く、更にディスプレイベースとのマッチング感、展示方法も小粒ながら見事なまとまりです。一風変わった色でのウエザリングも作品世界にはあっていて、好感のもてる作品です。
以上、サクライ総統からのコメント付き、応募作品紹介でした！
電撃ガンプラアカデミーは応募作品を随時募集しています！ 6月10日までにお送りいただいた分は、6月25日に掲載いたしますので、ふるってご応募くださいね。
(C)創通・サンライズ