初心者向けラジコンカーの基礎知識&選び方【ラジコンカー初心者ガイド】
「これからラジコンカー(RCカー)を始めてみたい」という人は多いはず。でも何から初めていいのか、何を買ったらいいのか……わからないことも多いですよね。そんな初心者向けに、ラジコンカーの基本を解説! 今回は、基礎知識や選び方などをご紹介していきます。
※この記事は、Amazon.co.jp「ラジコン初心者ガイド」の内容を元に編集部で再構成したものです。
※記事の内容は、2017年1月10日時点でのものです。
ラジコンカー周辺機器の基礎知識
【RC】
「ラジオコントロール(無線操作)」または「リモートコントロール(遠隔操作)」の略称。ちなみに現在、リモートトイやドローンなどでは、電波ではなく赤外線などを利用する製品も多く登場しています。
【送信機(プロポ)】
ラジコンカーに操作信号を発信するためのコントロールボックス。以前は、RCカーでは27MHz帯と40MHz帯の2波でコントロールするクリスタル交換式が主流でしたが、現在はクリスタル交換が不要な2.4GHz帯を使用したものが主流となっています。ホイラー(ホイール)式とスティック式の2種類があり、初心者には、現在主流で直感的に操作できるホイラー式がおすすめです(もちろん、好きな方を使って構いません)。
【受信機】
送信機から発信された電波を受けて信号を取り出し、サーボやスピードコントローラー(ESC)に伝えます。
【サーボ】
ステアリング(操舵)機構と連結されていて、操舵角を制御します(舵角を調整することで進行方向を変えます)。
【スピードコントローラ(ESC)】
モーターに電気を流す時間の長短を電気的に調整して、ラジコンカーのスピードをコントロールします。
【バッテリー】
ラジコンカー本体を動作させるのに使用します。充電式で、ニッカド(ニッケル・カドミウム/Ni-Cd)、ニッケル水素、リフェ(リチウムフェライト/Li-Fe)、リポ(リチウムイオンポリマー/Li-Po)などがあり、それぞれ特徴や価格などが異なります。交換用の予備があれば長時間遊べるので、用意しておくのがおすすめ。初心者なら、まず安価で扱いやすいニッカドやニッケル水素のものを試してみましょう。
■ラジコンカーの仕組み
【1】「送信機(プロポ)」から電波を送る。
【2】「送信機(プロポ)」の電波を「受信機」が受け取り「サーボ」や「ESC」に伝える。
【3】「サーボ」がステアリングなどを、「ESC」が前進・後進などをコントロールし、ラジコンカーが走行する。
■ラジコンカー購入時の注意点
商品によって、パッケージされている周辺機器が異なります。商品情報をよく確認して、不足分は別途購入しましょう。
はじめてのラジコンカー選び
初心者には、必要なセットが同梱されていて、すぐに走らせることができる「完成済み」モデルがおすすめです。一方で、組み立てる楽しさやカスタマイズも楽しみたいという人は「組み立てキット」モデルを選択しましょう。
組み立て不要の「完成済み」モデル
組み立てや塗装が不要な完成済みのラジコンカー。箱から出して充電すれば、すぐに走らせることができるため、まさに初心者向きです。ただし、チューンアップなどのカスタマイズができない機種も多いため、自分好みのマシンに仕上げたい人はご注意を(タミヤ「XBシリーズ」などはチューンアップ可能です)。
自分で作る「組み立てキット」モデル
豊富なパーツを組み合わせて、自分好みのラジコンカーにカスタマイズ、チューンアップが可能なモデル。ボディは塗装済みと自分で塗装する未塗装のタイプがあるので、「塗装までは…」という人は購入時に注意が必要です。組み立てることで、メカニズムへの理解が深まり、故障も自分で修理することができようになるはず!
次回「初心者にオススメのラジコンカー(セット編)」では、実際に初心者におすすめしたいセットをご紹介する予定です。どうぞお楽しみに!
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