「ゴジラ(1968)中村哲也ver.」や「ゴジラ(1954)雛形」など会場販売フィギュアに注目!「GODZILLA THE ART」第4弾展覧会が11月29日(金)から渋谷PARCOで開催!
パルコは、2024年11月29日(金)から12月16日(月)の18日間、PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO4F)にて、ゴジラ生誕70周年を記念したアートプロジェクト「GODZILLA THE ART」の第4弾として「GODZILLA THE ART by PARCO vol.4」を開催!
1954年に第1作目となる『ゴジラ』の公開以降、国内30作品、アニメーション3作品、ハリウッド版5作品を含めた、計38作品のゴジラシリーズを制作し公開してきた『ゴジラ』。Roby Dwi Antono氏、佃弘樹氏、大平龍一氏、James Jarvis氏、浅野忠信氏など含めた世界各国のアーティスト15名のアーティストたちが、それぞれのゴジラへの想いと独自の視点を反映させ、ゴジラをモチーフにした個性豊かなアート作品を生み出しています。
本展覧会のキービジュアルは中村哲也氏が担当しています。そのほか実際のゴジラ映画撮影で使用されたゴジラスーツ立像(『ゴジラ FINAL WARS』)も特別公開されます。GODZILLA THE ART開催記念の特別なゴジラフィギュア、展覧会オリジナルグッズも販売予定です。
DATA
GODZILLA THE ART by PARCO vol.4 curated by NANZUKA
- 会期:2024年11月29日(金)~12月16日(月)
- 会場:PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F/東京都渋谷区宇田川町15−1)
- 営業時間:11時~21時(入場は閉場時間の30分前まで/最終日は18時閉場)
- 入場料:1,000円(税込)※未就学児無料
- 参加アーティスト:中村哲也、佃弘樹、大平龍一、James Jarvis、HAROSHI、Oliver Payne、Jean Jullien、Roby Dwi Antono、Stickymonger、TOKI、Pex Pitakpong、Julio Anaya Cabanding、安部貢太郎、村松佳樹、浅野忠信
- 主催:パルコ
- キュレーター:NANZUKA
- 協力:東宝、朝日新聞社
- ロゴデザイン:北川一成(GRAPH)
※11月29日(金)~12月1日(日)の3日間は事前予約制となります。
※11月22日(金)10時入場予約チケット販売開始。
中村哲也氏、Roby Dwi Antono氏、浅野忠信氏など世界各国15名のアーティストたちが参加!
2024年に迎える生誕70周年企画として始動した「GODZILLA THE ART」。1954年に劇場第1作が公開され今や世界的なアイコンであるゴジラはこの70年のなかでさまざまな表情を私たちに見せてきましたが、それらは同一のものではなく常に変化し続けてきました。ゴジラはその巨大な存在感と破壊的な力を通じて、社会的メッセージを強く訴えかけてきました。ゴジラ映画は、娯楽作品を超えた総合芸術としての奥深い魅力を持ち、アーティストはゴジラの象徴的な存在を通じて、破壊と再生、自然と人間の関係をテーマにした作品を生み出しています。
本展には中村哲也氏、佃弘樹氏、 大平龍一氏、James Jarvis氏、HAROSHI氏、Oliver Payne氏、Jean Jullien氏、Roby Dwi Antono氏、 Stickymonger氏、TOKI氏、Pex Pitakpong氏、Julio Anaya Cabanding氏、安部貢太郎氏、村松佳樹氏、そして浅野忠信氏が参加を予定しています。各アーティストたちは、それぞれのゴジラへの想いを込めて、さまざまな手法、メディア、スケールで独自の作品として制作します。本展のキービジュアルを制作した中村哲也氏は、今回の作品について、次のように語っています。
「ゴジラを作り上げてきた先人たちに敬意を払い、慎重に試行錯誤を重ねました。凶暴で格好いい1964年ゴジラをモチーフにフォルムの美しさに焦点を当てて、私の持つゴジラのイメージを増幅させました。」
中村哲也
1968年千葉県生まれ、東京藝術大学院で漆芸を学び、以後視覚的な情報が生物に与え得る情報をテーマにさまざまな造形作品を制作してきました。中村氏は高校時代からモデラーとしてゴジラに接し親しみと理解を深めました。学生時代工芸を学ぶ上で多くの仏像に触れた中村氏は日本の仏教美術の様式の変化とゴジラの形状の変化に共通性をみいだしさらに興味を深くしていきます。1964年の『モスラ対ゴジラ』のゴジラを平安時代の仏像に例えられるとしその後のゴジラのフォルムの理想形が完成されたといいます。今回中村氏はその1964年のゴジラとキングギドラを作り出します。
大平龍一
1982年、東京都出身千葉育ち、2011年東京藝術大学大学院にて博士号を取得しています。「ゴジラは私に取って幼少の頃から不条理の代表であり、またある種の「気づき」を与えてくれる存在だった。ゴジラは日常に突如目的もなく登場し、去っていく。今回私は不条理な存在を象徴するモチーフとしてゴジラをハンマーに見立てた。「ゴジラとハンマー」は言葉で上手に表現できないがピッタリだと思い制作に至った。生きることは不条理の連続である。数秒前の出来事と数秒後の出来事に一貫性はあるようでないだろう。では私たちは不条理を愛すほかない。理由なき破壊と創造、不条理な死と生を愛するためゴジラハンマーを制作した。」と大平氏は語っています。
James Jarvis
1970年生まれのジェームズ・ジャーヴィス氏は、ロンドンを拠点とするアーティストで、イラストレーターおよびキャラクターデザイナーとして活動してきました。彼の芸術スタイルは、日本でも広く認識され、高く評価されています。2003年から2013年までSILASの共同創設者であるラッセル・ウォーターマン氏とともに「Amos」という会社を経営しており、最近ではNIKE、ユニクロ、IKEA、adidasなど、多くの世界的なブランドとのコラボレーションをしています。James氏は今回、紙の上に次々に自由なスタイルで描き出したゴジラ作品を、クリップボードのスタイルで展示します。
Haroshi
2003年よりスケートボードデッキの廃材を使った唯一無二の彫刻作品、インスタレーションを制作しているアーティストです。本展のハロシ氏の作品は、初代ゴジラの初登場シーンにインスパイアされています。作品は廃棄されたスケートボードを使って作られ、ゴジラの歯は作者自身が使い終わったスケートボードのウレタンウィール(タイヤ)から削り出されています。スケートボードのウィールがデッキに噛んで詰まってしまう現象を「ウィールバイト」と呼び、この言葉に着想を得て、ゴジラの歯をウィールで作り出し、まさに「ウィールバイト」を再現しようとしています。歯の黄ばみは、実際にスケートボードの使用中に日光で焼けたウィールの色を反映させています。
Oliver Payne
1990年代後半からニック・ラルフとのコラボレーションアーティストとして、スケート、ハードコアミュージック、パンク、グラフィティなどのストリートカルチャーをベースにした映像作品やインスタレーション作品を中心に精力的に創作活動を行ってきました。本展でオリバー氏は1954年公開のゴジラ映画のサウンドに非常にインスパイアを受け、それを使ってハーシュノイズ音楽の作品を作ることにしました。「ゴジラ映画の音を使ってノイズミュージックを作ること、日本というノイズミュージックが発展している国で発表することがエキサイティングです。今回メルツバウ、マゾンナ、メルビンズ、などとサウンドを作っている友人David Scott Stoneの協力の元制作しました。」とOliver氏は語っています。
そのほかのアーティストによる作品も!
「GODZILLA THE ART」参加アーティストへのインタビューを公開!
「GODZILLA THE ART」参加インタビューへのインタビューを公開! 現代アートギャラリーNANZUKAがキュレーションしたアーティストたちが、ゴジラをどのように解釈し自身のアートに表現したかに迫るインタビュー「GODZILLA THE ART 10Questions」が近日公開予定です。
会場販売フィギュアはアーティストカラーリングを含む3種!
GODZILLA THE ART 開催記念 ムービーモンスターシリーズ ゴジラ(1968)中村哲也ver.
「ムービーモンスターシリーズ ゴジラ(1968)」に参加アーティストである中村哲也氏がカラーリングデザインを行った数量限定のフィギュアを発売。
DATA
GODZILLA THE ART 開催記念 ムービーモンスターシリーズ ゴジラ(1968)中村哲也ver.
- 価格5,500円(税込)
※会場にて通常販売。
GODZILLA THE ART 開催記念 東宝大怪獣シリーズ ゴジラ(2023)熱線放射バージョン
DATA
GODZILLA THE ART 開催記念 東宝大怪獣シリーズ ゴジラ(2023)熱線放射バージョン
- 価格:27,500円(税込)
※会場にて通常販売。
GODZILLA THE ART 限定 ムービーモンスターシリーズ ゴジラ(1954)雛形
ゴジラ雛形はゴジラシリーズ第1作『ゴジラ』(1954)に登場するゴジラの造形を検討するため作られました。造形検討の段階では体がウロコで覆われたようなデザインで、現在広く知られるゴジラの姿とは異なったものでした。ゴジラ雛形はまさにゴジラの原点ともいえる姿です。
DATA
GODZILLA THE ART 限定 ムービーモンスターシリーズ ゴジラ(1954)雛形
- 価格:4,620円(税込)
※会場にて通常販売。
作品を使用した豊富なラインナップの展覧会オリジナルグッズも!
Tシャツ
ポストカード
トートバッグ
そのほかのグッズも!
※商品のデザイン・仕様は変更となる場合があります。
現代の表現者が映画という枠を超え自身の解釈するゴジラを表現していくアートプロジェクト「GODZILLA THE ART」
2024年に迎える生誕70周年企画として始動した「GODZILLA THE ART」。1954年に劇場第1作が公開され今や世界的なアイコンであるゴジラはこの70年のなかでさまざまな表情を私たちに見せてきましたが、それらは同一のものではなく常に変化し続けてきました。「GODZILLA THE ART」は、現代に生きる国内外の表現者たちが映画という枠を超えそれぞれの手法でゴジラと対峙し、自身の解釈するゴジラを表現していくプロジェクトです。 プロジェクトを通じて今後も展覧会の開催やプロダクト販売などさまざまな企画を展開予定です。
ゼネラルプロデューサーを務める養老孟司氏によるスペシャルインタビュー動画を公開。ゴジラとともに時代を過ごしてきた養老孟司氏にゴジラとは何か? アートとは何か? を問います。
TM & (C) TOHO CO., LTD.
(C)Tetsuya Nakamura Courtesy of NANZUKA
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(C)Ryuichi Ohira Courtesy of NANZUKA
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(C)James Jarvis Courtesy of NANZUKA
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(C)HAROSHI Courtesy of NANZUKA
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(C)Oliver Payne Courtesy of NANZUKA
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