「プラレール」と伝統工芸が美しく融合!職人魂が宿る“アート プラレール”を東京おもちゃショー2017でチェック!
タカラトミーは、日本ならではの職人魂や繊細さを表現するものとして、鉄道玩具「プラレール」と日本の伝統工芸職人の技を融合させた「伝統工芸×プラレール」を制作しました。
「プラレール」と日本の伝統工芸職人の技と美がタッグ!
今回のプロジェクトの作品コンセプトは夏の風物詩「花火」。「江戸切子」「箱根寄木細工」「京都竹工芸」「漆塗り」の伝統工芸職人4名がそれぞれの解釈で「花火」を表現し、精巧秀逸な4作品(各3両編成×12車両)が誕生しました。「箱根寄木細工」「京都竹工芸」「漆塗り」は、「プラレール」同様に青いレールの上を電動走行することも可能です。
制作された4作品のうち、「漆塗り」を除く3作品が「東京おもちゃショー2017」タカラトミーブース内(東京ビッグサイト 東1-1)にて、2017年6月1日(木)~4日(日)の期間中、展示されることが決定! イベントに行かれる方は、その繊細な仕上がりをご自分の目でご確認ください!!
※「東京おもちゃショー2017」の最初の2日間は、ビジネス関係者向けの「商談見本市」となります。
※「東京おもちゃショー」以降の展示および、「漆塗り」作品の展示の詳細は、決まり次第タカラトミーHPなどで公開予定です。
※作品が販売される予定はありません。
「伝統工芸×プラレール」江戸切子
●職人:高野秀徳(Hidenori Takano)氏
●作品についてのコメント:「花火」というテーマから、自分は「夜空」を連想しました。そして車体の青い色から、夜行列車「ブルートレイン」を連想しました。側面には、列車が駆け抜ける山々と、夜空に輝く星を、天面には、夜空に煌めく天の川をイメージしてそこに江戸切子の代表的な紋様の麻の葉、六角篭目、八角篭目を組合せました。
- 本体寸法:全高52×全幅370mm/3車両
- 本体重量:564g/3車両
「伝統工芸×プラレール」箱根寄木細工
●職人:石川裕貴(Yuuki Ishikawa)氏
●作品についてのコメント:「花火」というテーマから、花火という鮮やかな色彩のイメージから寄木の柄の色をカラフルにし模様も花火が上がった時の花開く感じを表現しました。
- 本体寸法:全高53×全幅390mm/3車両
- 本体重量:246g/3車両
「伝統工芸×プラレール」京都竹工芸
●職人:小倉智恵美(Chiemi Ogura)氏
●作品についてのコメント:カラフルな打ち上げ花火をイメージし、3車両それぞれを「雪」「月」「花」に見立てた日本人の自然や美意識を滲ませ、菊模様を有する3種の編みで交色構成。車両の前後部分はござ目編み技法を採用しています。
- 本体寸法:全高53×全幅385mm/3車両
- 本体重量:235g/3車両
作品誕生の背景
「伝統工芸×プラレール」は、日本人の生活様式と深く関わりながら継承されてきた伝統工芸と、58年間日本の遊びの文化を切り開き続けてきた「プラレール」の融合により「日本のものづくりの魅力を再発見してもらえるものを形にしたい」という相互の思いが重なり誕生した作品。3両編成の車両という「プラレール」の規格の中で、それぞれの伝統工芸のもつ技術、匠の技、季節、素材、色、模様、形状が集約され表現されています。タカラトミーでは、日本発の高い技術力とコンテンツ力を融合させ、新しいものづくりの魅力を発信していきたいとしています。
職人プロフィール
●職人:高野秀徳氏/『伝統工芸×プラレール』江戸切子
1968年東京都足立区生まれ。伝統工芸士瀧澤利夫氏に指示1996年高野硝子工芸を開業。第44回、45回伝統工芸新作入選。伊丹国際クラフト展「酒器・酒杯台」入選。第20回伝統工芸諸工芸部会入選。第23回江戸切子新作展にて「波浪」が経済産業省製造産業局長受賞。2014年 日本の伝統工芸士(江戸切子)認定。
●職人:石川裕貴氏/『伝統工芸×プラレール』箱根寄木細工
1983年神奈川県小田原市生まれ。2004年 寄木細工製造販売 (有)浜松屋入社。2008年 全国木のクラフトコンペ入賞。2010年 全国木のクラフトコンペ金賞受賞。
●職人:小倉智恵美氏/『伝統工芸×プラレール』京都竹工芸
1982年神奈川県生まれ。京都伝統工芸専門学校(現・大学校)竹工芸専攻卒業。同級生と共に京都市中京区にて工房を始める。西光寺(葛飾区)はじめ6寺院の華籠制作や恵美須神社(京都市)の運び籠制作などを経て2011年下京区の町家に工房を移し独立。未来の途中-美術・工芸・デザインの新鋭12人展、Japan Expo Paris WABI SABIパビリオン招待など数多くの出展実績。
●「プラレール」とは
「プラレール」は、昭和30年代に日本の家庭で一般的だったちゃぶ台に合わせて設計された青いレールが特徴。レールの上を走る車両は鉄道社会の発展とともに時代を反映しバリエーションを増やしてきました。1959年に「プラレール」の原型である「プラスチック汽車・レールセット」が発売されてから半世紀以上、身近な“鉄道”をテーマに、子どもたちが社会を学び、創造力を育む玩具として愛されています。レールを自由につなげて線路をレイアウトし、3両編成の列車を走らせることが基本の遊び方です。発売当時から現在まで、レールの規格は統一されており、現在では親子3世代にわたって親しまれています。日本国内ではこれまでに、累計約1,370種類、1億6,000万個以上が販売されています(2017年3月末現在)。
●「東京おもちゃショー2017」について
日本玩具協会が主催する、国内最大規模の玩具の展示会。会期は2017年6月1日(木)~4日(日)の4日間です。最初の2日間は、ビジネス関係者向けの「商談見本市」、後半の2日間はお子さん・ファミリーなど一般の方が入場可能な「一般公開」となっています。詳しくは、下記関連記事の公式サイトをご覧ください。
関連情報
- 『伝統工芸×プラレール』特設サイト
- タカラトミー公式
- 東京おもちゃショー2017 INTERNATIONAL TOKYO TOY SHOW
- プラレール プラレールをはじめよう! レールベーシックセット
- プラレール のぼりおりを楽しもう! 坂レールセット
- プラレール N700A新幹線ベーシックセット
(c) TOMY 「プラレール」は株式会社タカラトミーの登録商標です。
1,650円
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