ミニライブあり! 豪華ゲストあり! 「夏の電撃文庫FIGHTING祭」決勝大会レポート! 

更新日:2014年9月2日 16:15

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●生演奏とともに選手が入場! ついに決勝大会開幕!

 

トークショーのあとはいよいよメインイベントとなる決勝大会がスタート! 大会の開会式ではセガアーケードゲーム初の試みとして、会場での生演奏とともに32名の選手が入場し、会場内のテンションを一気に引き上げます。ちなみに演奏者には主題歌「FIGHTING CLIMAX」の作曲を担当した床井健一さんや、ゲームミュージック作曲家にして世界を代表するギタリストでもある瀬上純さんらが演奏者として直々に参加されていて、実に贅沢な演出となっていました。

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そして、ついに日本一の『電撃FC』プレイヤーを決定するトーナメントがスタート! 他の格ゲーでも有名なプレイヤーが集結し、寺田ディレクターも言う「ドリームバトル」がここに実現! 観客からはプレイヤーを応援する声が飛び交い、会場内はまるでスポーツ観戦をしているような雰囲気に包まれていました。

 

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▲準決勝までの試合の模様は大型スクリーンで4試合が同時に映しだされます。いずれも手に汗握る名勝負が繰り広げられ、いい意味で目のやり場に困るひとときでした。

 

全体的な傾向として、サポートはキノの使用率が多く、それにリーファ、古城、延珠らが続く形でした。もちろん凄腕が集結しただけあって会場内で飛び出すテクニックは凄まじいものばかり。よく見られたテクニックとして、相手との間合いが遠い状況ではサポートを呼び出すなど、相手を牽制したうえでパワーブラストを安全に発動させるケースが散見されました。もちろん、中・下段のガード揺さぶりへの対応や、コンボの安定性なども高く、全国大会のレベルの高さを改めて思い知らされました。

 

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▲決勝大会でも古城は起き攻め要員として大活躍。レバー入れSもコンボ用として申し分ない性能なので、今後も使用率がどんどん増えていきそうです。

 

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▲大会唯一の静雄使いであるイモ選手。残念ながら準々決勝で敗れたものの、静雄の性能を十分に発揮して全国の静雄使いたちを大いに湧かせました。間合いを正確に把握した屈Cの差し込み精度が非常に印象的でした。

 

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▲中にはインパクトブレイクでガードを崩した後、追撃へ行かずに相手を一瞬混乱させ、すかさず切り札を直当てするなど、どの選手も切り札の使い方が絶妙でした。

 

さて、ここからは準決勝からの様子をダイジェストでご紹介

●準決勝その1 ぼぶ選手(黒雪姫&キノ)VSはま~選手(智花&キノ)

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黒雪姫ランキング1位のぼぶ選手と、智花ランキング1位のはま~選手による激戦必死の好カード。遠距離で牽制する黒雪姫を智花がどうやって捉えて得意の起き攻めへ持っていくかがポイントとなる一戦です。

 

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▲はま~選手は1ラウンド目に切り札を直撃させて強引に画面端からの起き攻めへ持っていきます。

 

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▲ぼぶ選手も相手の起き攻めに当て身を決めて攻め込もうとしますが、中距離での差し合いで智花のバスケに翻弄され、1ラウンド目をはま~選手が勝ち取ります。

 

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▲2ラウンド目。後がなくなったぼぶ選手も奮戦したのですが、氷の絶対女王政-アイス・エイジ-を絡めた智花の起き攻めの牙城を崩せず……。

 

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▲はま~選手が辛くも勝利。決勝戦へ駒を進めます。

 

●準決勝その2 林田奈々選手(シャナ&古城)VSバター選手(桐乃&リーファ)

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奇しくも2回開催されたセガ神楽坂店舗からの出場者同士による1戦。両者共にGPは100万超えという凄腕ランカーです。お互い接近戦がウリのキャラクターだけに、至近距離での差し合いが見ものとなる対戦でした。

 

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▲相手の攻撃の呼吸を掴んだのか、バター選手の繰り出すアスリートダッシュは的確に林田奈々選手を捉え、そのままの勢いで1ラウンド目を先取。

 

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▲2ラウンド目、バター選手はノーダメージの状況で切り札・人生相談をヒットさせ、一気に林田奈々選手を追い込みます。

 

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▲林田奈々選手は古城を上手に使ってバター選手のガードをこじ開けて行きますが……。

 

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▲おもむろに繰り出した桐乃の切り札が命中して決着! バター選手が決勝進出となりました。

 

●ついに始まる決勝戦! ……の前に。

こうして決勝戦のカードが決まったわけですが、ここで格闘技の試合よろしく選手控室からの中継が入ります。突然始まった寸劇(?)に騒然とする会場内ですが、次にスクリーンに映しだされたのは4人のFightingガールズを侍らせて「格ゲーやってて良かったっすわ~」とドヤ顔を見せつけるはま~選手の姿!

 

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これには会場内も一瞬にして爆笑の渦に。……そして対するバター選手といえば……。

 

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リポーターの背後でなにやら思案にふけりながら登場。「次の試合に向けての対策を考えていました。女を侍らせているような奴に負けたくないんで」とのことですが、このあまりにもあまりな落差にまたもや会場内は大爆笑。間島さんをして、「どこの劇団員の方ですか?」と言わしめたこのやり取りには取材に来ていた我々も大いに笑わせていただきました。

 

こうして選手も観戦者もリラックスした(?)状況でついに決勝戦が始まります。

●決勝戦 はま~選手(智花&キノ)VSバター選手(桐乃&リーファ)

互いに攻めてる間は恐ろしい強さを発揮するキャラクターなので、手が付けられなくなる前にどうやって切り返すかが見所となる一戦です。

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▲1ラウンド目の初手、はま~選手は距離をとって打ち上げ花火-ファイアー・ワークス-を放って速攻パワーブラストを発動。直後に負けじとバター選手もパワーブラストを発動!

 

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▲攻撃の口火を切ったのはバター選手。判定の強いJCでガンガン攻め込み、なんとパーフェクト勝ちで1ラウンド目を先取します。

 

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▲2ラウンド目。勢いに乗ったバター選手が休む間もなく猛攻をしかけ、トドメをささんとゲージや切り札も吐き出してはま~選手のライフゲージを残り1割り程度まで削ります。

 

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▲しかし、はま~選手は諦めていなかった! 画面端でも冷静に起き攻めを凌ぎ切り、怒涛の反撃を仕掛けます!

 

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▲互いに残り数ドットという極限状況の中で、なんとはま~選手が大逆転! 決着は最終ラウンドへ!! 会場内のテンションもまさにクライマックス!

 

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▲テーマソングがBGMとして流れる最後の3ラウンド目。バター選手が先に画面端へ追い込んで猛攻を仕掛けますが、はま~選手はこれをきっちり防御して凌ぎ切ります。

 

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▲中距離での差し合いが続く中、ここではま~選手の智花の切り札がクリーンヒット! 戦いの流れは大きくはま~選手へ傾きます!

 

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▲ここでバター選手の桐乃が近距離で繰り出した5Cが痛恨の空振り! ここを見逃すはま~選手ではありません。

 

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▲2A→2B→2C→5ABまでつなぐ智花の定番コンボを叩き込み、トドメは……。

 

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▲最高にギャラリー受けする「RO-KYU-BU!」でドラマティックに決着! 小学生は最強だぜー!! ここに『電撃FC』全国大会の優勝ははま~選手に決定いたしました!

 

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▲残りライフが数ドットという追い詰められた状況から華麗な逆転劇を見せてくれたはま~選手に、会場内からは惜しみない拍手が送られます。はま~選手は「小学生が最高だということを証明できて嬉しいです」と嬉しそうにコメントしました。

 

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▲全長170センチにも及ぶ巨大なトロフィーがはま~選手に贈られました。

 

 

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寺田ディレクターからの「『電撃FC』の根底には『夢』がテーマとして設定されています。明日への活力となったり、人生の指針となったりするこの『夢』ですが、今日は選手の方々がキャラクターと一緒に育んできた『夢』がこうして熱いドラマを産んでくれました。そのことに我々スタッフ一同心から感謝しています。そして、まだまだ『電撃FC』は続いていきます。格闘ゲームが好きな人はもとより、本作がまだ格闘ゲームを触った事がない人でも遊んでくれるよう、そんな『夢』を我々は追い続けていきますので、どうか今後とも皆さんの応援よろしくお願い致します!」という締めの挨拶で決勝大会は終了……。

 

●最後はスペシャルミニライブでお別れ!

……というわけでなく、本当に最後のプログラムとして、SEGAが誇る「日本一歌のうまいサラリーマン」こと光吉猛修さんが本作の主題歌「FIGHTING CLIMAX」を熱唱!

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▲会場は決勝戦にも負けない盛り上がりを見せました。『電撃FC』ファンにとってはまさに「夢」のような一日だったのではないでしょうか。

 

こうして『夏の電撃文庫FIGHTING祭』は大きなトラブルもなく、大盛況の末に幕を閉じました。寺田ディレクターが語ったように、『電撃FC』は格闘ゲームを遊んだことがない人でも楽しめる間口が広い格闘ゲームで、実際、今回出場した選手たちも「キャラクターが好きだから」というキャラ愛で腕を磨いてきた人が大半です。格闘ゲームとしての敷居は非常に低いので、電撃文庫のキャラクターが好きという方はぜひとも本作に触れてみてはいかがでしょうか?

 

攻略本や家庭用の発売などまだまだ大きな展開を見せる『電撃FC』を今後ともお見逃しなく!

 

<DATA>
電撃文庫 FIGHTING CLIMAX
■メーカー:セガ
■対応機種:PS3
■ジャンル:対戦格闘
■11月13日発売
■価格:6,980円(税別)

 

 

<関連情報>
電撃オンライン特集ページ
電撃文庫FIGHTING CLIMAX公式ページ

 

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