「ネオ・グランゾン」作例(再掲載作例)【週刊 電撃スパロボ No.058】
今週の「電撃スパロボ!」は、今月7月に再生産が予定されている、2013年に発売され圧倒的なボリュームで話題となった「ネオ・グランゾン」の作例をご紹介。この「ネオ・グランゾン」は、2010年に発売された「グランゾン」から機体同様さらにボリュームアップし、可動範囲も進化したことでファンを唸らせました。それでは発売当時のキットレビューをどうぞ!
ネオ・グランゾン
製作・文:富永高志
※初出:電撃ホビーマガジン2013年3月号/記事内容は雑誌発売当時のものです
対異星人戦闘用アーマードモジュールであるグランゾンが、シュウ・シラカワの謎の言葉によって秘められた力を解放し、変貌を遂げた姿。地底世界ラ・ギアスの錬金学と、その世界に存在するという古代の邪神ヴォルクルスの力を借りて、凄絶な恐怖の化身となっている。背部のバリオン創出ヘイロウや縮退砲による絶大な攻撃力は、まさにシュウが自称したヒンドゥー神話の破壊神シヴァを彷彿とさせるものであり、修羅の乱の終盤において、マサキ・アンドーと魔装機神サイバスター、そして後に鋼龍戦隊と呼称される戦力と激闘を繰り広げた。
背面のバリオン創出ヘイロウや巨大な肩アーマーを含めた全体的なボリュームは「グランゾン」のキットを大きく凌駕しています。にもかかわらず、各部に〝可動を阻害しないための可動ギミック〟が設けられ、各関節の可動範囲も「グランゾン」から大きな進化を遂げています。
一見すると組み立てが難しいそうですが、実際には同シリーズのキットとほぼ同じ構成なので、比較的簡単に組めます。
作例は後ハメ加工や肉抜き埋め加工以外はほぼストレートに組んだほか、足首の接地性を向上させるための加工を行っています。
塗装はメタリックカラーを使用し、ラスボスとしての存在感を引き立てる方向でまとめています。
3年前に製作した「グランゾン」と同様、完成後の迫力は桁違いです。皆さんもこのキットをお部屋に鎮座させましょう!
COLOR DATA
▪本体青…GX2番・ウイノーブラック→GX216番・GXメタルダークブルー→GX100番・スーパークリアーⅢ
▪本体銀…GX2番・ウイノーブラック→SM3番・スーパーアイアン
▪本体金…GX2番・ウイノーブラック→G122番・スターブライトゴールド
▪関節及びソード本体…G20番・ガンメタル
▪ソードの刃…GX2番・ウイノーブラック→G123番・スターブライトジュラルミン
▪眼…GX2番・ウイノーブラック→G124番・スターブライトブラス
▪カカト部クリアー…G45番・クリアーイエロー
▪ソード宝玉…G41番・クリアーレッド
*Gはガイアカラー、その他はすべてGSIクレオス「Mr.カラースーパーメタリック」及び「Mr.カラーGX」及び「Mr.メタリックカラーGX」
DATA
ネオ・グランゾン
- ノンスケールプラスチックモデル
- 全高:約220ミリ
- 価格:7,300円(税抜)
- 発売中(2013年1月発売/2016年7月再販)
- 発売元:コトブキヤ
- 企画協力:バンダイ
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