初音ミクのバレエ・コスチュームを初公開!「冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』」制作発表会見

このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る

今年5月に他界した音楽家・冨田勲の追悼公演『ドクター・コッペリウス』の制作発表会見が、本日1026日(水)東京四谷・JFICホール[さくら]にて行われました。

会見では、バレエのコスチュームに身を包んだ初音ミクの画像が初公開!

 

n20161026miku_001

▲バレエのコスチュームに身を包んだ初音ミク。

 

冨田勲氏の追悼公演『ドクター・コッペリウス』は、バーチャルシンガー初音ミクとバレエダンサー、オーケストラ、シンセサイザーがコラボレーションしたスペースバレエシンフォニー。冨田勲氏が亡くなる1時間前まで創作に取り組んでいた作品で、11月11日(金)と12日(土)に東京・Bunkamuraオーチャードホールにて初上演されます。

 

n20161026miku_002

 

会見には国際交流基金理事長の安藤裕康氏、指揮の渡邊一正氏、振付の辻本知彦氏、演出のことぶき光氏、音楽ライターの前島秀国氏、そして冨田勲氏の息子である冨田勝氏の5人が登壇。

冒頭に国際交流基金理事長の安藤裕康氏が挨拶。冨田勲氏は作年、国際交流基金賞を受賞し最後の講演となった同基金の記念講演会上で『ドクター・コッペリウス』の構想を明かしたそうです。安藤氏は「作年の講演会で発表されたこの公演が実現したことを感無量に感じております。」と語り、冨田勲氏と初音ミクという日本文化の真髄を体現した両者の融合を、今後は海外でも公演してもらいたいと締めました。

 

続いて、『ドクター・コッペリウス』のティザー・トレイラーを報道陣の前で初めて上映し、ベールに包まれていた内容の一部も公開。

冨田勝氏は「これは父が必ずやり遂げたいと並々ならぬ意欲を持って取り組んだ企画でした」と『ドクター・コッペリウス』の完成を喜び、父の想いをひとりでも多くの方に聴いてもらいたいと呼びかけました。

公式パンフレットの解説を担当した音楽ライターの前島秀国氏は公演の全体像について報道陣へレクチャー。この企画は、初音ミクにバレエを踊らせたいというのと、日本のロケット工学の創世記に携わった糸川英夫博士をモチーフにした作品をつくりたい、その2つの構想を合体させた作品であったことを明かしました。バレエとホログラフィーを共演させたいという糸川博士の夢を富田氏が継ぐという形で今回の企画が実現したとのことです。

 

また、本公演の最大の注目ポイントは3DCGとバレエダンサーが交わる立体映像装置の導入で、演出を手掛けることぶき光氏は「当日のお楽しみ!」と期待感を煽る発言を残しました」。

 

3DCGと実像の共演という前代未聞の振り付けを担当したのは、日本人初のシルク・ドゥ・ソレイユのダンサーとして活躍する辻本知彦氏。作年の初顔合わせで、どうしてもこの人の前で踊りたい! と別れ際、タクシーに乗ろうとする冨田勲氏の前で踊ったエピソードを話し、会場でもその時のダンスを披露。公演の最後にある振り付けは「自分の人生の中で最大のヒット作!」と自負。必ず泣けます! と締めました。

 

オーケストラを指揮するのはマエストロ、渡邊一正氏。小学校の頃、(冨田勲氏のアルバム)「惑星」を擦り切れるほど聴いた想い出を話し「あの世から怒られないように、スコアをしっかりと読み込んで取り組みたい!」と公演に望む意気込みを語りました。

 

この日は、バレエのコスチュームに身を包んだ初音ミクの画像も初公開。また、70〜80年代に冨田氏がオープンリール・テープに残していた秘蔵音源が見つかったことも伝えられ、その一部を報道陣の前で聴かせ、本公演にも使われることを明らかにしました。

 

冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』の世界初演は、11月11日(金)と12日(土)に東京・Bunkamuraオーチャードホールにて開催されます。

 

n20161026miku_003

 

 

DATA

冨田勲 追悼特別公演 冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』
■日時:
2016年11月11日(金)開場18:00 / 開演19:00
2016年11月12日(土)開場12:30 / 開演13:30
2016年11月12日(土)開場17:00 / 開演18:00
■会場:
Bunkamuraオーチャードホール
■演目:
第1部:『イーハトーヴ交響曲』 「惑星 Planets Live Dub Mix」
第2部:『ドクター・コッペリウス』

 

■キャスト:
[第一部]
『イーハトーヴ交響曲』
作曲:冨田勲
リアルタイム3D映像投射技術:クリプトン・フューチャー・メディア
指揮:渡邊一正
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
バーチャル・シンガー:初音ミク

 

「惑星 Planets Live Dub Mix」
Dub Mix: エイドリアン・シャーウッド

 

[第二部]
スペース・バレエ・シンフォニー『ドクター・コッペリウス』
制作・ストーリー原案:冨田勲
リアルタイム3D映像投射技術:クリプトン・フューチャー・メディア
エレクトロニクス:ことぶき光
振付:辻本知彦
出演:初音ミク、風間無限
指揮:渡邊一正
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

 

■料金:S席10,000円 A席8,500円(全席指定) ※未就学児童入場不可
■主催:日本コロムビア、クリプトン・フューチャー・メディア、キョードー東京、公益財団法人かけはし芸術文化振興財団
■協賛:日本カーバイド工業株式会社
■協力:東京フィルハーモニー交響楽団、手塚プロダクション、No Maps実行委員会、TSUKUMO
■問い合わせ先:キョードー東京0570-550-799
(平日11:00~18:00 土日祝10:00~18:00)

 

関連情報

 

(C) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
photo by Junichi Takekawa
photo by Yashuhiro Ohara


このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る
電撃ホビーウェブにいいね!して
最新情報を手に入れよう

ピックアップ

Gallery