技MIX「オスプレイデザインコンテスト」結果発表!
1ヶ月にわたる応募期間を経て、ついに決定した「“V-22 オスプレイ”デザインコンテスト」受賞作品。応募作品は、実戦的な本格派から、イメージを重視したデザイン性溢れるもの、はたまた遊び心の詰まった楽しい作品まで、多岐に渡りました。そんな中から選ばれた珠玉の作品たちを、主催のトミーテックから贈られたコメントとともにご覧ください!
こんなデザインのV22があったらカッコイイ!
“V-22 オスプレイ”デザインコンテスト
主催:株式会社トミーテック 協力:電撃ホビーマガジン・月刊Jウイング
「技MIX製品1/144スケール航空機シリーズ“V-22 オスプレイ”のオリジナル塗装デザイン」が、8月1日~8月31日の期間で募集されました。受賞作には、応募イラストを用いたV-22特製モデルや技MIX製品などが贈られます。
■ 最優秀賞
正賞:応募のデザイン案を施した技MIX“特製オスプレイ”モデル
副賞:3万円相当の技MIX製品
▲「星空迷彩 アルテミス」ボンブラックさん
ボンブラックさんの案は、他に類するもののない独創的なデザイン案であったことと、「実機にありそうな」という観点を離れ、このデザインを施されたオスプレイを立体物として見てみたい! という気持ちにさせられましたので、選ばせていただきました。賞品の「特製オスプレイ」モデルをこのデザインで塗装して仕上げるのは相当難易度が高いですが、逆にモデラーさんの闘志に火をつけたようで、「デザインに負けないようにがんばります!」とおっしゃっていました。ご期待ください!
■電撃ホビーマガジン賞
賞品:電撃ホビーマガジン6ヶ月分
▲「V‐22ミサゴ丸」ヤッコ凧さん
電ホビ編集部では、鶚(みさご・英語名:osprey)をモチーフに、大漁旗をイメージした大和魂を感じさせる、ヤッコ凧さんの「V-22 ミサゴ丸」を選ばせていただきました! 鮮やかな配色ながら、機体のフォルムにまとまっており、こんなお祭り仕様のオスプレイを一度見てみたいと思わせる良いデザインでした。
■Jウイング賞
賞品:月刊Jウイング6ヶ月分
▲「スイカ風」ハンナさん
Jウイング賞には、ハンナさんの遊び心溢れるデザインながらインパクトのある「スイカ風」のオスプレイが選ばれました。
■特別賞 「洋上迷彩のV-22」
正賞:製品化デザイン案として採用
副賞:1万円相当の技MIX製品
▲「航空自衛隊洋上迷彩仕様(仮)」K.Vさん
▲「MV-22J 松島救難隊仕様復興応援マーキング」SIROGANEさん
今回オスプレイの空自洋上迷彩仕様は多数のデザイン案をいただきましたが、K.Vさんのは垂直尾翼上端にインシグニアオレンジのワンポイントを差したセンスが、SIROGANEさんのは復興応援マーキングとして描かれた「絆」の文字が心情的に、それぞれにポイントが高かったので、両案を選ばせていただきました。
■特別賞 「政府専用機のV-22」
正賞:製品化デザイン案として採用
副賞:1万円相当の技MIX製品
▲「海上自衛隊向け、要人輸送仕様オスプレイ」Cygnusさん
▲「政府専用機、特別輸送機(近隣諸国及び国内)」ELEVATIONさん
オスプレイのVTOL能力を生かした要人輸送用の政府専用機という着眼でのデザイン案が、似て非なるものではありましたが近いものが重なってしまいました。ELEVATIONさんのは順当に空自所属で松島基地配備機というあってほしい機体ですが、Cygnusさんの海自特別輸送航空隊厚木基地所属という設定も捨てがたく、両方を選ばせていただきました。
■特別賞 「陸自迷彩のV-22」
正賞:製品化デザイン案として採用
副賞:1万円相当の技MIX製品
▲「仮想陸自仕様V-22」蜂巣さん
▲「V-22 陸自仕様」FKDさん
陸上自衛隊への採用はすでにアナウンスされていますので、来るべくしてきたデザインではありますが、まだデザイン案は発表されていませんので、実機がどうなるか興味深いところです。今回は集まった陸自想定のデザイン案の中から、実際にありそうなものを選ばせていただきました。蜂巣さんのは部隊は不明ですが、陸自記念塗装にありそうなシャークマウスと電光を描いたところが、FKDさんのはプロペララインなど陸自機のセオリーを押さえていたのがポイントでした。
■選考を終えて
特別賞のものについては、有識者の方にも意見を伺いつつ、もし実際に配備されたらという考察も含め、それぞれのデザイン案の良さを生かせるような商品仕様としてまとめさせていただこうと考えておりますので、お楽しみに!
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(C)TOMYTEC