素組みでガンプラ! ~ギラ・ズール~ 後編

更新日:2014年11月13日 23:09

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ガンプラの楽しみ方は人それぞれ。合わせ目を消したり全塗装して“ガチ”で仕上げていくのも楽しいけれど、せっかく色分けが再現されているガンプラだから、そのまま組んで楽しむのもアリでしょう。

 

そこで本コーナーでは、プロモデラーの桜井信之氏に、充実した作業環境のない方にもガンプラ作りを楽しめるように、超基本からちょっとしたワザまで、素組みで作る際の“コツ”を紹介してもらうことにしました。少しの手間で十分楽しめる“素組み”の楽しさを、味わっていただければと思います。

 

前回に続き、「HGUC AMS-129 ギラ・ズール(アンジェロ・ザウパー専用機)」を例に、シールの貼り方をご紹介します!

 

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■HGUC AMS-129 ギラ・ズール(アンジェロ・ザウパー専用機)
~シールを貼るときのコツ~

 

●今回使った道具
ピンセット
爪楊枝

 

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11 ジオンのトレードマークでもある襟章を模した胸元のマーキングです。まずはキットのモールドに合わせてシールを軽く置きます。

 

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12 次に爪楊枝を使って丁寧にシールをなじませていきます。このときシールにプリントされた模様と、キットのモールドがズレると美しくないので、シールの位置決めは慎重に行います。もしズレている場合はいったん剥がし、再度位置を調整しましょう。写真右は右半分のみシールをなじませた状態です。

 

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13 シールをなじませた状態。他のパーツも同じように作業を進めていきましょう。2枚目の写真も右側はなじませたもので、左側はなじませていないものです。同じくなじませたものと、なじませないものではその差は明らか。

 

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14 ここからは、より立体的なシールの貼り方。胸ブロックの下側に存在するアルファベットの“U”の形をした白い塗り分け部分。ここにシールを貼ります。

 

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15 シールには切れ込みが入っていて、モールド全体を包み込むようになっています。まずは右斜め下と、左斜め下の“コーナー部分”を折り込むようにキットに密着させます。

 

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16 その後、左右両側と下側を同じように折り込みながら、モールド全体をくるむように密着させれば終了です。最初にコーナー部分を密着させるのが美しく仕上げるためのコツといえるでしょう。

 

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17 最後はこれまでのテクニックを合わせた貼り方です。〈袖付き〉の由来にもなった、UC版MSの最大の特徴部です。円筒形にシールを貼るので、片方の端側から袖口を半周させてキットに貼っていきます。

 

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18 次に胸元パーツで行ったように、細かいモールドに沿って爪楊枝を使ってシールを密着させていきます。

 

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19 最後に袖口の上下部分を包み込むようにシールを密着させていきます。切れ込みは2箇所入っているので、まずは両端を密着させて、最後に正面部を密着させます。

 

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20 前回と同じ“丸いモールド”へのシール貼りです。前回のヒザ部分より大きく、外周部も4箇所切れ込みが入っています。

 

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21 まずはきちんとパーツの中心にシールを貼り、中央部を爪楊枝で押して密着させます。その後4方向に切れ込みの入った外周部を順に密着させて終了です。

 

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 まとめ

きちんとシールを貼ると、あたかも白いラインを塗装したかのように鮮やかなエングレービングが表現できます。白という色ははきちんと発色させるのが難しい塗料なので、上手に貼れば塗装で再現するよりも、キッチリとした美しい白いラインをキットに加えることができます。

 

完成写真はコチラ!

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<関連情報>

素組みでガンプラ! ~ギラ・ズール~ 前編

 

 

(C)創通・サンライズ

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