実物大ユニコーンガンダム立像とガンプラ新施設が2017年秋に登場!ありがとう実物大ガンダム立像!

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

2009年7月の潮風公園を皮切りに、ダイバーシティ東京 プラザでは2012年4月から、長きにわたりファン(と、ガンダムを知らない人々も)を楽しませてくれた「実物大ガンダム立像」が、3月5日、ついにクロージングセレモニーを迎えました。

 

IMG_0536

▲最終日とあって、大勢のファンが実物大ガンダム立像を囲んでいました。

 

IMG_0586

▲日も暮れ、クロージングセレモニーが近づきます。

 

 

セレモニーでは、実物大ガンダム立像のこれまでの歩みがダイバーシティ東京 プラザの壁面に映し出され、各関係団体の代表者が挨拶を行ないました。

 

IMG_0867▲登壇した各関係団体の代表者と、総監督の富野由悠季氏。左から、ダイバーシティ東京 プラザ オペレーションセンター所長 上野山勉氏、TOKYO ガンダムプロジェクト 2016 実行委員会 会長 東京港埠頭株式会社 常務取締役 前田敏宣氏、株式会社バンダイナムコホールディングス 代表取締役社長 田口三昭氏、富野由悠季総監督、株式会社サンライズ 代表取締役社長 宮河恭夫氏、株式会社創通 代表取締役副社長 出原隆史氏。

 

 

ここで、会場から「おおお!」と大きな歓声が上がったのが、宮河氏によるスピーチ。2017年秋に、「実物大ユニコーンガンダム立像」が展示されることが発表されたのです。

 

UC_day

▲実物大ユニコーンガンダム立像のイメージ。秋が待ち遠しいですね!

 

さらに、「ガンダムフロント東京」閉館後、2017年夏には、バンダイによる新たな施設「THE GUNDAM BASE TOKYO(ガンダムベース東京)」のオープンが決定! こちらは国内最大規模のガンプラ総合施設となるそうで、ガンプラファンは大注目です。なお、入場料は無料とのこと。

 

GBT_entrance GBTImage▲「THE GUNDAM BASE TOKYO(ガンダムベース東京)」は、国内初のガンプラを主体とした複合施設。資料によれば、「1980年発売に発売した最初のガンプラから最新のガンプラまで約2,000種類をそろえ」ているとのこと。「つくろうガンプラ!」をテーマとした、ガンプラのさまざまな情報や魅力を世界に発信していくとのことで、これはもう、新たなるガンプラの聖地となること間違いナシです。

 

 

 

GBTTHE GUNDAM BASE TOKYOのホームページ。フロアガイドには、ショップゾーンのほか、ワークスペースや、静岡のバンダイホビーセンターブース、イベント実施のためのプロモーションスペース、そしてこれまで発売されたガンプラの一挙展示コーナーなどが紹介されています。

 

 

なお、実物大ガンダム立像のその後も気になるところ。これに関しては、実物大ガンダムを動かして一般公開するという壮大な目標を掲げた「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」にて、進化した形で目にすることができるとのこと。こちらは技術的な研究にも関係しているので、また違った楽しみが味わえそうです。

 

数々の驚きの発表が終わると、会場は雰囲気が一転。『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』音楽担当 横山克氏編曲によるピアノ三重奏によるスペシャルメドレーが始まりました。

 

IMG_0797 IMG_0775▲演奏のようす。左から、ピアノ:伊賀拓郎氏、バイオリン:高橋和葉氏、チェロ:古川淑恵氏。曲目は、『哀 戦士』、『めぐりあい』、『翔べ!ガンダム』の3曲。壁面映像では名場面が流れ、ライティングも次々に変化する幻想的な演出となっていました。

 

 

 

演奏が終わると、ついに総監督 富野由悠季氏が登壇! 総監督の発言内容をご紹介します。

 


 

IMG_0923

▲富野由悠季総監督。

 

 

ただいまご紹介いただきました富野です。今日はこのお寒い中、おいでいただきまして本当にありがとうございます。今日この1/1実寸大ガンダム立像の、クロージングの会の予定ではありますが、もちろん皆さんご存じの通り、このあと予定もございます。そういう意味で、最後の挨拶ではありません。

 

IMG_0849

 

一アニメ作品からできたキャラクター、つまりこういう姿のものが、実寸大の形でこういう場所に立たせていただいて、なおかつ皆さんのような方にいらしていただくことによって、この7、8年というか、5年というか3年というか……時間関係なくですが、実を言うと10年近い中で、皆さん方が作ってくださったこの会場の“雰囲気”、“場”というものを持っていただけるものが、“ガンダム”というものを、こういう形にさせてくれたのではないかと思っております。

 

「一企業が1/1の立像を作ったから」というだけのことではない、という意味を、本当にしみじみと感じさせていただきました。そういう意味では、一アニメ作品のキャラクターでしかなかったものなのですが、やはり、ものを作るというのは、こういうようなものなのだ……つまり、皆さんの力をいただいて、また次の新しいものが作れるのではないか、ということを思わせていただきました。

 

先ほどご紹介にありましたように、次のガンダムも立ち上がります。そして、さらにまた次のガンダムも、立ち上がるらしいです。そういう姿を見せてもらうことによって、次の若い世代が「じゃあぼくたち/私たちがこういうものを作っていきたい」とか、「こういう未来があるのかもしれない」と、思ってもらえるのではないか? と思っています。

 

逆に、そういうものを提供することができた年寄りとしては、とても嬉しいと思うし、これ以後です! 今、ここにいらっしゃるお若い方達に、次の、もっと素晴らしいこういうものを作っていただけたら、とても嬉しいと思います。

 

ほんとうに今日はお寒い中、こうやってご参集いただきましてありがとうございます。今後とも皆さん方の力がなければ、こういうものは作れません。これ以後のご声援、よろしくおねがいいたします。どうもありがとうございました。

 


 

富野総監督の、ファンと次世代に向けた熱いメッセージにて、イベントは終了。なお、ガンダムフロント東京では、「ガンダム立像・ガンダムフロント東京~LAST SHOOTING(ラストシューティング)キャンペーン~」を4月5日まで開催! ここでしか手に入らないグッズや体験など、限定ガンプラや限定グッズが続々と発表されるほか、実物大ガンダム立像の歴史を振り返る「実物大ガンダム立像メモリアル展」が開催されます。また、Webサイト「ワンダースクール」では、ガンダムフロント東京特集も公開されていますので、併せてチェックしてください。

 

ともあれ、ほんとうにありがとう実物大ガンダム立像! ガンダムを愛するすべてのファンに、忘れられない思い出を刻んでくれたことと思います!

 

 

DATA

THE GUNDAM BASE TOKYO(ガンダムベース東京)

  • オープン時期:2017年夏予定
  • 場所:ダイバーシティ東京 プラザ7階
  • 営業時間:10時~21時予定
  • 施設面積:約600坪
  • 施設運営:株式会社バンダイ
  • 入場料:無料

 

 

関連記事

 

関連情報

 

(c)創通・サンライズ

上に戻る