マテル「ホットウィールレトロエンターテイメントバック・トゥ・ザ・フューチャー – フォードスーパーデラックス」など：電ホビ的2023年ベストセラー！【④トイ編】

公開日：2023年12月31日 06:00

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電撃ホビー編集部

2023年に電撃ホビーウェブの記事を通じて売れたベストセラー商品をジャンル別にご紹介！　今回は第4回「トイ編」として、ミニカーなどの子ども向けおもちゃやコレクタブルフィギュアなど、トイ系アイテムのランキングを20位までお届けします！

トイ部門では、1位の「レトロエンターテイメントバック・トゥ・ザ・フューチャー – フォードスーパーデラックス」を筆頭に、2023年もマテルの「ホットウィール」がランキング上位を独占！　なんと20位以内に16アイテムが入っています。「レトロエンターテイメント」以外に「カーカルチャーモダン・クラシックス」「ベーシックカー」「プレミアムコレクターセットアソート」「プレミアム 2パック」など、多彩なシリーズが幅広く人気となりました。そのほか、タカラトミーの「ポケットモンスターモンコレ」や「トミカプレミアム」、アルゴ舎の「Fullcock Realfoam Water Gun 第12弾髙木型弐〇一九年式爆水拳銃 Vol.2.0」といったアイテムも人気でした。
※集計期間：2023年1月1日～12月22日
※商品名、写真をクリックするとAmazon.co.jpの販売ページが開きます（記事作成時点で在庫があり、標準的な小売価格以下で販売されている場合のみ。ただし、記事作成後または記事公開後に在庫切れとなる場合や、販売価格が変動する場合もあります。ご購入の際は十分ご確認ください）。
※記事の内容は、2023年12月28日　時点のものです。

1位：ホットウィール(Hot Wheels) レトロエンターテイメントバック・トゥ・ザ・フューチャー – フォードスーパーデラックス【3才~】 HKC25

映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』の劇中車、ビフの若き日の愛車1946年型のフォードデラックスコンバーチブルが登場！　スケートボードで逃げるマーティを追うビフのフォードが、トラックに突っ込み肥料を被ってしまうシーンを再現しています。フォード上に覆いかぶさった多量の肥料はプラスチックの別パーツでリアルに表現し、フォードはナンバーも劇中車と同じ数字が再現されるなど、こだわりに満ちています。

発売日：2023年4月15日

2位：ホットウィール(Hot Wheels) カーカルチャーモダン・クラシックス – ’98 トヨタアルテッツァ【3才~】 HKC66

1998年に、後輪駆動と縦置き直列エンジンを組みわせた小型のスポーツセダンとして登場したアルテッツァ。海外ではトヨタのプレミアム・ブランドであるレクサスからもISとして発売されることになっており、高級車としての装備や、高剛性な車体骨格などを特徴としていました。アルテッツァの車名は1998年から2005年の間、基本的には日本国内のみで使用されましたが、2005年から日本でもレクサス・ブランドが立ち上がったことから、その車名は消滅し、2代目からは海外仕様同様のISを名乗っています。今回発売されるアルテッツァは新金型アイテムであり、レクサスISではなく、あくまで右ハンドル日本仕様のアルテッツァをモチーフにしています。

発売日：2023年11月25日

3位：ポケットモンスターモンコレ ML-30 ミライドン

ハイクオリティのポケモンフィギュア、モンコレシリーズに「ミライドン」が登場！　モンコレは、ポケモンの姿を完全再現したハイクオリティなフィギュアのシリーズです。頭の上から、後ろ、横、足の裏まで、忠実に再現しているから手に取れば「ミライドン」の新たな秘密に気づくかも！　サイズはMLサイズ（約10センチ）となります。

発売日：2023年3月25日

4位：ホットウィール(Hot Wheels) ベーシックカー ’82 トヨタスープラ【3才~】 HNK22

1978年、2代目セリカの上級車種としてデビューしたセリカXX。セリカXXは北米市場ではトヨタスープラの名前で販売されましたが、3世代目からは日本も北米もスープラの名称に統一されました。ホットウィールがモチーフにしたのは2代目スープラで、日本ではセリカXXを名乗った最後の世代です。片目開き（ウィンク）のヘッドライト、エアロパーツやオーバーフェンダー、リアやリアクウォーター・ウィンドウのルーバー、大型オイルクーラー、初代セリカ風エンジンダクトなど、日本の街道レーサーにインスパイアされたカスタムが施されています。

発売日：2023年10月7日

5位：タカラトミー(TAKARA TOMY) ポケットモンスターモンコレ ML-29 コライドン

ハイクオリティのポケモンフィギュア、モンコレシリーズに「コライドン」が登場！　モンコレは、ポケモンの姿を完全再現したハイクオリティなフィギュアのシリーズです。頭の上から、後ろ、横、足の裏まで、忠実に再現しているから手に取れば「コライドン」の新たな秘密に気づくかも！　サイズはMLサイズ（約10センチ）となります。

発売日：2023年3月25日

6位：ホットウィール(Hot Wheels) プレミアムコレクターセットアソート【3才~】 986P-GMH39

1台のトランスポーターと3台のフルダイキャストカーがセットになったプレミアムコレクターセット！　今回は「日産スカイライン」のテーマで登場。トランスポーターのフリート・ストリートに、日産スカイライン 2000GT-R LBWK、日産スカイライン C210、日産スカイライン HT 2000GT-Xが含まれるセットです。ウィンドウボックス仕様でディスプレイ向き。

発売日：2023年7月8日

7位：ホットウィール(Hot Wheels) プレミアム 2パック日産スカイラインシルエット/LB-ER34 スーパーシルエット日産スカイライン【3才~】 HKF49

日本では1980年代に老若男女のクルマ好きを魅了した「スカイラインスーパーシルエット」と呼ばれるグループ5規格のレーシングカーと、同車をオマージュして愛知のリバティーウォークが製作したカスタムカー「LB-ER34 スーパーシルエット日産スカイライン」をセットにした、超人気車の2台セット！　ちなみに「スカイラインスーパーシルエット」は6代目スカイライン、「LB-ER34スーパーシルエット日産スカイライン」は10代目スカイラインがそれぞれベースになっていますが、印象が非常に似ています。これまで実車が2台並んだことはありませんが、スカイラインファンにとっての夢の光景が楽しめる商品となっています。

発売日：2023年6月10日

8位：ホットウィール(Hot Wheels) ベーシックカートヨタスープラ【3才から】 HNK45

コミカルなデフォルメタッチが特徴のトゥーンド・シリーズから、1993年に登場した4代目スープラが登場！　トヨタスープラは日本ではセリカの派生車種、セリカ XX（ダブルエックス）として1978年から発売され、アメリカでは「スープラ」と名乗り、日本でも3代目からスープラの名称に統合されました。同車は4気筒エンジンを搭載したセリカの上級高性能版として位置づけられ、6気筒エンジンが一番のセールスポイント。今回は映画『ワイルド・スピード』の第1作に主人公、ブライアンの愛機として登場し、強烈な存在感を放った劇中車をモチーフにした彩色が施されており、スープラ好きはアもちろん、映画ファンにとっても必携！

発売日：2023年11月4日

9位：Fullcock Realfoam Water Gun 第12弾髙木型弐〇一九年式爆水拳銃 Vol.2.0 全長約252mm ABS製ウォーターガン

リアルフォームウォーターガンシリーズの第12弾それは2017年夏の発売から大人気の当シリーズの第3弾にしてVol.2となる改訂版です。改定箇所は、1.マズルとレシーバー先端、2.底部マガジン固定ネジ、3.レーザーロッド、4.グリップエンドと六角ネジ、5.バイディングノブ、となります。これでオリジナルの髙木型弐〇壱九年式爆砕拳銃にさらに近づきました。カラーはアルゴ舎のスチールブラックIIで、いわゆるブルースチールっぽい色味になります。また、疑似LEDのラインストーンは自身で接着する仕様です（接着剤は同梱されていません）。

発売日：2023年7月20日

10位：ホットウィール(Hot Wheels) ベーシックカーアルファロメオ GTV6 3.0 【3才から】 HNK17

今回モチーフとしたのは、「小さなアルファロメオ」というニュアンスであるアルフェッタと名付けられた、同社の中型車のクーペモデルのGTです。アルフェッタは1972年に発売されたアルファロメオらしいスポーティな走りが特徴の4ドアサルーンで、GTはそのコンポーネンツをシェアした2ドアのスポーツカーとして1974年に登場。アルフェッタGTは年々高性能化が図られ、その中でも南アフリカでのみ200台強が販売された178馬力を発生する3.0リッターV6搭載車の超レアモデルがホットウィールとして再現されています。

発売日：2023年11月4日

11位：ホットウィール(Hot Wheels) プレミアム 2パック日産スカイライン GT-R (BNCR33) / MBK バン【3才~】 HKF53

モータースポーツなどでも豊富な実績のある、日本のチューンドカー・パーツメーカー、『HKS（エッチ・ケー・エス）』のレースカー風のグラフィックスが入ったBCNR33型日産スカイライン GT-RとMBKバンの2台セット。BCNR33型GT-Rは、BNR32、BCNR33、BNR34からなる、第2世代GT-Rの一端を担うモデル。第2世代の中ではもっとも全長やホイールベースが長いことから、その分室内空間に余裕があり、安定感のある走行フィールを魅力と捉えるファンも多くいます。アメリカでは現在人気や価値が高騰しており、日本から数多くの中古車が輸出されています。一方のMBKバンは、ホットウィールのオリジナルデザインですが、日本のトヨタハイエースや日産キャラバンといった商用1BOXを彷彿とさせるスタイルが目を惹きます。

発売日：2023年9月30日

12位：ホットウィール(Hot Wheels) ベーシックカー 1956 コルベット【3才~】 HNK31

アメリカン・スポーツカーのアイコンとして確固たるポジションを築くコルベット。現在は8世代目を数えるが、同車が誕生したのは1953年、今からちょうど70年前のことです。ホットウィールがモチーフとした1956年型は旧来の直6エンジンと決別し、強力なV型8気筒エンジンが標準装備されたことで知られ、コルベットの評価を飛躍的に高めたことで知られます。とはいえ、ホットウィールは市販車を再現したのではなく、『バービー』の実写版映画に登場するEV（電気自動車）の1956年型コルベットをモチーフにしています。『バービー』劇中車の特徴である、本来のコルベットには備わらない後席もしっかりと再現するなど、コルベット・ファンだけでなく、バービー好きの琴線に触れる1台ともいえるでしょう。

発売日：2023年10月7日

13位：ホットウィール(Hot Wheels) カーカルチャーローニン・ラン – マツダ RX7 FC パンデム【3才~】 HCJ86 ホワイト 1/64

世界唯一のロータリーエンジン搭載のスポーツカーとして今なお高い人気を誇るRX-7。今回は2代目をベースにT.R.A.京都が手掛ける『パンデム』ブランドのボディキットを装着したモディファイド仕様を新金型でリリース！

発売日：2023年1月7日

14位：ホットウィール(Hot Wheels) レトロエンターテイメント００７は二度死ぬ – トヨタ 2000GT ロードスター【3才~】 HKC27

日本を舞台にした映画『007は２度死ぬ（原題：You Only Live Twice）』の中で日本の女性エージェントの愛車として登場したトヨタ2000GT。2000GTは1967年にトヨタが発表した2人乗りのスポーツカーで、世界的にトヨタの技術広告塔的な役割も担って開発されたモデルでありましたが、当時は国内での価格の高さと海外ではまだトヨタ自体の認知度が低かったことから販売はふるいませんでした。しかし、今や希少価値も手伝って億単位のプレミア価格で取引きされるコレクターズカーとなっています。

発売日：2023年4月15日

15位：ホットウィール(Hot Wheels) カーカルチャーモダン・クラシックス – フィアット 131 アバルト【3才~】 HKC64

非常にオーソドックスな設計でシンプルながら先進的な外装デザインなどで高い評価を受けていたイタリアのフィアットが発売した小型セダン、131。ホットウィールとしては今回新金型アイテムとして発売するのが、ごく普通のセダンである131をベースに、古くからレースカーやラリーカーの開発を行っていた名門『アバルト』社がチューンしたその名もアバルト131です。エンジンは専用の2リッターDOHC4気筒を搭載し、頑丈で壊れ難いことを最優先に車体や足回りを強化しつつ軽量化。外観は太いタイヤを履くためにオーバーフェンダー化され、重い前後バンパーを取り除き、かわりに空力パーツを備えていました。WRC（世界ラリー選手権）でも大活躍して、これまで3度にわたりマニュファクチャラーズタイトル（一番優勝の多かったマシーンの製造メーカーに与えられるタイトル）を獲得しています。

発売日：2018年8月1日

16位：ホットウィール(Hot Wheels) ワイルド・スピード – 日産スカイライン GT-R(BNR34) 【3才~】 HKD21

最後の“スカイラインGT-R”として今や超コレクターズカーと化しているBNR34型。第2作の『ワイルド・スピードX2』で主人公ブライアン・オコナーの愛機として冒頭から登場したほか、ブライアンを演じたポール・ウォーカーもプライベートで同車を保有したことでも知られます。今回はユニークなことに、第1作にブライアンの愛機として存在した80型スープラと同じカラーリングをまとった架空の仕様でのリリース。

発売日：2023年2月25日

17位：ホットウィール(Hot Wheels) ワイルド・スピード – トヨタスープラ【3才~】 HKD25

映画『ワイルド・スピード』シリーズでは主人公、ブライアン・オコナーの愛機として第1作に登場した80系トヨタスープラ。さらにブライアン演じる俳優のポール・ウォーカー氏の遺作となった第7作のファンならば涙なしに観られないエンディングで、ブライアンがステアリングを握るのも真っ白な同車であったこともあり、ある意味映画『ワイルド・スピード』シリーズのアイコン的存在といっても過言ではない80系トヨタスープラ。
こちらのホットウィールは、劇中に実際登場する仕様ではなく、第2作『ワイルド・スピードX2』にブライアンの愛機として圧倒的な速さを見せるBNR34型スカイラインGT-Rをモチーフにした、シルバーボディカラーとブルーのグラフィックスを組み合わせた彩色が施されています。

発売日：2023年11月15日

18位：ホットウィール(Hot Wheels) カーカルチャーモダン・クラシックス – ’91 マツダ MX-5 ミアータ【3才~】 HKC68

1989年に登場したマツダのロードスター。1950～1960年代にアメリカや欧州のクルマ好きを魅了した、数々の英国製・小型オープンスポーツカーを現代に蘇らせたようなコンセプトが大人気を博しており、現在は4代目が健在。基本的なコンセプトは現行モデルに至るまで共通で、意のままにドライビングを楽しめることを乗馬に喩えて、「人車一体（人馬一体）」というキーワードが用いられました。ホットウィールがモチーフにしたのは、アメリカではマツダMX-5ミアータと呼ばれたレジェンダリーな初代で、点灯時丸目のライトがピョコンと起き上がるリトラクタブル式ヘッドライトで逆に消灯時には精悍な表情を醸し出すことがポイント。ホットウィールでは同車がインスパイアされた1950～1960年代の英国製スポーツカーを彷彿とさせる、ブリティッシュグリーンのボディ色とタンカラーの内装を組みわせたグレード、『Vスペシャル』風のカラーリングで仕上げられています。

発売日：2023年11月25日

19位：ホットウィール(Hot Wheels) ベーシックカー三菱パジェロエボリューション【3才~】 HNK25

1982年、4WDピックアップトラックのシャシーにバン/ステーションワゴン型のボディを架装した新機軸モデル、パジェロは登場しました。パジェロはその走破性の高さから、スキーやマリンスポーツ、アウトドアなどを楽しむ層から大人気を博し、特に2代目は日本国内の新車販売台数で大衆車などを抜いて1位に輝くなど、世のお父さんたちの憧れの存在としてパジェロ・ブームを巻き起こしました。ホットウィールがモチーフにしたのはパリダカ参戦用のホモロゲ―ションモデルのエボリューションで、空気抵抗を減らすためのワイドボディやリアのウィングほか、標準車とはまったく異なる印象となっています。