柳瀬敬之氏デザインによるシリーズ第3弾の試作原型の詳細を初公開!!【電撃デスクトップアーミー通信No.022】
デスクトップアーミーの最新情報をお伝えする「電撃デスクトップアーミー通信」第22回。
今回、遂に新型D-phoneのデータを発掘したナビットちゃんとろっくん。果たして、ふたりがアーカイブから見つけ出した新型D-phoneの姿とは一体……。早速、その様子を見てみましょう!!
【F-606sがログインしました】
ムシャムシャ……。
これも違う、こっちも違う。わかっていたことながら、スゴい量だナ。これじゃ、ナビットがイヤになるのは無理もナイか……。そういえばナビットはどこニ……?
モグモグ……。あー、美味しい。さっきご飯食べたのに、すぐにおなかが減ってきちゃう。データも見つからないし、休憩、休憩っと。
オイ、ナビット、ナニヲシテイルンダ……!! データを探しているかと思えば、オマエッテヤツハ!!
ちょ、ちょっと休憩していただけよ!! ほら、ちゃんとデータも探してるんだから。(カタカタカタ、ターン!!)
オイッ!! 適当に触るんじゃナイ!! この前もそれで……!!
あれ? ろっくん、これって新しいD-phoneのデータじゃない?
どれどれ……。そのようだナ。ナビットにしてはやるジャないか。とはいえ、通常のD-phoneとは少し違うようにも見えるガ。詳しく見てみヨウ。
でも、これまで見つけたD-phoneは全部色がついてたけど、これは色がついてないね?
新しいD-phoneであることは間違いないようダ。名前は……<Y-021d ミレニア>とあるナ。でも、これはテスト用のものかもしれないゾ。
新型を開発する際に、外見やギミックを検証するために作ったプロトタイプ的なもの、といったトコロだ。データが残っているということは、色が塗られていないだけで、形状としては製品に極めて近い仕様か、ほぼ同じものだろうナ。ほら、ここを見てミロ。
この部分は他のD-phoneと変わらないな。展開機構も備えている点も同じカ。
あれ、ろっくん、こっちを見て。これまでのD-phoneとちょっと違ってない?
カカトの部分が大型で、他のD-phoneに比べて、接地性が高くなっているように見えル。よく気付いたナ。
へへ~~。私だってちゃんと見てるんだよ。他にも、ほら、頭のハードポイントも可動するみたいよ?
ホウ。アタッチメント式ではなく可動式というのは初めて見たナ。アプリケーションアーマーの装着方法なども気になるガ……。
アプリケーションアーマーのデータは見当たらないねぇ。あれ? 胸の装甲も取り外せるみたいだよ。
それは面白いナ。これまでは胴体部分の装甲に取り外し機能があるものはなかったんじゃないカ?
この部分もアプリケーションアーマー用のアタッチメントなんだろう。これまでとはコンセプトが大きく異なるD-phoneなことは間違いないナ。
あっ!! これって、このD-phoneじゃない? こんな色なのかな? アプリケーションアーマーの種類もたくさんありそうだよ。
その可能性は高いナ。ヨシ、これからはこのD-phoneの情報を優先してさがしてみヨウ。
【F-606sはログアウトしました】
偶然とはいえ、シリーズ第3弾・ミレニアの試作データを見つけ出したナビットちゃん。案外「持っている」のではないでしょうか(笑)。
さて、今回発見されたミレニアは、ろっくんの言うとおり、これまでのタイプとは異なるコンセプトを持っているようです。2人が今後アーカイブからどういったデータを見つけ出すのでしょうか? 続報をお楽しみに!
DATA
Y-021d ミレニア
- PVC製塗装済み可動フィギュア
- 1/1スケール
- 全高:約8センチ
- 素体デザイン:柳瀬敬之
- 発売元:メガハウス
- 価格:未定
- 発売時期:未定
※次回更新は11月9日(水)頃の予定です。
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(C) MegaHouse イラスト:藤岡建機