「ぷよぷようかん」発売!地域活性化を学ぶ学生のアイデアにより、eスポーツで盛り上がる『ぷよぷよ』と愛媛の老舗和菓子屋がコラボ!パッケージには「みきゃん」の姿も♪
人気ゲーム『ぷよぷよ』と愛媛の老舗和菓子屋「薄墨羊羹」がコラボ! eスポーツによる地域活性化を学ぶ学生のアイデアから生まれた「ぷよぷようかん」が発売中です!
愛媛の松山大学では「eスポーツビジネスマネジメント」の講義を通じ、eスポーツによる地域の創生や今後の可能性について学んでいます。その中でより身近にeスポーツを知ってもらうきっかけになるよう、ユニークさと可愛らしさを詰め込んだ商品開発を学生たちが企画。『ぷよぷよeスポーツ』のセガ、障がい者のeスポーツ事業に取り組んでいる愛媛県、愛媛の老舗和菓子屋「薄墨羊羹」によるコラボレーションで「ぷよぷようかん」が誕生しました。
DATA
ぷよぷようかん
- 商品内容:赤…いちご、緑…抹茶、黄…河内晩柑、青…レモン(それぞれ愛媛県産の材料使用)
- 内容量:4個(80g×4)
- 薄墨羊羹オンラインショップでの販売価格:1,296円(税込)
- 発売中
- 販売ルート:薄墨羊羹直営店、薄墨羊羹オンラインショップ
「ぷよぷようかん」が発売にいたった背景(薄墨羊羹より)
eスポーツのよる地域活性化の取り組みを学んでいる松山大学の学生さんにより、eスポーツの可能性をよりたくさんの方に知っていただきたいという想いのもと、普及促進を兼ねたお菓子を作ることになりました。
その中で薄墨羊羹にお声がけをいただき、製造元としての協力をさせていただくこととなり、モチーフもeスポーツの中で幅広い層に人気の高いセガの『ぷよぷよeスポーツ』を使用することとなりました。
協議を進める中で地域性をより出すために、愛媛県の素材を使用した商品とし、さらに愛媛県地域スポーツ課が取り組んでいる障がい者eスポーツのPR商品としてもコラボをすることとなりました。
苦労した点
商品の形態としてはさまざまなパターンを松山大学の学生さんが企画を進める中で考えましたが、ぷよぷよのかわいらしさを出しつつ量産もでき、できるだけたくさんの方に知っていただくために商品の流通面においてある程度の期間の日持ちがするパッケージの商品ということで大変苦労をしました。
形態が決まったところで中身の試作が進んでまいりましたが、よりぷよぷよの感覚に近づけるため、弾力のある食感を出すことに大変苦戦をしました。
パッケージについて
セガの監修のもとデザインがきまり、愛媛県ともコラボをしているという性質上、みきゃんとダークみきゃんがeスポーツを楽しんでいる様子と『ぷよぷよeスポーツ』のキャラクターを配置したポップなデザインとなっております。
企画立案をされた学生さんのコメント
松山大学経営学部経営学科4年次 吉岡妃奈乃さん
このたびは、地域とeスポーツ双方向の活性化を目指すプロジェクトにおいて「ぷよぷようかん」の商品開発を実現出来、大変喜ばしく感じております。この商品を開発する目標として以下のように掲げました。
- 1:地域とeスポーツを連携し若い世代にも地域活性化について興味を持ってもらうこと
- 2:eスポーツの競技者人口増加の推進
今回の取り組みがこれら目標における達成への一歩として多くの方に認知していただけるきっかけとなれば幸いです。
ぷよぷようかんの製作はおよそ2年をかけました。案の試行錯誤で困難な面もありましたがそれらの時間は私自身の成長にも繋がる良き経験となりました。今回のプロジェクトはご協力していただいた薄墨羊羹さま、セガさま、檀先生、他多くの方のご支援のおかげで行えることができました。大変感謝しております。みなさまありがとうございました。
松山大学経営学部経営学科4年次 宮内桜子さん
このたびはぷよぷようかんの発売、大変喜ばしく思っております。ぷよぷようかんはこのプロジェクトが始動してから長い期間様々な試行錯誤を繰り返し生み出された商品です。ぜひ多くの方の手に渡り喜んでもらえる商品であれば幸いです。
この商品を作るにあたって大変なことは沢山ありましたが、愛媛県の魅力をどのように伝えるかを1番に考えた商品なので、少しでも皆さんにこの商品を通して愛媛県の魅力が伝わって欲しいです。
最後になりましたがこのプロジェクトに携わってくださったみなさまに感謝を申し上げます。素晴らしいプロジェクトに関わることができてとても幸せです。ぷよぷよ〜かんがたくさんの人に愛される商品になることを願っています。
今後の展開について
薄墨羊羹をはじめとして、愛媛県内のお土産物売り場、また未定ですがeスポーツ関連のショップや県外のセレクトショップなどでも販売予定です。
『ぷよぷよ』について
「ぷよぷよ」シリーズは、発売から30年以上愛される、国民的落ち物アクションパズルゲームです。1991年に初代「ぷよぷよ」がMSX2版とファミコンディスクシステム版にて発売され、1992年にはセガよりアーケード版、メガドライブ版を発売。単純で分かりやすいゲームシステム、可愛らしいキャラクター、さらに落ち物アクションパズルゲームとして初めて対戦形式を導入したゲーム性により、爆発的なヒットを記録しました。以降、アクションパズルゲームの定番ゲームとして、さまざまなゲーム機や携帯電話、スマートフォンで展開され、年代を問わず幅広い層の方々が遊んでおり、現在に至っています。2018年3月にはJeSU(日本eスポーツ連合)公認タイトルとなり、プロ選手も誕生。eスポーツシーンでも盛り上がりを見せ、現在、多数の競技大会を実施しています。
愛媛県の取り組みについて
愛媛県では、県内でeスポーツ活動に取り組む障がい者施設をモデル施設として認定し、機器の貸与や導入経費の支援のほか、重度障がい者向けコントローラーの開発、各種イベントの開催など、障がい者にeスポーツの輪を広げる取組みを展開しています。今後も、障がい者がeスポーツに触れる機会や交流の場を創出し、誰もが互いに尊重し認めあえる共生社会の実現を目指していきます。
薄墨羊羹について
創業は戦災での資料焼失により詳しくは分かっておりませんが江戸後期頃と推測されています。以来地元愛媛県に根ざしながら日本の伝統的な和菓子の一つである羊羹作りに精進を重ね、1919年全国菓子大博覧会で最高の名誉大賞牌、1977年には新設された最高賞である名誉総裁高松宮賞を受賞するなど全国屈指の銘菓としての名声を博しています。社名にもなっている銘菓薄墨羊羹は松山の西法寺にある薄墨桜に因んでおり、中に入っている白い豆が薄暮に舞う桜の花びらを模しているという言い伝えがあります。
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