【出渕裕氏も登壇!!】第23回電撃大賞受賞作決定!5年連続小説部門大賞に2作品選出! 

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11月7日、今年も都内にて「第23回電撃大賞」贈呈式が開催されました。電撃大賞は、KADOKAWA アスキー・メディアワークスが次代を創造するエンターテイナーの発掘・育成を目的として主催するもので、「電撃小説大賞」、「電撃イラスト大賞」、「電撃コミック大賞」の3部門で構成されています。第23回の今回は応募総数5,803作品となり、厳正なる半年間の選考の結果、各部門の受賞者が決定しました。

 

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電撃コミック大賞

「電撃コミック大賞」では、応募数334作品の中から5作品が受賞しました。

 

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金賞 『海洋部へようこそ!』 ※オリジナルコミック作品
萩埜まこと氏

海辺に建つ、とある高校の〝海洋部〟。部長のレナと、ハルトしか部員のいない小さな部だ。現在、絶賛部員募集中なのだが、1学期が終わろうとしている今、多くの生徒は入る部をすでに決めてしまっていて、勧誘活動は芳しくない。そこに現れた新入部員候補の瀬戸ちゃんは、入部の条件に「2人が付き合っていないこと」を挙げる。どうやら、瀬戸ちゃんはハルトに好意を抱いているらしい。だが、ハルトはレナに想いを寄せていて――?

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金賞 『まほうえんじ』 ※オリジナルコミック作品
優木すず氏

ここは魔法が当たり前のようにある世界。幼稚園に通う幼女・陽菜は、人よりも強く魔力を持っているのだが、かわいい女の子へのセクハラを日課にしているという問題児だった。ある日出会った入園児・玲ちゃんの冷たい態度に惹かれた陽菜は、彼女を自分が理想とするハーレムの一員とすべく行動するのであった。果たして、迷惑なターゲットにされてしまった玲ちゃんの運命は!? 読んで楽しいセクハラまほうえんじライフ!

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銀賞 『pray』 ※オリジナルコミック作品
雲谷もや氏

雪に閉ざされた北の町・シルヴィノーツで生まれ育った少女・ノルは、ある運命を背負っていた。それは、雪害から町を守るため〝祈りの塔〟にこもり、人身御供としての使命をまっとうすることだ。都市からこの町へ派遣された調査員のシンとブレラは、因習を断とうと手を差し伸べるが、ノルはかたくなに務めを果たそうとする。やがて、2人とノルの心が通い合う中で、少女は生まれて初めて、自分の生き方を選択するのだった――!

 

銀賞 『魔王様の贖罪』 ※オリジナルコミック作品
着信なし殿氏

世界を恐怖に陥れた魔王は、世にあふれる物語の通り勇者に討たれ、世界に平和が訪れた。――はずだったが、実は不死の力を持っており、生き返ってしまった! 今までの戦いで人間の執念深さに恐れをなした魔王は、ひっそりと暮らすことを決意する。魔王城で一人暮らしをエンジョイし始めた矢先、人間が城を解体。途方に暮れる魔王だが、いっそ人間界に馴染んで暮らしていくという新たな生き方を目指し、街に降りていき――?

 

銀賞 「課題作『とある魔術の禁書目録』」 ※コミカライズ作品
La-na氏

学園都市の最高責任者・アレイスターとの直接交渉権を求める『スクール』のリーダーで、超能力者(レベル5)の垣根帝督。アレイスターが進める計画の核である一方通行(アクセラレータ)を打倒すべく、関係者である打ち止めを狙うのだが、そんな彼の前に一方通行が立ちふさがる。学園都市第一位と第二位に君臨する超能力者、ついに激突!! この世には存在しない新物質を作り出す能力「未元物質(ダークマター)」で、反射の能力を打ち破る垣根帝督に、一方通行は……?

 

※大賞は該当作品なし

 

この部門のプレゼンターでゲームデザインや小説も手がけるクリエイターの芝村裕吏氏は「今回初めて選考委員として出ましたが、意外にもめました。大賞が選ばれなかったのは皆さんの実力がどうこうではなく、もめたせいです」とレベルの高い選考だったと評しながら、「この業界のいずれ看板になる人たちを選んだと選考委員は自信を持っています! 自分も皆さんを選べたことがとてもうれしいです」と受賞者にエールを贈られました。

 

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電撃イラスト大賞

「電撃イラスト大賞」は、591作品中、6作品の受賞となりました。

 

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金賞 いぬまち氏

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銀賞 羽々斬氏

銀賞 ハナ氏

銀賞 あさくらきいち氏

選考委員奨励賞 もかろーる氏

選考委員奨励賞 玖住氏

 

※大賞は該当作品なし

 

プレゼンターとして登壇したデザイナーの出渕裕氏は、まず23回目の電撃大賞について「今やアナログ出品は1点もなくなってましたね。それから女性が強くなった、女性の時代がやってきたと感じます」と語った上で、「これからは映像化等も意識して、もっとデザインスキルを磨いてほしいと思います」と、受賞者へ熱いアドバイスを贈られました。

 

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電撃小説大賞

長編3,410作品、短編1,468作品と昨年を上回る4,878作品の応募作の中から受賞したのは全部で8作品。 <大賞>には、5年連続2作品が輝きました!
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大賞 『86-エイティシックス―』
麻里アサト氏

サンマグノリア共和国。そこは日々、隣国からの無人兵器《レギオン》による侵略を受けていた。しかし、共和国側も同型兵器の開発に成功し、辛うじて犠牲を出すことなく、その脅威を退けていたのだった。そう――表向きは。
共和国全85区画の外。《存在しない“第86区”》。そこでは少年少女たちが日夜《有人の無人機として》戦い続けていた――。死地へ向かう少年兵と、遥か後方から彼らを指揮する“指揮管制官”となった少女の、出会いと別れの物語。

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大賞 『君は月夜に光り輝く
佐野徹夜氏

大切な人の死から、少しだけなげやりに生きてる僕。高校生になった僕のクラスには、「発光病」でずっと入院したままの女子生徒がいた。月の光を浴びると体が淡く光ることからそう呼ばれ、死期が近づくとその光は強くなるらしい。彼女の名前は、渡良瀬まみず。
余命がわずかな彼女には「死ぬまでにしたいことのリスト」があると知り――「それ、僕に手伝わせてくれないかな?」「本当に?」この約束で、僕の時間がふたたび動きはじめた。
選考に関わったすべての人の心を締めつけた感動作。

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金賞 『賭博師は祈らない』
周藤蓮氏

十八世紀末、ロンドン。敢えて少額の勝ちだけを拾っては糊口を凌ぐ、若き賭博師ラザルス・カインド。ある日些細な失敗で大勝してしまい、手に余る大金を手にしたラザルスが賭場から仕方なく購入した商品――それは奴隷だった。薬で喉を焼かれ声を失い、どんな扱いを受けようが決して逆らわないよう躾けられた少女リーラ。身寄りのないリーラを放り出すわけにもいかず、ラザルスは彼女をメイドとして雇うことに。慣れない触れ合いに戸惑いながらも、二人は次第に想いを通わせていくが……。

 

メディアワークス文庫賞 『キネマ探偵カレイドミステリー』
斜線堂有紀氏

「休学中の秀才・嗄井戸高久を大学に連れ戻せ」。
留年の危機に瀕するダメ学生・奈緒崎は、教授から救済措置として提示された難題に挑んでいた。しかし、カフェと劇場と居酒屋の聖地・下北沢の自宅にひきこもり、映画鑑賞に没頭する彼の前に為すすべもなく……。
そんななか起こった映画館『パラダイス座』をめぐる火事騒動と、完璧なアリバイを持つ容疑者……。ところが、嗄井戸は家から一歩たりとも出ることなく、圧倒的な映画知識でそれを崩してみせ――。

 

銀賞 『キラプリおじさんと幼女先輩』
岩沢藍氏

女児向けアイドルアーケードゲーム「キラプリ」に情熱を注ぐ、高校生・黒崎翔吾。親子連れに白い目を向けられながらも、彼が努力の末に勝ち取った地元トップランカーの座は、突如現れた小学生・新島千鶴に奪われてしまう。「俺の庭を荒らしやがって」「なにか文句ある?」。街に一台だけ設置された筐体のプレイ権を賭けて対立する翔吾と千鶴。そんな二人に最大の試練が……! クリスマス限定アイテムを巡って巻き起こる、俺と幼女先輩の激レアラブコメ!

 

銀賞 『明治怪異新聞』
さとみ桜氏

友達思いの16歳の少女香澄は、怪異をネタにした新聞記事によって幼馴染が奉公先を追い出された事を知り、単身新聞社に乗り込む。しかしそこに居た、顔立ちだけは端正な記者久馬に軽くあしらわれてしまう。憤慨する香澄だが、久馬の友人であり、妙な妖しさを持つ役者、艶煙に連れられ行動をする内に、記事の“本当の意味”に気付く。
ぞわっ、ほろり、スカッ。人々がまだ“怪異”を信じていた古き良き時代を舞台に繰り広げられる、不思議で温かな人情物語。

 

選考委員奨励賞 『オリンポスの郵便ポスト』
藻野多摩夫氏

火星へ人類が本格的な入植を始めてから二百年。度重なる災害と内戦によって都市が寸断され、再び赤土に覆われたこの星では、手紙だけが人々にとって唯一の通信手段となっていた。
長距離郵便配達員として働く少女、エリスが依頼された仕事は、機械の身体を持つ改造人類《レイヴァー》の老兵、クロをオリンポス山にあるという郵便ポストまで届けること。火星でもっとも天国に近い場所と呼ばれるその地を目指し、少女と老兵の長い旅路が始まる――。

 

選考委員奨励賞 『ひきこもりの弟だった』
葦舟ナツ氏

『質問が3つあります。彼女はいますか? 煙草は吸いますか? 最後に、あなたは――』
突然、見知らぬ女にそう問いかけられた雪の日。僕はその女――大野千草と“夫婦”になった。
互いを何も知らない僕らを結ぶのは【3つ目の質問】だけ。まるで白昼夢のような千草との生活は、僕に過ぎ去った日々を追憶させていく――大嫌いな母、唯一心を許せた親友、そして僕の人生を壊した “ひきこもり”の兄と過ごした日々を。
これは誰も愛せなくなった僕が、君と出会って愛を知る物語だ。

 

 

総評を語る作家・時雨沢恵一氏は「私が10年選考をしてきた中で今回が一番大変でした。毎年毎年、競争が激しくなってきています。映像化や漫画化等の広がりが期待でき、これから本当に楽しみです」と語り、その中から選出された受賞者に「本当におめでとう!」と、心から賛辞を贈られました。

 

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なお、第23回電撃小説大賞入選作品は、2017年2月より、順次刊行予定となっています。

※刊行時に、タイトルペンネームは変わる場合があります。

 

●2017年2月10日 電撃文庫より刊行予定

『86-エイティシックス―』 麻里アサト著(大賞)

 

●2017年2月25日 メディアワークス文庫より刊行予定

『君は月夜に光り輝く』 佐野徹夜著(大賞)

『キネマ探偵カレイドミステリー』 斜線堂有紀著 (メディアワークス文庫賞) 

 

●2017年3月10日 電撃文庫より刊行予定
『賭博師は祈らない』 周藤蓮著 (金賞)

『キラプリおじさんと幼女先輩』 岩沢藍著 (銀賞) 

『オリンポスの郵便ポスト』 藻野多摩夫著 (選考委員奨励賞)

 

●2017年3月25日 メディアワークス文庫より刊行予定

『明治怪異新聞』 さとみ桜著 (銀賞)

『ひきこもりの弟だった』 葦舟ナツ著 (選考委員奨励賞)

 

電撃大賞は「第24回電撃大賞」として、現在募集をしています。募集部門は、電撃小説大賞(小説部門)/電撃イラスト大賞(イラスト部門)/電撃コミック大賞(コミック部門)の3つで、今回から全部門でWEB応募が可能になりました。最終締め切りは2017年4月10日(当日消印有効)です。詳しくは電撃大賞の公式サイトをご覧ください。

 

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