『A.O.Z Re-Boot』Vol.91更新![ヘイズル・アウスラ]で開発された[プリムローズ]のマルチ・トランス・パック・システムについて解説!!

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イラスト●藤岡建機/編集●電撃ホビー編集部

コミック第VI巻にて火星編がひとつの区切りを迎えたコミック「A.O.Z RE-BOOT ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-」。その「A.O.Z RE-BOOT」の藤岡建機氏描き下ろしイラスト連載、更新です!!

RX-121-2P ガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ]中距離支援仕様

バックパックの換装によって機体の仕様を変更し、多様な任務への対応を目的としたトランス・パック・システム。これは既存機にも対応させることが可能でしたが、それにはTR計画を由来とする機器が用いられました。


本図は、トランス・パック・システムによる[ヘイズル・アウスラ]の換装を示したものです。トランス・パック・システムを用いたバックパックの接続法としては、ベロウズフレームによるものと、スペーサー状のジョイントパーツによるものの2種類があります。特に後者のジョイントパーツはベロウズフレームと同等の機能を有し、トランス・パック対応以前の地球連邦軍機との間に装備の互換性を持たせました。これはブラックアーズと[ケルデルク]でテストが行われて、後のTR計画の換装機構へと発展したのです。

●[ヘイズル・アウスラ]中距離支援仕様

[ヘイズル・アウスラ]によるマルチ・トランス・パック・システムの運用例のひとつ。キャノン装備の[プリムローズ]を胴体ユニットとしています。キャノン砲による中距離支援が可能となったことで、より広範な任務に就くことが可能となりました。

●[プリムローズ](ピリオドモデル)

上からEWAC、キャノン、ハイザック(のバックパック)を装備した[プリムローズ]です。これらの装備はマルチ・トランス・パック・システムによって[プリムローズ]に取り付けられています。このシステムはブラックヘアーズによって技術の検証や蓄積が行われ、最終的には「万能化換装システム」へと発展することとなりました。

イラスト連載まとめに掲載されているピンナップでは、それぞれの機体についての解説もされていますので要チェックです!(ピンナップ内の機体名をクリックするとテキストが展開されます)

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DATA

A.O.Z RE-BOOT GUNDAM INLE ガンダム・インレ -くろうさぎのみた夢- VI

  • イラスト・漫画:藤岡建機
  • 原作:矢立肇・富野由悠季
  • 判型:A5判
  • 発行:KADOKAWA
  • 定価:990円(税込)
  • 発売中

(C)創通・サンライズ イラスト/藤岡建機

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