「リカちゃん」50周年!展覧会や記念パーティーのほか、限定人形・貨幣セットなど記念商品も続々!
タカラトミーが1967年から発売している着せ替え人形「リカちゃん」は、2017年で50周年! 2017年の「リカちゃん」は、“Be colorful!みつける、わたしの色”のキーメッセージを年間通して発信していきます。そこには、「リカちゃん」はこれまでも、これからも、子どもたちが本来持っているきらきらした夢や希望を育み、「なりたい自分」をみつけるきっかけを提供していきたい、という想いが込められています。
50周年を記念して、ブランドシンボルとなる「リカちゃん」の衣装デザインを5年ぶりにリニューアルした「LD-01だいすきリカちゃん ギフトセット」<価格4,980円(税別)>が、2017年3月18日(土)より発売に。また、展覧会「誕生50周年記念 リカちゃん展」が全国で巡回開催されます。初会場となるのは東京・松屋銀座で、3月22日から4月3日までの開催となります。さらに、福島県にある人形工場を備えたテーマパーク「リカちゃんキャッスル」<*1>(運営:リトルファクトリー)では、リカちゃんの誕生日5月3日(水・祝)に合わせてガーデン(前庭)がリニューアルされる予定です。
夏には「リカちゃん 50周年記念パーティー」を実施。これは、今から25年前の1992年に25周年記念として発売されたビスクドール(陶器製の人形)「2017 プレミアムリカちゃん」を購入し、1993年3月までに申し込みを済ませたユーザーのみの参加者限定パーティーとなります。
人形のほかにも、各企業とのコラボレーションによる雑貨や服飾、書籍、カレンダーの発売、また独立行政法人造幣局からのプルーフ貨幣セットの販売など、さまざまな分野で幅広く、400種類以上の50周年記念商品が登場する予定。ツイッターやインスタグラムなどのSNSでは、ハッシュタグ「#Licca50th」を活用して、ファンとの相互コミュニケーションが図られます。
【リカちゃんについて】
1967年(昭和42年)に誕生した「リカちゃん」。「ごっこ遊び」や「おしゃれ遊び」を楽しむことができるドレスやハウスなどとともに、少女たちの憧れや夢を形にした商品が発売され、親子二世代三世代にわたって愛され続けています(1967年7月4日発売/当時の価格:600円~※中心価格は750円/累計販売数は6000万体以上)。
常に時代や流行を反映した商品が展開され、ファッションや職業のほか、家族や友達、「リカちゃんハウス」(家やお店など)もその時代を表現。また発売当初から、名前や年齢、家族など、プロフィールの設定がされていることも、それまでの人形にない大きな特徴です。近年では、小さな子どものための人形としてだけでなく「リカちゃん」とともに時代を歩み、成長した大人にも愛されるブランドを目指し、2015年6月から大人向けブランド「LiccA(リカ)」を展開。「LiccA」では人形のほかにも、雑貨、服飾などのライセンス展開が強化され、ターゲットを拡大した新たな商品群が発売されています。
また、2016年6月からは子どもから大人まで楽しめる、少し大人っぽい「リカちゃん」の新ドールシリーズ「リカビジューシリーズ」を発売。ファンとの交流の場として、1968年10月から現在まで続いている「リカちゃん電話」に加えて、2014年6月からはリカちゃんが「今を生きる女の子」として話題のスポットを訪れたり、たくさんの人との交流を楽しんだりしながら情報を発信するツイッターも開始され、翌2015年2月から開始されたインスタグラムとともに大きな話題となっています<*2>
【リカちゃんの「生みの親」
佐藤安太氏(株式会社タカラ 創業者)コメント】
私が人形を作ろうと決意したころ、ちまたでは欧米人の顔をした人形がほとんどでした。“本当に日本の女の子のよろこぶ人形が作りたい。”その一心で女の子の夢と憧れを探し求め、少女漫画の世界にたどり着き、小さなお人形が生まれました。私はその子に“リカ”と名付けて、あこがれのママ、そしてフランス人のパパなど、女の子が自由に夢をひろげられるような物語を持たせこの世に送り出したのです。そのリカちゃんが、多くの人たちから愛され遊び継がれて50周年を迎えられたことは本当にうれしく、今までリカちゃんで遊び愛してくれたすべての方々に、どうもありがとうございます!と深く感謝の言葉を申し上げます。今まで6000万体の超えるリカちゃんが生まれてきました。そのひとつひとつにそれぞれの女の子の夢と思い出が育まれています。リカちゃんは、いつも女の子と一緒に夢を見て育ち歩んできました。これからも女の子の夢がなくならない限り“リカちゃんは永遠”です。
【歴代「リカちゃん」の変遷】
●1967年~初代
少女マンガから抜け出てきたようなヒロインのイメージ。はかなげな表情に、栗毛色の髪はカールヘア。掌にすっぽり収まる華奢なボディで約21cm。
●1972年~2代目
瞳の星の数が1つから3つに。眉が細長く、鼻がやや高くなりました。髪につけた白いバラのヘアピンと「マグネットシューズ」の靴で自立できることが特徴です。
●1982年~3代目
髪が赤茶色のストレートロングヘアーに。顔が少し小さくなって、表情も少し微笑むように。イヤリングがつけられるようになりました。
●1987年~4代目
顔はふっくらと丸く、瞳はすこし垂れ目に。身長は1cmのびて22cmに。髪色は少し明るい色味になり、ほかにもさまざまな髪型と色でバリエーション豊富になりました。
【リカちゃん 基本プロフィール】
■名前:香山リカ
■年齢:11歳(小学校5年生)
■誕生日:5月3日
■身長:142cm
■体重:34㎏
■血液型:O型
【リカちゃんファミリー】
●父:ピエール(36歳)……フランス出身の音楽家
●母:織江(33歳)……デザイナー
●双子の妹:ミキ、マキ(4歳)
●三つ子の妹と弟:かこ、みく、げん(1歳)
●母方の祖母:洋子(56歳)
●母方の祖父:浩(61歳)
●父方の祖母:エレーヌ(63歳)
●父方の祖父:アルベール
浩(ひろし)おじいちゃん初登場!
50周年の節目に母方のおじいちゃん「香山浩(かやまひろし)」の姿が初めてお披露目になりました(商品の発売は未定)。元校長先生の浩おじいちゃん(61歳・AB型)は、洋子おばあちゃんと一緒に「ロイヤルローズ」というフラワーショップ兼カフェを経営しています。
50周年トピックス①
誕生50周年記念 リカちゃん展
展覧会「誕生50周年記念 リカちゃん展」が、初会場となる東京・松屋銀座の3月22日を皮切りに、全国で巡回開催されます。「Licca meets Licca」をテーマにいろいろな時代へタイムスリップしながら、自分が遊んだ頃の“わたしのリカちゃん”が探せる展覧会です。
■協力:株式会社タカラトミー/文化学園服飾博物館
■特別協力:一般財団法人日本玩具文化財団
■企画制作:東映株式会社
【見どころ】
・約580体のリカちゃんや家族、お友達を通して、当時流行のファッションを紹介。
・誕生時の開発ノートや豪華なリカちゃんハウスなどの貴重な資料約70点の公開。
・「SWAROVSKI」など有名ブランド・著名人による「50周年お祝いコラボリカちゃん」を特別展示(うち、24体は、松屋銀座のファッションブランドショップとのコラボレーション)。
・初代リカちゃんをオマージュした人形「誕生50周年記念 リカちゃん展 限定リカちゃん」など、展覧会オリジナルグッズ約400種類を販売予定。
松屋銀座(初会場)開催概要
ハッシュタグ「#Licca50th」「#リカちゃん展」を活用した会場企画なども予定されています。
■会場:松屋銀座 8階イベントスクエア
■会期:2017年3月22日(水)~4月3日(月)
■開場時間:10:00~20:00
(入場は閉場30分前まで、最終日は17:00閉場)
■入場料
一般1,000円(700円)
高校生700円(500円)
中学生500円(400円)
小学生300円
※( )内は前売り(前売券は各プレイガイドにて、2月上旬から3月21日まで販売予定)
■問い合わせ
松屋銀座 03-3567-1211(大代表)
展覧会オリジナル商品
「誕生50周年記念 リカちゃん展 限定リカちゃん」
初代「リカちゃん」が着用して人気の高かった商品“ミリタリールック”を、ドレスや髪型までオマージュとして着こなしている4代目のリカちゃん人形。着せ替え用の服や小物、そしてブックレット風小冊子がセットになった豪華な記念商品で、展覧会会場限定での発売となります。
“ミリタリールック”は、当時のデザインを忠実に再現しながらも、体型の異なる4代目に合わせてmm単位のディフォルメが施されています。そのこだわりの衣装に合わせて、赤い帽子と赤いブーツが付属。着せ替えセットのノースリーブのハイネックシャツとサイケ調プリントを施したパンタロンは、当時の流行を意識した同商品オリジナルの衣装です。そのほかにも、黒のエナメルバック、黒のサングラス、赤いビーズネックレス、赤いパンプス(※付属の靴箱に入れることができます)がセットになっています。
■価格:12,000円(税別)
■発売日:2017年3月22日(水)※松屋銀座 展覧会会場にて
※問い合わせ松屋銀座 03-3567-1211(大代表)
■販売場所:「誕生50周年記念 リカちゃん展」会場
■商品内容:人形(ミリタリーワンピース、リボン)、ブーツ、帽子、ノースリーブシャツ、パンタロン、サングラス、ネックレス、バック、靴、靴箱、記念小冊子)
■製造元:株式会社タカラトミーアーツ
■販売元:東映株式会社
50周年トピックス②
リカちゃんキャッスル リニューアル
福島県にある人形工場を備えたテーマパーク「リカちゃんキャッスル」の前庭が、フランスの庭園をイメージしたガーデンにリニューアル。「リカちゃん」の世界をより楽しめるよう企画されたもので、ガーデン内にはミニキッチンもオープン。飲み物やスイーツが提供されます。また、照明設備も設置され、特別なタイミングでの夜間営業も。館内展示の一部リニューアルや、50周年特別企画商品の発売も予定されています。
■運営:リトルファクトリー株式会社
■施設名:「リカちゃんキャッスル」
■所在地:福島県田村郡小野町小野新町中通51-3
■リニューアルオープンイベント:2017年5月3日
(リカちゃんのお誕生日)
50周年トピックス③
リカちゃん50周年記念パーティー
25年前の1992年に25周年記念として発売された「2017 プレミアムリカちゃん」<価格25,000円(税込)>を購入し、1993年3月までに申込みをいた人のみが出席できる参加者限定パーティーです。
■会場:東京、大阪の2会場を予定
■開催日:2017年夏
■出席予定者数:約2,000人(2会場合計)
【「2017 プレミアムリカちゃん」とは】
1992年9月に2500体限定で発売。ビスクドールをイメージした陶器製(瀬戸焼き)の人形で、オルゴール付きの木製ケースに入っていました。25年後(当時)に予定されている「リカちゃん誕生50周年のバースデーパーティー」の招待状がついていました(※申込みは1993年3月まで)。
【出席予定者からの声(抜粋)】
●父から娘に
「今は亡き父が、私に買ってきてくれたそうです。「おとなになったらリカちゃんから招待状が届くよ」と言われ、大事に飾られていた姿が印象的でした」
●夫婦一緒に
「結婚を機に夫婦で購入しました。その後 娘が生まれ、リカちゃんのように多くの人に永く愛されるよう「里香」と名づけさせていただきました」
●自分へ
「リカちゃんと同じ年で、会社の同期3人で『50歳になったらみんなでパーティーに行こう♪』と購入しました。交流は続いており3人で参加できるのではないかと思っています」
●祖母から
「25年前におばあちゃんが誕生日にプレゼントしてくれました。おばあちゃんは5年前に亡くなりましたが、亡くなってからこんな風に招待状が届いて、我が子と行けるなんて、本当に素敵なプレゼントをしてくれたんだなと、亡くなった祖母に感謝しています」
●本当に開催されるとは!
「娘と一緒にパーティーに行けたらいいなと購入しました。年月が経ってすっかり忘れていましたが本当に開催されるとは! お知らせがきて驚いてます。」
●共に成長しました
「私の小さい頃に両親が購入してくれて、大人になったら…リカちゃんのパーティーに招待されることがお姫様に憧れていた頃の私には夢の様な幸せなお話しでした。そして…子どもから大人になる長い時間をこのリカちゃんが見守ってくれていました」
●三世代をつないで
「母が私が大人になった時に娘とこのパーティーに参加できますようにと…私の名前で買ってくれました。家で一番目立つ所に飾り大人になった自分を思い浮かべながらパーティーを楽しみにしていました。娘も生まれ、夢が叶うのを楽しみにしています。」
50周年記念商品
このほかにも、雑貨・服飾・書籍など、今後もさまざまな商品の発売が予定されています。
カレンダー
「50周年記念・リカちゃん 日めくりカレンダー 2017」
(4月始まり)
50年分の「リカちゃん」の世界を365枚の日めくりに凝縮したカレンダーです。初代から4代目まで、歴代の「リカちゃん」の貴重な資料の中から、厳選した写真を、高い印刷技術で復活させました。また、バラが好きな「リカちゃん」と、トーダンオリジナルのバラをモチーフにしたカレンダー「ローズハート」シリーズがコラボした、撮り下ろしの写真も含まれています。
パッケージは初代リカちゃんハウスをイメージしたもので、宝石や小物ケースにすることができます。さらに、日めくりの裏面には、リカちゃんファンからのメッセージや、開発ストーリー、イラスト(メモ欄)などが掲載されています。パッケージや好きなページを背景に「リカちゃん」や小物、ドレスを飾ってインテリアにしたり、自分らしく楽しむこともできます。50周年ならではの、毎日懐かしくて新しい「リカちゃん」に会えるプレミアムな商品です。
■発売元:株式会社トーダン
■価格:4,500円(税別)
■発売日:2月8日(水)
■本体サイズ:W149×D132×H43mm(全369ページ)
⇒商品情報サイト
書籍
「公式 リカちゃん完全読本 50th ANNIVERSARY」
懐かしのリカちゃんから最新のリカちゃんまで!50年間がぎゅっと詰まった公式クロニクル本です。50年間の足跡を、懐かしく可愛いたっぷりのビジュアルとともに紹介しています。
「リカちゃんは昔、お醤油屋さんでつくられていた!?」「パパのボディには愛妻家ならではの仕掛けがある!」など誰かに話したくなるトリビアも満載。世代を超えて楽しんめる内容になっています。
■発売元:講談社
■価格:1,500円(税別)
■発売日:3月13日(月)
■A5版、ソフトカバー、オールカラー160ページ
⇒商品情報サイト
貨幣セット
「リカちゃんをテーマとしたプルーフ貨幣セット」
プルーフ貨幣とともに、リカちゃんをデザインしたメダルがセットになった商品が発売される予定です。価格、仕様、販売数などの詳細は5月頃に造幣局より公表されます。
※プルーフ貨幣とは、収集用として特殊な技術を用いて表面に光沢を持たせ、模様を鮮明に浮き出させた貨幣。
■発売元:独立行政法人造幣局
■販売方法:通信販売(造幣局より)
■申込受付:平成29年(2017年)5月頃(予定)
「LD-01 だいすきリカちゃん ギフトセット」DATA
人形とドレス、オシャレ小物が入った、着せ替え遊びが楽しめる、ギフトにも最適なスターターセットです。ピンクを基調としたドレスは、白襟のワンピースにリボンをアレンジしたデザインで、大きなリボンのついたカチューシャがポイントです。
■発売日:2017年3月18日(土)
■価格:4,980円(税別)
■商品サイズ:人形本体:約22cm
■対象年齢:3 歳以上
■販売店舗:全国の玩具専門店、百貨店・量販店等の玩具売場、インターネットショップ、「タカラトミーモール」など
■商品内容:人形本体(ドレス、下着着用)、靴、ロングドレス、ミニワンピース、ストラップシューズ、パンプス、ハートコンパクト、ブラシ、ローズクリップ、ヘアゴム、ハンガー
【<*1>「リカちゃんキャッスル」について】
1993年5月3日に“リカちゃん25周年”を記念してつくられました。お城をイメージした館内には日本で唯一「リカちゃん」のお人形工場があり、お人形作りを見学することもできます。「リカちゃん」の歴史がわかるギャラリーや、ドレス (*貸出し無料)を着てリカちゃん気分でお城の中を探検したり、記念撮影できるアトラクションなどがあり、子どもも大人も楽しめます。
※開館スケジュールや入場料などについては下記公式サイトをご参照ください。
※当施設で製造している商品はリトルファクトリー(株)オリジナルの商品です。
■運営:リトルファクトリー株式会社
■代表取締役社長:近藤洋之
■所在地:福島県田村郡小野町)
⇒公式サイト
【<*2>「リカちゃん」WEBサイト、SNSについて】
- リカちゃんオフィシャル情報サイト
- リカちゃん 公式サイト
- リカちゃん公式Twitter @bonjour_licca
- Licca Kayama Instagram @bonjour_licca
- クックパッド リカちゃんのキッチン
関連情報
(c) TOMY