全部で14丁のみ!大日本技研オリジナルデザインのエアガン「P90_AD」が発売!
アニメやコミックスに登場するガンや、「スコープドッグ」の1/1ペーパークラフトなどでおなじみの大日本技研から、オリジナルデザインのエアガン「P90_AD」が発売になりました。14丁のみの限定生産で、うち12丁がオークション形式で販売されます。
「P90_ADvance」(略称P90_AD)は、実銃のFN P90をベースにしたオリジナルデザインのエアガン。内部に東京マルイ製「P90」のメカボックスが内蔵された完成品です。
各部の基本レイアウトはP90に準じたものになっていますが、架空の設定を盛り込んだり、より使いやすくするためのリファンが施されています。
大きく違うのはグリップからストックにかけてのデザイン。P90のグリップはかなり斜めに寝た状態ですが、それを普通のグリップに近い角度に起こしたため、銃としてより自然に握れるようになっています。 グリップが起きたぶん全高が高くなるため、バレル上部のドットサイトユニットを低くして高さをセーブ。それに合わせてストックの上部を削る事で頬付け位置も下げられています。
ストックの下部には架空設定の排莢箱を装備。実銃のP90ではストック前方に排莢口があり、そこから下に向かって排莢されます。すると当然、足元に空薬莢がバラ蒔かれることに。空薬莢を溜め込む布製のカートキャッチャーが用意されているのですが、そのデザインが気に入らなかったため、ここに溜め込む設定にしたそうです。
両側の穴から空薬莢の量をチェックし、一番上の穴まできたらパカッと開いて一気に廃棄するという想定なのだとか。デザイン的にもポイントになっているし、なかなか機能的な設計です。エアガンでは空薬莢は出ないので、代わりにここにはバッテリーが入っています。バッテリーは元々ストック上部にあったのですが、削ってしまったためここに移動させたとのこと。ちゃんと役に立っていて、たんなるデザインにとどまっていないあたりが素晴らしい!
バレル上部のドットサイトは元のP90から移植されたもの。もちろんちゃんと使えます。注目すべきはその前方、バレルのすぐ上にあるユニット。小型ビデオカメラで有名なGoProをセットできるようになっているのです。付属しているのはダミーパーツなので、GoProは別途用意する必要がありますが、ガンカメラ的使い方ができるのでゲームの記録には最適。デザイン的にも自然に組み込まれていて、違和感がありません。全体的に有機的なフォルムの中、この部分は直線的デザインになっていて、そのコントラストも目を引きます。
カスタムガンというとレジンキットが多いですが、強度を出すためにメイン素材はFRPになっています。FRPはとても硬く加工が難しいため、キットではなく完成品の形で販売。生産は全部で14丁で販売されるのはそのうちの12丁のみで、1丁は保存用、1丁は後述のプレゼント用になります。
販売はオークション形式で行なわれ、現在最初の1丁が出品中。入札は専用フォームから行ない、1丁完成するごとに締切になって、次の入札がスタートします。締切間際にはツイッターで告知するとのこと。
また、ツイッターを利用し、P90_AD大喜利というのを実施しています。P90_ADの架空設定やショートストーリー、イラストなどを作成してツイートすると、リツイートやいいねの数も参考にしつつ、これは!という1名様にシリアルNo.01のP90_ADをプレゼントしてくれるそうです。
入札や大喜利の詳しいことは、P90_ADのウェブサイトをご覧ください。大喜利の締切は最後の生産分が落札されるまでとのことなので、まだまだ時間があります。挑戦してみてはいかがでしょう!
DATA
P90_ADvance(P90_AD)
- 大日本技研オリジナルデザイン
- 材質:FRP/ABS/ポリウレタン
- 全長:510mm
- 重量:2.2kg
- 内部ユニット:東京マルイ メカボックスVer.6(P90用)
- オークション形式で発売中
関連情報
(C)たなかせいじ/大日本技研