【機動戦士Zガンダム外伝 審判のメイス】キリマンジャロ攻防戦でヨーンが駆ったモビルスーツ「ワグテイルⅡex」を紹介!

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『月刊コミック電撃大王』で好評連載中のコミック、『機動戦士Zガンダム外伝 審判のメイス』。本日発売の電撃大王2017年7月号には、キリマンジャロ攻防戦でのヨーンとアイリスの出会いを描く第6話が掲載されています。

 

ph01キリマンジャロ攻防戦に参戦したワグテイルⅡex。アイリスのザク・キャノンと戦闘を繰り広げますが、サイコ・ガンダムの攻撃で両機とも大破してしまいます……。

 

このキリマンジャロ攻防戦で、ヨーンが搭乗していたモビルスーツ(以下、MS)がMSK-003 ワグテイルⅡexです。今回はこのワグテイルⅡexについて、ワグテイルなどの系列機も含めて徹底解説していきます!!

 

 

ワグテイルシリーズとは――?

ワグテイルシリーズの原型となった機体は、宇宙世紀0085年ごろから反地球連邦組織、ケラウノスで運用されていたRGM-79C ジム改(ケラウノス所属機)です。本機はジム改[ワグテイル]をはじめ、ワグテイルⅡ、ワグテイルⅡexへと改修が行われるたびに様々なテストパーツなどが組み込まれていきました。その結果、ワグテイルシリーズは高い性能を獲得するに至ったのです。

 

■RGM-79C ジム改(ケラウノス所属機)

ph02ジム改をベースに不足しているパーツを、ジム・コマンドなどのジム系MSの資材で補い建造した機体。スペックなどは通常のジム改とほぼ同様で、ケラウノス所属のパイロット、ヴァン・アシリアイノが使用しました。

 

■RGM-79C ジム改[ワグテイル]

ph03中破したジム改(ケラウノス所属機)を改修した機体。修復にあたっては、アナハイム・エレクトロニクス社などから提供された試作パーツを使用しています。特に新型推進器の搭載によって高い機動力を有していますが、本体とのバランスが取れておらず、操作性に問題がある機体となっています。

 

■MSK-003 ワグテイルⅡ

ph04ジム改[ワグテイル]に、RGM-79N ジム・カスタムのパーツやワンオフの試作品などを用いて改修した機体です。原型機以上にトリッキーな動きが可能ですが、乗りこなすにはパイロットに高い耐G特性を要求しました。なお、改修によってベース機からシルエットが大きく変化したことから、改めてカラバ系の形式番号が与えられました。
ヴァン・アシリアイノは本機を駆り、グリプス戦役で華々しい戦果をあげました。

 

■MSK-003 ワグテイルⅡex

ph05ワグテイルⅡは、とある経緯を辿ってカラバのヨーン・ユルヤナへと引き渡されます。テストパーツばかりで構成された ワグテイルⅡは修理パーツ不足に悩まされており、キリマンジャロ攻略戦でヨーンが搭乗した際は、頭部はジム改[ワグテイル]時と同様のものに、腕部はジムⅡのものに変更されていました。バックパックはガンダムMk-ⅡやジムⅢと同型のものです。高い機動力は健在で、各部のスラスターを連動させた際の動きは従来のワグテイルⅡに匹敵します。

 

今回のワグテイルシリーズのように、同系列のMSの中でも複雑な系統が設定されている点もガンダムシリーズの魅力です。『機動戦士Zガンダム外伝 審判のメイス』でも、登場する機体の系統を掘り下げていく予定なので、本編と合わせてお楽しみください。

 

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