【ガンダムビルドファイターズ連載】ホットスクランブルガンダムとは何か?作例はHi-νガンダムヴレイブアメイジング スーパーウェポン(Ver.紅の彗星)がスタート!

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機体解説・文●千葉智宏(スタジオオルフェ)/作例製作・文●フクダカズヤ/編集●電撃ホビー編集部

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<ガンダムビルドファイターズD-Rまとめページ>

 

『月刊ガンダムエース』(毎月26日発売)連載のガンダムビルドファイターズ外伝『ガンダムビルドファイターズA-R(アメイジング レディ)』は、既刊の『ガンダムビルドファイターズA』の続編としてユウキ・タツヤの新たなる戦いが描かれています。

 

▲月刊ガンダムエース2016年10月号では、反響続々! 「ククルス・ドアンの島」はもちろん、コミックス同時発売「ベルトーチカ・チルドレン」&「ザ・ブルーディスティニー」も注目!

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本連載『ガンダムビルドファイターズD-R』では、『ガンダムビルドファイターズA-R』と連動し、その登場機体を外伝のシナリオを手がけるスタジオオルフェ 千葉智宏先生に解説していただきます。

 

今月は、ホットスクランブルガンダムを紹介。月刊ガンダムエース10月号に掲載されている『ガンダムビルドファイターズA-R』の SP2「ホットスクランブルガンダム」に登場している機体で、千葉先生が執筆された機体解説を掲載します。

 

今月の特集機体&作例紹介は、先月千葉智宏先生による解説が掲載され、さらに公式HPで連載中の「HHイメージングビルダーズ」でも取り上げられた「Hi-ν ガンダムヴレイブアメイジング」を紹介します。今回は「紅の彗星Ver.」ということで、赤くカラーリングされた機体のカスタマイズ方法に加え、アメイジングレヴ改や追加武器「スーパーウェポン」など、多彩な武装についても4週にわたって解説していきます。第1回目は、Ver.紅の彗星本体と、付属する多彩な武装について紹介します!

 

まずは千葉智宏先生による「ホットスクランブルガンダム」の解説からスタート!

 

 


スクランブルガンダムを三代目メイジンが遊び尽くしたガンプラ

ホットスクランブルガンダム

夏休み特別編として放映された「ガンダムビルドファイターズ トライ アイランド・ウォーズ」。その中でニルスは、南の島のラボで新たな粒子とシステムを開発していました。それに対応するガンプラがスクランブルガンダムです。Ζガンダムとデスティニーガンダムをベースとしたオリジナルの機体で、高濃度の圧縮粒子に対応することで、これまでのガンプラにはない強さを見せつけました。対するトライファイターズとその仲間たちとのバトルはすごい迫力でした。

 

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▲スクランブルをはじめとして、ニルスたちラボのメンバーの研究により、ガンプラバトルは日々進化を続けている。メイジンも大興奮だ。

 

 

今回紹介するホットスクランブルガンダムは、メイジンがニルスに協力して、スクランブルガンダムをベースに自身の技術を使用して遊び尽くして完成させた機体です。その形状の違いから背部を中心に大きく改造が加えられたのがよく分かります。この背部については、メイジンがガンプラを始めた時から愛機としているνガンダム系機体の特徴が見られます。

 

さらに、三代目メイジンといえば紅の彗星。機体色も紅をメインカラーに変更され、オレンジを配色したスクランブルガンダムよりも、メイジンらしい機体へと変化しています。ホットスクランブルガンダムは、ベース機同様に飛行形態への変形も可能ですし、フィンファンネルを銃と合体展開させることで火力を高めるようなギミックも内蔵しています。まさにメイジンが今あるすべてを盛り込んだガンプラであると言えるでしょう。

 

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▲ホットスクランブルガンダムは、フィンファンネルを装備しており、Hi-νガンダムヴレイブなどに近い戦略をとることが可能だ。

 

現状で新システムに対応するガンプラは、スクランブルガンダムとホットスクランブルの2機のみですが、ラボでは、旧キットも含め新システムに対応するための技術も研究しています。その実験のひとつとして、ガンダムエースの漫画の中には、新システム対応処理をしたHi-νガンダムヴレイブアメイジングも登場します。同時にレディ・カワグチもあるガンプラを持って参戦するのですが、こちらは漫画の方でご確認ください。まだ描かれていない過去にレディが使用していたガンプラなので、今後のさらなる活躍が漫画の中でどのように描かれるのかご注目を。

 

 

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▲前回の機体紹介に登場したHi-νガンダムヴレイブアメイジング。新粒子に対応させてバトルに参戦! メイジンのこの機体への愛着が分かります。

 

 

Hi-νガンダムヴレイブアメイジングは、ホットスクランブルガンダム戦でバトル継続不可能になってしまうのですが、レディの助けを借りて、新たな装備を加えてバトルに復帰します。その名もHi-νガンダムヴレイブアメイジング スーパーウェポン。今回の作例として製作しているのが、このガンプラです。多重武装形態という少年の時にタツヤがマーキュリーレヴを使用して以来、多くのピンチを切り抜けるために使用しているものです。

 

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▲キャンペーン武器を組み合わせて、オリジナルの武装として機体に組み込んだ形態。数分でこれを組み上げるメイジンの技術には脱帽だ。

 

 

ホットスクランブルガンダムの作例も、現在製作中です。νガンダム系のパーツはサイズやデザインの細部が違うため流用可能なキットがなく、セミスクラッチとなる予定です。かなり立体映えする機体なのでお楽しみに。同時にホットスクランブルガンダムは、今回の漫画だけでなく、ゲームなどに登場予定と告知されています。あなたの手で本機を操れる日が来るかもしれません。期待して待ちましょう!

 

 


 

HGBF 1/144 Hi-νガンダムヴレイブアメイジングスーパーウェポン(Ver.紅の彗星)

 

こんにちは。フクダです。

今回は『ガンダムエース 10月号』掲載の『ガンダムビルドファイターズA-R』 SP2「ホットスクランブルガンダム」に登場する、Hi-νガンダムヴレイブアメイジング スーパーウェポンを担当いたしました。使用したキットは、8月11~14日、池袋・サンシャインシティ文化会館で開催された『ガンプラEXPOワールドツアージャパン2016SUMMER』の会場で販売された「HGBF 1/144 Hi-νガンダムヴレイブアメイジング Ver.紅の彗星」です。そこに7月からスタートしたバンダイ「HGカスタマイズキャンペーン」のウェポンパーツを組み合わせて製作しています。
今回も全4回の連載になりますので順を追ってお見せしたいと思います。

 

▲『ガンダムビルドファイターズA(アメイジング)』第3 巻から。Hi-ν ガンダムヴレイブが「紅の彗星」を発動したシーン。内部フレームの高速機動に反応したプラフスキー粒子が圧縮され、機体が赤く染まる現象とされる。

▲『ガンダムビルドファイターズA(アメイジング)』第3 巻から。Hi-ν ガンダムヴレイブが「紅の彗星」を発動したシーン。内部フレームの高速機動に反応したプラフスキー粒子が圧縮され、機体が赤く染まる現象とされる。

 

 

 

Ver.紅の彗星

1回目の今回はベースキットとなる「HGBF 1/144 Hi-νガンダムヴレイブアメイジング Ver.紅の彗星」のご紹介です。

 

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▲Hi-νガンダムヴレイブの基本形態。こちらにアメイジングレヴを装備することで、Hi-νガンダムヴレイブアメイジングとなります。「Ver.紅の彗星」の名に相応しい、きらびやかで神々しいフォルムとなっています。

 

 

キット紹介

本キットは、A-Rの前作となる『ガンダムビルドファイターズA』の作中で見せていた”紅の彗星”をイメージした成形色で構成された「HGBF 1/144 Hi-νガンダムヴレイブ」にガンダムA2015年3月号と電撃ホビーマガジン2015年4月号の付録で配布された激レア「アメイジングレヴA&D」が2つセットで同梱されている大盛り状態。

 

発売中の「HGBF 1/144 Hi-νガンダムヴレイブ」が作中で見せた”紅の彗星”をイメージしたカラーリングで成形されています。キットには従来のフィンファンネルも装備されているので、ノーマル版として組むことも可能です。

 

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▲背部から見た状態。フィンファンネルが計6基装備されていて、ウイングのように展開しているのが特徴です。

 

 

アメイジングレヴA+D+Ver.紅の彗星付属パーツ

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キットには2基のアメイジングレヴが同梱されています(写真左)。
右上から順に、アメイジングレヴDの「ロングビームライフル」、アメイジングレヴAの「ビームガトリングガン」、”Ver.紅の彗星”用に新規にデザインが用意された「ネオレールガン」と「メガビームライフル」です。中央にある2つの銃器本体とドッキングして運用する方式です。

 

まさかの新規デザインのウェポンパーツも付属。実は大盛りのさらに上をいくボリューム満点な特盛キット。……よく箱に収まりましたねぇ(笑)

 

 

Hi-ν ガンダムヴレイブアメイジング Ver.紅の彗星

 

Hi-νガンダムヴレイブアメイジング Ver.紅の彗星と名付けられた本キット。
“アメイジング”の名を冠するこの姿こそ、Hi-νガンダムヴレイブの真の姿と言っても過言ではないものです。

 

さらに、新規デザインの武装が装備されていることにも注目です。

 

▲EXPO限定で付属した、「ネオレールガン」と「メガビームライフル」を携行火器に使用した状態。アメイジングレヴ本体はバックパックに接続されます。

▲EXPO限定で付属した、「ネオレールガン」と「メガビームライフル」を携行火器に使用した状態。アメイジングレヴ本体はバックパックに接続されます。

 

次回は盛りだくさんの武装と、Hi-νガンダムヴレイブアメイジングの組み合わせ例、そして実際の工作と塗装についてご紹介します。

 

 

関連情報

 

(C)サンライズ・創通・テレビ東京

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