メカニック・モデル風のRG ザクやデスティニーガンダムをミキシングしたゴッドガンダムなど、電撃ガンプラアカデミー2021年12月編
2021年12月に投稿された作品から、電ホビ編集部がピックアップした作品を紹介。全投稿作品はワンダースクールにて公開中です! 今月選ばれた5作品は以下のとおりです!
>>電撃ホビーウェブ presents 電撃ガンプラアカデミー
電撃ホビーウェブ編集部のピックアップ5作品
作品名:1/144RGシャア専用ザク(カットモデル・メカニックモデルテイスト)(あやぽんさん)
非常に丁寧な工作で、清潔感のあるカラーリングもバッチリハマってますね……って、よく見たらこのザク、RGなんですね! いやはや度肝を抜かれました! 装甲はエッチングノコで切り欠いたとのことですが、1/144サイズにこの精度でやり切った手腕は素晴らしいのひとことです! ゴチャメカもセンスありあり!
作品名:HGグフカスタム+HG高機動試作型ザク=高機動型グフ(Seibiheiさん)
ドム脚ザクの脚部をグフに移植するという、ちょっと複雑なミキシングですが、違和感なくバッチリハマっていますね! 全体のバランスを見ながら追加したであろうディテールパーツや、使い込まれた雰囲気のウェザリング、懐かしさのあるラインデカールなど、すべてがカッコいいです! そして武装はジャイアント・バズと逆手シールドという激渋チョイス……的確にオジさんのストライクゾーンを攻めていますね(笑)。
作品名:HG GOD GUNDAM BRAVE(モルガナさん)
理想のゴッドガンダムを作るために、まさかデスティニーガンダムをミキシングしてしまうとは! その発想力に脱帽です! たしかにこうやって見てみると、手甲やスネのラインなど、ちょっと近しい部分はあるかも……しれないですね(笑)。塗装や表面処理も丁寧で、赤・黄・青のカラーバランスもお見事! 手練れを感じます!
ジェノアスに30MMシリーズのパーツ中心でデコレートしたようにお見受けしますが、強そうに仕上がっていますね~。カッコいい! ミキシングを違和感なく仕上げる定石として、“パーツのデザイナーをそろえる”というテクニックがありますが、こちらの作品は、元機体と追加したパーツのデザイナーが異なる(ジェノアスは海老川兼武氏、シエルノヴァは渭原敏明氏)ところを、同系統のカラーリングを持ってくることで見事にまとめられていると感じました。エッジを強調した塗装法もグッドです!
昨今のガンプラはそのままでもスタイル抜群ですから、プロポーションをいじるよりも、スジ彫りやディテールの追加が「追加工作の定番」になっていますよね。でも、この作業がやってみるとなかなかに難しい。絵心を問われるといいますか、なかなか「これだ!」というデザインになってくれなかったりしますよね。ハープセロテンさんのガンダムMk-IIにも、そのあたりの試行錯誤の跡がうかがえるような気がします。考え抜いて追加したであろう追加ディテールが、バッチリ決まっていてカッコいいです!
電撃ホビーウェブ編集部の総評
今月もたくさんのご投稿ありがとうございました! ガンプラアカデミーへの投稿作品は、比率的に塗装に重点を置いた作品が多いと感じているのですが、今回を見れば、工作やミキシングに力を入れた作品が目立ったように思いました。塗装に凝りはじめると工作力を磨かなければと感じ、工作ができるようになると塗装能力を底上げしなければと感じる……ガンプラの道は長いですね(笑)。電撃ガンプラアカデミーでは、随時作品の応募を受け付けていますので、今後もたくさんの投稿をお待ちしております!
電撃ガンプラアカデミーへの応募はワンダースクールにて受け付けています。
(c)創通・サンライズ
関連情報