『機動戦士Zガンダム』外伝『ADVANCE OF Z』立体化計画 逆襲のアスワン-1

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*大変ご無沙汰いたしました、初代です*

ちょっと休んでいる間に電撃は大変なことに(笑)! しかしご安心ください! 初代は決して電撃を裏切ったりいたしません(笑)! 今後もどんどん造っていく所存でおります!

 

さて、電撃艦船担当の初代は、過去AOZ関連の艦船はケラウノス、デルフォイ、アレイオーンと登場する全ての艦を製作して参りましたが、正にこのアスワンこそが記念すべきAOZ艦船第1作であったわけです。

 

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西暦2002年、誌運を賭けてスタートした大型連載AOZ、その主役艦を「直ちに立体化するべし!」という宇宙艦船マニア垂涎の企画が立ち上がりご指名をいただきました。しかしながら、諸般の事情により設定画が不在のまま時が流れ、締切。図らずも私がデザインをすることとなったのです。

 

ところが肝心の担当は「アレキサンドリアベースで、主役っぽく」という大変ざっくりとした注文しかよこさないので、アレキでは定番の艦橋ブロック変更型バリエーションということにしました。

 

主役っぽくという部分に関してはホワイトベース寄りのアレンジが王道ではあるものの、さすがに無理があるのでレーダーのみホワイトベース型とし、連邦風角形艦橋で変化を付け、目立つ旗竿(?)で自己主張をさせるに留めました。
ところが、どういう訳かこれが非常に好評を博し、夏のC3に於いて、ガレージキットを電撃ブースで初日完売という成果を上げることができたのです。

 

 

*何故今アスワン!?*

それから遙かな時が過ぎ、ガンプラ王も二桁を超えた頃、突然アスワンの設定画が上がったという知らせが届きました。そうはいっても連載はすでに2期目、全く異なる物語が展開されているわけですから、いきなり紙面で立体化というわけにもいかず、AOZ別冊にイラストのみ掲載という形になってしまい、製作の機会がないまま今日を迎えてしまいました。

 

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改めてその設定を観てみますと、こういう状況では珍しく俯瞰のみならず各アングルの画も上がっています。まず目を引くのが球形増槽タンク。レーダーこそやや初代版と似ているものの全体はあまり連邦寄りのアレンジではありません。各部の窓風スリット、直角をモチーフとした構造等、藤岡ディティールが随所に盛り込まれ、艦橋部と格納庫をつなぐアームはもう大変なことになっています。

 

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2002年当時は「AOZ藤岡風とはなんぞや?」という状況でしたが、このアスワンイラストを見ると、アレキサンドリアであって、アレキサンドリアではない、とでもいうべき現在のAOZスタイルが確立されています。往年の傑作、ケラウノスに勝とも劣らぬ仕上がりといえるでしょう。

 

 

*建造計画*

では肝心の旧アスワンは現在どうなっているのか?

 

御存知の方もいらっしゃると思いますが、先ほども申したように2002年(業務連絡、実施年確認のこと)、C3電撃ブースにてレジンキットとして発売、その原型となりました。その後、イベント名はC3からキャラホビに変わりましたが、んどぱら屋初代組にて、武装を刷新したり、パーツ変更によるアレキサンドリア、ハリオ等バリエーションの発売、一昨年のアルギザに至まで永きに渡って好評を頂、現役の原型として、ばりばり活躍しております。

 

7通常のパテ原型ではこれだけの年数が経ちますと経年劣化により酷い状態になっていることがほとんどですが、初代の場合は完全なプラ板原型なので、御覧のように全く劣化は観られません。

 

とはいえ、さすがに14年(業務連絡くれぐれも最初の本誌掲載年確認)前の作例ですから、時代感、僭越ながら初代の技量等、苦しい部分も多々観られ、抜本的な刷新を行うのにやぶさかではありません。ここらで藤岡ディテールに刷新し、新鋭AOZ艦として再生させるのもアリでしょう。そういった初代の希望と、電撃の思惑が一致したことにより、悠久の時を経て、「逆襲のアスワン!」今スタートです!

 

 

関連情報

 

 

(C)創通・サンライズ


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