『超時空世紀オーガス』34年の時間と空間を超え、最高のSPECで登場の「オーガスII 一般兵士仕様」を最速レビュー!!
2017年5月27日(土)開催の「メガホビEXPO2017 Spring」でも展示された「ヴァリアブルアクション Hi-SPEC オーガスII(一般兵士仕様)」。6月8日(木)より予約開始となるファン待望の本アイテムを、アニメーション研究家・五十嵐浩司氏による最速レビューでご紹介!!
オーガス一般兵士仕様……その言葉には感慨があります。
サファリブラウンのボディが特徴の一般兵士仕様は、オーガス初のバリエーション機として登場しました。初めて映像に登場したのはテレビシリーズ前半の第15話で、第23話からグリーンのオルソンスペシャルも加わり、3機種が出揃うことになりました。当時、一視聴者だったわたしは、タカトクトイスから1/40オーガス一般兵士仕様が出るのを待ち構えておりましたが、結局4段可変モデルの完成品は未発売となります。初のリメイクトイとなった、2007年発売のパームアクション(発売/メガハウス)でも一般兵士仕様は出ていません。
だからこそ、ヴァリアブルアクション Hi-SPECのオーガス一般兵士仕様には「よくぞ商品化してくれた!」という感慨があります。この商品化には、34年目の発売という事実以外にも重要なポイントがありました。ヴァリアブルアクション Hi-SPECで商品化されることは、「立体として徹底的に再検証が行われた」ことを意味するからです。
放送当時の最も大きなサイズの4段可変モデルは、イマイのプラモデルです。しかし、頭部が設定と異なっており、顔と後頭部カバーと一体化していました。それゆえ、設定により近い形状を再現することも再検証すべきテーマのひとつだったのです。
ヴァリアブルアクション Hi-SPECのオーガス一般兵士仕様は、頭部と脚部の外側側面パーツを新たに造形しています。その際に形状に対する検証も行われ、特に頭部は多数のパーツを用いて設定通りの形状となり、顔と後頭部カバーは別パーツとなりました。また、クリアーパーツも計4個用いられており、一般兵士仕様の頭部を立体として構築することに成功しています。さらに、手首パーツはオーガスシリーズ初の可動指を採用して、親指以外の4本が動かせるようになりました。もちろんオリジナルデザインを手掛けた、宮武一貴さんの監修も行われており、カラーリングは宮武さん指定のサファリブラウンを採用しています。
さらに! 本アイテムの付属品として、「大尉」のフィギュアが同梱されます。ミニサイズながら、首や腕、足の付根が動き、銃も付属します。ロボットなのに、やたらと人間臭かった大尉。『オーガス』最終回における、男泣き名場面を思い出すのも一興ではないでしょうか。
さて、放送から34年。ついに約1/40のオーガス一般兵士仕様が出るだけで嬉しいのに、形状もカラーリングも決定版。可動部分もシリーズNo.1!! そして大尉まで付いてくる……。これぞヴァリアブルアクションHi-SPECオーガスシリーズ・大クライマックス編です!! 1/40で完成品が揃うのはこれが初となる一般兵士仕様は、最後の発売だけあって商品スペックは最も高くなっています。
「ヴァリアブルアクション Hi-SPEC オーガスII(一般兵士仕様)」は2017年6月8日(木)より予約受付開始となりますので、お買い逃しなく!!
DATA
ヴァリアブルアクション Hi-SPEC 超時空世紀オーガス オーガスII 一般兵士仕様
- 彩色済み可動フィギュア
- 約1/40スケール
- 全高:約21センチ
- 発売元:メガハウス
- 価格:35,000円(税別)
- 2017年9月発売予定
※2017年6月8日(木)より予約受付開始となります。
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